
【2025】Shopifyで商品の閲覧履歴を表示できるアプリ9選を紹介!
目次
- Shopify で商品の閲覧履歴を表示できるアプリ 9 選を紹介!
- 閲覧履歴とは
- 閲覧履歴を導入するメリット
- 閲覧履歴を導入するデメリット
- 閲覧履歴機能の導入の方法
- 閲覧履歴アプリの選び方
- シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品
- Ultimate Recently Viewed
- MLV Recently Viewed Products
- Oc Recently Viewed Product
- Recently Viewed ‑ Pasilobus
- 簡単な表示: 製品スライダー、カルーセル、アップセル、クロス
- Wiser ‑ アップセルとクロスセル
- JustViewed ‑ Recently Products
- Recommended Product – Salesup
- 閲覧履歴アプリの比較
Shopify で商品の閲覧履歴を表示できるアプリ 9 選を紹介!
Shopify ストアを運営している皆様、「お客様が一度は見たけれど、購入せずに離脱してしまった商品」をもう一度アピールしたいと思ったことはありませんか?お客様の関心を再燃させ、購入のあと一押しを促す強力な機能、それが「商品の閲覧履歴表示」です。
今回は、Shopify ストアにこの「閲覧履歴」機能を簡単に追加できるおすすめのアプリを 9 個、厳選してご紹介します。アプリの選び方から、それぞれの特徴、料金プランまで徹底的に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
閲覧履歴とは
「閲覧履歴」機能とは、オンラインストアを訪れたお客様が過去に閲覧した商品の履歴を、サイト上の目立つ場所(トップページ、商品ページ、カートページなど)に一覧で表示する機能のことです。
お客様は「さっき見ていた、あの商品はどこだっけ?」と探し回る手間が省け、興味を持った商品にすぐに再アクセスできます。これにより、顧客体験を向上させ、サイト内の回遊性を高めることが可能です。特に、アパレルや雑貨、コスメなど、多くの商品を比較検討する傾向にあるストアにとって、この「Shopify 閲覧履歴」機能は、売上アップに直結する非常に重要なマーケティングツールと言えるでしょう。
閲覧履歴を導入するメリット
閲覧履歴機能の導入は、ストアに多くのメリットをもたらします。
1. CVR(コンバージョン率)の向上
一度は興味を持った商品を再度提示することで、お客様の「欲しい」という気持ちを再燃させ、購入を後押しします。迷っているお客様の背中を押す最後の一手となり、コンバージョン率の向上が期待できます。
2. サイト回遊性の向上と離脱率の低下
閲覧履歴があることで、お客様は興味のある商品間をスムーズに行き来できます。気になる商品を一覧で見比べることができるため、サイト内での滞在時間が長くなり、結果として離脱率の低下につながります。
3. 顧客体験(CX)の向上
「あの商品、もう一度見たいな」と思ったときに、すぐに見つけられるのはお客様にとって非常に快適な体験です。パーソナライズされたナビゲーションを提供することで、顧客満足度を高め、リピート訪問を促進します。
4. アップセル・クロスセルの機会創出
閲覧履歴は、お客様の好みを把握するための貴重なデータです。この情報を元に、関連商品やより高価格帯の商品をおすすめすることで、アップセルやクロスセルの機会を創出し、平均注文額(AOV)の増加に貢献します。
閲覧履歴を導入するデメリット
多くのメリットがある一方で、導入にはいくつかの注意点も存在します。
1. サイト表示速度への影響
アプリによっては、ページの読み込み速度にわずかながら影響を与える可能性があります。サイトのパフォーマンスが著しく低下しないか、導入前に確認することが重要です。軽量に設計されたアプリを選ぶと良いでしょう。
2. デザインの統一感
閲覧履歴ウィジェットのデザインがストア全体のテーマと合っていないと、後付け感が出てしまい、ブランドイメージを損なう可能性があります。カスタマイズ性が高く、ストアのデザインに馴染むアプリを選ぶことが大切です。
3. コストの発生
高機能なアプリの多くは月額制の有料プランです。自社のストア規模や必要な機能を見極め、費用対効果を十分に検討してから導入しましょう。無料プランや無料体験期間があるアプリから試してみるのがおすすめです。
4. プライバシーへの配慮
閲覧履歴は個人情報に準ずるデータです。クッキーの使用などについて、プライバシーポリシーに明記し、透明性を確保することが求められます。
閲覧履歴機能の導入の方法
Shopify で閲覧履歴機能を導入するには、主に 2 つの方法があります。一つはテーマの Liquid コードを直接編集する方法、もう一つは専用の Shopify アプリを利用する方法です。
