Shopify ストアで代引きを設定する方法を徹底解説!
目次
はじめに
皆さんは Shopify ストアで代引きを設定していますか?Shopify ストアで代引きを設定することで顧客の決済手段を広げるだけでなく、満足度の向上とストアの売上アップを目指すことができます。
今回の記事では、Shopify ストアで代引きを設定する方法だけでなく、設定時の注意点も解説していきます。Shopify ストアに代引きを設定していない方は是非、参考にして下さい。
こちらの記事では、配送を設定する方法を解説しています。
Shopify ストアで配送を設定する方法を徹底解説!
代引きとは
代引き(代金引換)は顧客が配達員に直接代金を支払う決済方法です。顧客は商品が到着してから代金を支払うことができるため、安心して商品を購入することができます。以下のグラフはインターネットで購入する際の決済方法(複数回答)を調査したものです。
グラフを見てみると、代金引換を利用している人は 20%弱で、およそ 5 人に 1 人が代金引換を利用していることがわかります。クレジットカードを利用していない顧客を取りこぼさないためにも、積極的に Shopify ストアに代金引換を設定するようにしましょう。
早速、Shopify ストアで代引きを設定する方法を解説していきます。
Shopify ストアで代引きを設定
Shopify ストアで代引きを設定するには、以下の手順が必要です。
・決済方法の追加
・手数料の注意点を明記
・決済設定の確認
まずは、決済方法の追加から見ていきましょう。
決済方法の追加
決済方法の追加をしていきましょう。管理画面「設定」の「決済」から Shopify ストアに代引きを設定することができます。
「決済」ページを開いたら、画面を下にスクロールしましょう。
「手動の決済方法」の項目の「+手動の決済方法」をクリックしましょう。
「手動の決済方法」をクリックすると、「代金引換」が表示されるので選択します。
モーダルが表示されるので、「代金引換を再有効化する」を選択しましょう。
これで、代金引換(Cash on Delivery)を Shopify ストアに導入することができました。
実際に Shopify ストアでチェックアウト画面を見てみると、「代金引換」が選択できるようになっています。
しかし、代金引換の手数料が合計金額に含まれていないことがわかります。Shopify ストアでは顧客の管理画面には代引きの手数料が表示されない仕様となっています。
そのため、「代金引換」選択時に手数料の注意点が明記されるよう設定しましょう。
手数料の注意点を明記
顧客のチェックアウトページに手数料の注意点が明記されるように設定していきます。「代金引換を設定する」のモーダルから「詳細」と「支払いの手順」を入力しましょう。
「詳細」にはチェックアウトページで顧客が代引きを選択した時に表示したい文言を入力しましょう。「支払いの手順」には注文完了後に表示したい文言を入力しましょう。入力が完了したら「代金引換を有効化する」をクリックしましょう。
「詳細」の文言例
代引き手数料は〇〇円です。※配送業者によって異なります。配送業者の規約をご確認下さい。
商品のお受け取り時に、商品代金と代引き手数料を合わせた金額を配達員にお支払い下さい。
「支払いの手順」の文言例
商品のお受け取り時に、商品代金と代引き手数料を合わせた金額を配達員にお支払いください。
配達員へのお支払いの際は、お釣りが出ないようご協力お願いします。
「詳細」と「支払い手順」の入力ができたら、顧客のチェックアウトページに文言が表示されているか確認しましょう。
決済設定の確認
代引きの設定ができたら、決済設定が適切かチェックアウトページで確かめるようにしましょう。「代金引換」の下に設定した文言が表示されています。
注文を確定すると、「支払い手順」で設定した文言が表示されています。
これで、Shopify ストアに代引きの設定ができました。代引きの設定や文言の変更をした場合には、必ず決済設定の確認をするようにしましょう。
主な配送会社の手数料
多くの配送会社が代引きサービスを提供しておりますが、代引きの手数料は配送会社によって異なります。利用する配送会社の手数料を参考にして、ストア内で顧客に知らせるようにしましょう。
ヤマト運輸
ヤマト運輸の手数料は以下の通りとなっています。
代金引換額(税抜) | 代金引換手数料(税込み) |
---|---|
~ 9,999 円 | 330 円 |
~ 29,999 円 | 440 円 |
~ 99,999 円 | 660 円 |
~ 300,000 円 | 1,100 円 |
ヤマト運輸の代引き手数料の詳細はこちら
佐川急便
佐川急便の手数料は以下の通りとなっています。
代金引換額 | 代金引換手数料(税込み) |
---|---|
1 万円以下 | 330 円 |
3 万円以下 | 440 円 |
10 万円以下 | 660 円 |
30 万円以下 | 1,100 円 |
50 万円以下 | 2,200 円 |
60 万円以下 | 6,600 円 |
60 万円超 | 10 万円増すごとに 1,100 円加算 |
佐川急便の代引き手数料の詳細はこちら
日本郵便
日本郵便の手数料は以下の通りとなっています。
代金引換額 | 代金引換手数料(税込み) |
---|---|
30,000 円まで | 330 円 |
100,000 円まで | 550 円 |
200,000 円まで | 880 円 |
300,000 円まで | 990 円 |
500,000 円まで | 1,430 円 ※セキュリティサービス利用が必須 |
日本郵便の代引き手数料の詳細はこちら
代引きを設定するときの注意点
Shopify ストアで代引きを設定する際には以下の 4 つの注意点があります。
- 顧客のチェックアウト画面には代引き手数料が表示されない
Shopify ストアのチェックアウト画面には、代引き手数料が表示されません。そのため、顧客が決済画面で確認した金額と、実際に支払う金額が異なります。後のトラブルを防ぐためにも、代引き手数料が発生することを明記するようにしましょう。
- 配送会社の代引き手数料を確認
代引きの手数料は配送会社によって異なります。配送会社の代引き手数料を確認したうえで、Shopify ストアに代引きを設定するようにしましょう。
- 代引きは日本のみの対応
代引きの決済方法は日本のみの配送となっております。海外への配送には対応できないため、ご注意下さい。
- 返品・交換のポリシーを掲載する
代引きを設定するにあたって、顧客が購入した商品の返品・交換ポリシーを設定するようにしましょう。顧客の不在等で、代引き商品が長く受け取れなかった場合、配送会社によって自動的に返品されてしまう場合があります。そのため、返品・交換のポリシーを掲載して顧客とのトラブルを防ぐようにしましょう。管理画面の「設定」>「ポリシー」の「返品ルール」より設定できます。
まとめ
今回の記事では、Shopify ストアで代引きを設定する方法に加えて、設定時の注意点も解説してきました。Shopify ストアで代引きを設定して顧客の決済手段を広げ、顧客満足度の向上と売上アップを目指すストア運営をしていきましょう。
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