コード編集は、ストアデザインに完全に一致した独自の表示が可能ですが、HTML や CSS、JavaScript といった専門知識が不可欠です。少しの間違いがサイト全体のレイアウト崩れや機能不全を引き起こすリスクもあり、初心者にはハードルが高いと言わざるを得ません。
一方で、Shopify アプリストアで提供されている閲覧履歴アプリを利用すれば、専門知識がなくても、数クリックで簡単に機能を導入できます。デザインのカスタマイズや表示設定も管理画面から直感的に行えるため、時間と手間を大幅に削減できます。
結論として、ほとんどのストアオーナーにとっては、安全かつ手軽に導入できる「閲覧履歴アプリ」を利用するのが最も現実的で効果的な選択です。
閲覧履歴アプリの選び方
数ある閲覧履歴アプリの中から、自社に最適なものを選ぶためのポイントを 5 つご紹介します。
1. デザインのカスタマイズ性
ウィジェットの色、サイズ、フォント、表示形式などを、ストアのブランドイメージに合わせて柔軟にカスタマイズできるかを確認しましょう。ノーコードで簡単に変更できるアプリが理想的です。
2. 表示場所の柔軟性
トップページ、商品ページ、コレクションページ、カートページなど、戦略的に最も効果的な場所に閲覧履歴を表示できるかどうかも重要な選定基準です。
3. 機能の豊富さ
表示する商品数の上限、表示するロジック(単純な履歴か、AI による最適化か)、スライダー形式の対応、他デバイス間での履歴共有(クロスデバイス)機能など、求める機能が備わっているかチェックしましょう。
4. 料金プランとサポート体制
月額料金はストアの予算に見合っていますか?無料プランや無料体験期間で機能を十分に試せるかも確認しましょう。また、問題が発生した際に迅速に対応してくれる日本語サポートの有無も、安心して運用するためには大切なポイントです。
5. 他機能との連携
単なる閲覧履歴だけでなく、アップセルやクロスセル、商品レビューといった他の販促機能と連携できるアプリもあります。ストア全体のマーケティングを強化したい場合は、こうした多機能アプリも視野に入れると良いでしょう。
シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品 |
価格設定 | 月額$2.89 (7 日間の無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / 日本語対応 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | 株式会社 UnReact |
言語 | 英語 および 日本語 |
カテゴリー | 商品コンテンツ |
主な機能 | ストアのあらゆるページに閲覧履歴を表示 / ノーコードで見た目をカスタマイズ / 1 クリックでテーマに追加 |
筆者コメント
まず注目すべきは、日本の開発会社による完全日本語対応のアプリである点です。管理画面からサポートまで日本語で完結するため、英語が苦手な方でも安心して導入・運用できます。月額$2.89 という非常にリーズナブルな価格設定も、個人や小規模ストアにとっては大きな魅力でしょう。機能は「シンプル」という名の通り、閲覧履歴の表示に特化しており、複雑な設定は一切不要。ノーコードで表示件数やレイアウトを簡単にカスタマイズでき、1 クリックでテーマに追加できる手軽さは、忙しいストアオーナーの強力な味方になります。アパレルや雑貨など、お客様が複数の商品を比較しながら買い物を楽しむようなストアでは、この「最近見た商品」セクションがあるだけで回遊性が格段に上がり、売上向上に直結するはずです。まだリリースされたばかりでレビューはありませんが、そのシンプルさと低価格、そして何より日本語の安心感は、閲覧履歴アプリ導入の最初の選択肢として非常に有力だと感じました。無料体験でその手軽さをぜひ体感してみてください。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Basic Plan | $2.89/月 <br> 7 日間の無料体験 |
無料期間もあるので、ぜひインストールしてみてください。
Ultimate Recently Viewed
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Ultimate Recently Viewed |
価格設定 | 無料プランあり (5 日間の無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / 1 クリックインストール |
評価 | 4.3 (12 レビュー) |
開発者 | Ultimate Apps |
言語 | 英語 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル, 商品ディスプレイ - その他 |
主な機能 | テーマのスタイルを自動で継承 / ノーコードで管理 / 多通貨・多言語設定に対応 |
筆者コメント
「Ultimate Recently Viewed」の最大の強みは、インストールするだけでテーマのデザイン(スタイルや設定)を自動的に引き継いでくれる点です。これにより、閲覧履歴セクションがまるで元からテーマに組み込まれていたかのように自然に溶け込みます。デザインの統一感を重視するストアオーナーにとって、この「自動マッチング機能」は非常に価値が高いでしょう。設定もテーマエディタから直感的に行えるため、コーディングの知識は一切不要です。無料プランが用意されているため、コストをかけずに閲覧履歴機能の有効性を試せるのも嬉しいポイント。有料プランにアップグレードすれば、より詳細なカスタマイズも可能になります。ただし、管理画面やサポートは英語のみとなるため、その点だけ注意が必要です。手軽に、かつデザイン性を損なうことなく閲覧履歴を導入したい、そんなニーズに完璧に応えてくれるアプリです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Other Stores | 無料 (Shopify Staff/Partner ストア向け) |
Ultimate plan | $4.99/月 <br> カスタマイズ可能なレスポンシブデザイン / 多通貨・多言語サポート / 24/7 メールサポート / 5 日間の無料体験 |
MLV Recently Viewed Products
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | MLV Recently Viewed Products |
価格設定 | 月額$9.95 (15 日間の無料体験あり) |
ハイライト | Dawn テーマに対応 / 表示ページ・位置を細かく設定可能 |
評価 | 4.6 (16 レビュー) |
開発者 | MLVeda |
言語 | 英語 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル |
主な機能 | 表示ページの選択 / 表示位置の設定 / 最大 10 商品まで表示 / ウィジェットのタイトルをカスタマイズ |
筆者コメント
このアプリは「どこに、どのように表示するか」を細かくコントロールしたい上級者向けの選択肢と言えるでしょう。ホーム、コレクション、商品、カートなど、表示させたいページを自由に選べるだけでなく、ページ内のどの位置にウィジェットを配置するかまで設定可能です。例えば、「商品ページでは関連商品の下に」「カートページでは注文概要の上に」といった戦略的な配置ができます。これにより、お客様の購買意欲が最も高まる瞬間に、的確なリマインドを行うことができます。最大 10 商品まで表示できるため、品数が多い大規模なストアでも十分に活用できるでしょう。料金は他のシンプルなアプリと比較するとやや高めですが、その分、詳細な設定が可能で、マーケティング施策の自由度が格段に上がります。15 日間という長めの無料体験期間があるので、じっくりと機能を試しながら、自社ストアに最適な表示方法を探求してみてはいかがでしょうか。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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PRO | $9.95/月 <br> 15 日間の無料体験 |
Oc Recently Viewed Product
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Oc Recently Viewed Product |
価格設定 | 月額$0.99 (5 日間の無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / デバイスごとの表示数管理 |
評価 | 3.0 (2 レビュー) |
開発者 | ocean |
言語 | 英語 |
カテゴリー | 商品コンテンツ |
主な機能 | ウィジェットの外観管理 / モバイル、タブレット、デスクトップでの表示商品数を管理 / ウィジェット見出しの翻訳管理 |
筆者コメント
月額$0.99 という驚異的な低価格が、このアプリの最大の特徴です。閲覧履歴機能は欲しいけれど、できる限りコストを抑えたいというストアオーナーにとって、これ以上ない選択肢かもしれません。低価格ながら、PC・タブレット・スマートフォンといったデバイスごとに表示する商品数を調整できるなど、基本的な機能はしっかりと押さえています。これにより、画面サイズの小さいモバイルでは表示数を減らしてスッキリ見せる、といった最適化が可能です。ウィジェットの見出しも自由に変更できるため、ストアの雰囲気に合わせた言葉を選ぶことができます。評価がまだ発展途上である点や、サポートが英語のみである点は考慮が必要ですが、とにかく安価に基本的な閲覧履歴機能を試してみたいという場合には、非常に魅力的なアプリです。まずは 5 日間の無料体験で、そのコストパフォーマンスの高さを確認してみる価値は十分にあります。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Basic | $0.99/月 <br> 5 日間の無料体験 |
Recently Viewed ‑ Pasilobus
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Recently Viewed ‑ Pasilobus |
価格設定 | 無料プランあり |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / クロスデバイス対応 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | Pasilobus |
言語 | 英語 |
カテゴリー | 検索と絞り込み, 商品ディスプレイ - その他 |
主な機能 | 訪問者ごとの閲覧履歴を自動で記録 / 顧客アカウントへの履歴保存 / デバイスをまたいだ履歴の表示(クロスデバイス) |
筆者コメント
「Recently Viewed ‑ Pasilobus」が他と一線を画すのは、「クロスデバイス対応」です。これは、お客様がアカウントにログインしていれば、職場の PC で見た商品の履歴を、帰宅後にスマートフォンで引き継いで見ることができる、という画期的な機能です。高価格帯の商品など、お客様が時間をかけて様々なデバイスで情報を収集・比較するような商材を扱っているストアにとって、この機能は顧客体験を劇的に向上させます。お客様は検討の途中で興味を失うことなく、スムーズに購買プロセスを続けることができます。無料プランでも、直近 10 商品の履歴を 7 日間保持し、アカウントに保存する基本機能が使えるのは驚きです。より多くの履歴を、より長く保持したい場合や、リアルタイムでの同期が必要な場合は有料プランへのアップグレードを検討すると良いでしょう。リピート顧客を大切にし、パーソナライズされた体験を提供したいストアに最適なアプリです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Starter | 無料 <br> 顧客ごとに最後の 10 商品を記録 / 7 日間保持 / アカウントに履歴を保存 / クロスデバイス履歴 |
Growth | $9.99/月 <br> 30 商品を記録 / 30 日間保持 など |
Professional | $29.99/月 <br> 50 商品を記録 / 90 日間保持 / リアルタイム同期 など |
Unlimited | $59.99/月 <br> 無制限に記録 / 無期限で保持 / リアルタイム同期 など |
簡単な表示: 製品スライダー、カルーセル、アップセル、クロス
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | 簡単な表示: 製品スライダー、カルーセル、アップセル、クロス |
価格設定 | 無料プランあり (7 日間の無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / 閲覧履歴以外の機能も豊富 |
評価 | 5.0 (33 レビュー) |
開発者 | ShopiDevs |
言語 | 英語 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル, 商品ディスプレイ - その他 |
主な機能 | 閲覧履歴、ベストセラー、関連商品などのスライダー表示 / ルックブック機能 / 商品タブ / セールスカウントダウン |
筆者コメント
このアプリは、単なる閲覧履歴アプリではありません。「ストアのあらゆる商品表示を強化するオールインワンツール」と呼ぶべき多機能性が魅力です。閲覧履歴はもちろんのこと、ベストセラー、新着商品、関連商品、割引商品などを美しいスライダーやグリッド形式で表示できます。さらに、コーディネート全体を提案する「ルックブック」機能や、緊急性を煽るセールスカウントダウンタイマーまで搭載。驚くべきは、無料プランでも「最近見た商品」の表示機能が含まれている点です。もしあなたが閲覧履歴だけでなく、「ついで買い」を促進するクロスセルや、ストア全体のデザイン性を高める商品ディスプレイ機能もまとめて導入したいと考えているなら、このアプリは最高の選択肢となるでしょう。評価 5.0 という圧倒的な支持が、その機能性と信頼性を物語っています。まずは無料プランで、ストアがどれだけ魅力的になるかを体験してみてください。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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無料プラン | 無料 <br> 2 つの製品ショーケース / 1 つのルックブック / 最近見た商品の紹介 など |
基本プラン | $6.99/月 <br> 9 つのショーケース / 3 つのルックブック / ビデオ表示 など |
プロプラン | $13.99/月 <br> 20 のショーケース / 7 つのルックブック / 優先サポート など |
無制限プラン | $29.99/月 <br> 全ての機能が無制限 |
Wiser ‑ アップセルとクロスセル
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Wiser ‑ アップセルとクロスセル |
価格設定 | 無料プランあり (14 日間の無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / AI によるレコメンデーション |
評価 | 4.9 (412 レビュー) |
開発者 | Expert Village Media Technologies |
言語 | 英語、 ドイツ語、 日本語、 他 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル, 商品バンドル |
主な機能 | AI によるパーソナライズされた商品推薦 / よく一緒に購入される商品 / カート内・チェックアウト後のアップセル / 最近チェックした商品 |
筆者コメント
「Wiser」は、AI の力を借りて売上を最大化するための強力なマーケティングオートメーションツールです。このアプリにおける「最近チェックした商品」表示は、数ある機能の一つに過ぎません。その真価は、お客様一人ひとりの行動履歴や購買パターンを AI が分析し、「この人にはこれをおすすめするのが最適」というパーソナライズされた商品を提案してくれる点にあります。「よく一緒に購入される商品」やカート内でのアップセル、さらには購入完了後のアップセル提案まで、あらゆる場面で平均注文額(AOV)を高める仕掛けが満載です。日本語に完全対応している点も、日本のマーチャントにとっては非常に心強いポイント。ストアの注文数に応じた料金体系なので、スモールスタートしやすいのも魅力です。単に閲覧履歴を表示するだけでなく、データを活用して一歩進んだ販促活動を行いたい、そんな野心的なストアオーナーにこそおすすめしたいアプリです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Free | 無料 <br> よく一緒に購入される商品 / 手動でのレコメンド設定 など |
51 - 100 ORDERS | $9/月 <br> 月間注文数 51〜100 件のストア向け。全ての機能が利用可能。 |
101 - 300 ORDERS | $19/月 <br> 月間注文数 101〜300 件のストア向け。 |
301 - 500 ORDERS | $49/月 <br> 月間注文数 301〜500 件のストア向け。 |
JustViewed ‑ Recently Products
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | JustViewed ‑ Recently Products |
価格設定 | 無料プランあり (7 日間の無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / Dawn テーマに対応 / モバイルフレンドリー |
評価 | 4.9 (41 レビュー) |
開発者 | Prezen Apps |
言語 | 英語 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル, 商品ディスプレイ - その他 |
主な機能 | モバイルに最適化された表示 / 「Buy Now/Add to Cart」ボタンのカスタマイズ / ウィジェットのボーダーや背景色をカスタマイズ / スライダー機能 |
筆者コメント
「JustViewed」は、デザインの細部にまでこだわりたいストアオーナー向けのアプリです。ウィジェットの背景色や枠線の色、さらには「カートに入れる」ボタンのデザインまで、ブランドイメージに合わせて細かく調整できるのが大きな特徴です。これにより、後付け感を一切感じさせない、完全にストアに統合された閲覧履歴セクションを作成できます。特にモバイル表示に最適化されている点は、スマートフォンからのアクセスが主流の現代において非常に重要です。無料プランでもテストストアやトライアルプランのストアであれば全機能が使えるため、開発中のストアでじっくり試せるのも親切な設計です。有料プランにアップグレードすれば、多言語翻訳にも対応するため、越境 EC ストアでもそのデザイン性の高さを活かすことができます。ブランドの世界観を何よりも大切にしたいストアにおすすめです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Free | 無料 <br> テストストア&トライアルプランのストア向け |
Basic | $3.99/月 <br> カスタマイズ可能なスライダー / モバイルレスポンシブ / 24/7 メールサポート など |
Advanced | $5.99/月 <br> Basic プランの全機能 + 多言語翻訳サポート |
Recommended Product – Salesup
アプリ情報
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Recommended Product – Salesup |
価格設定 | 無料 |
ハイライト | Dawn テーマに対応 / フッターにバナー形式で表示 |
評価 | 4.5 (67 レビュー) |
開発者 | Autoketing |
言語 | 英語 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル |
主な機能 | フッターに閲覧履歴、トレンド商品、割引商品などをバナーで表示 / バナーデザインのカスタマイズ / クイックビュー機能 |
筆者コメント
このアプリのユニークな点は、閲覧履歴をページの「フッター」にバナー形式で表示することです。メインコンテンツの邪魔をすることなく、サイトの最下部にさりげなくリマインダーを設置できるため、スッキリとしたページデザインを維持したい場合に有効です。閲覧履歴だけでなく、トレンド商品やセール商品などをランダムに表示させることも可能で、お客様に新たな発見を促すきっかけ作りにもなります。クイックビュー機能を使えば、お客様はページを移動することなく商品の詳細情報を確認でき、スムーズな買い物体験を提供できます。そして何より、これらの機能がすべて「無料」で利用できるのが最大の魅力です。表示場所がフッターに限定されるという点はありますが、コストをかけずに顧客の回遊性を高めるためのシンプルな解決策を探しているなら、試してみる価値は間違いなくあります。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Free | 無料 |
閲覧履歴アプリの比較
さて、ここまで 9 つのアプリをご紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷われる方も多いでしょう。そこで、目的別にこれらを比較し、特におすすめのアプリを提案します。
結論から言うと、 初めて閲覧履歴アプリを導入する日本のストアオーナーに最もおすすめなのは「シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品」 です。
理由は、 「完全日本語対応の安心感」「月額$2.89 という圧倒的なコストパフォーマンス」「導入・設定のシンプルさ」 の 3 点に集約されます。海外製アプリにありがちな言語の壁や分かりにくい設定に悩まされることなく、誰でも手軽に、かつ低コストで閲覧履歴機能の恩恵を受けることができます。まずはこのアプリから始めて、閲覧履歴機能の効果を実感するのがベストな選択と言えるでしょう。
もちろん、他のアプリも特定のニーズにおいては非常に優れています。
- デザイン性を重視し、手軽に導入したいなら:テーマのデザインを自動で継承する「Ultimate Recently Viewed」
- AI による高度な販促も同時に行いたいなら:日本語対応の AI レコメンドエンジンを搭載した「Wiser」
- 閲覧履歴以外の多彩な商品陳列もしたいなら:評価 5.0 のオールインワンツール「簡単な表示」
- とにかくコストを抑えたいなら:無料プランが充実している「Recommended Product – Salesup」や「Ultimate Recently Viewed」
- デバイスをまたいだ顧客体験を提供したいなら:クロスデバイス対応の「Recently Viewed ‑ Pasilobus」
ご自身のストアの目的や規模、予算に合わせて、最適なアプリを選んでみてください。
以上、Shopify で商品の閲覧履歴を表示できるアプリ 9 選をご紹介しました。お客様の「あと一歩」を後押しするこの機能を活用し、ストアの売上アップと顧客満足度の向上を実現してください。無料体験ができるアプリも多いので、まずは気軽にインストールしてみることをお勧めします。