
Shopifyでエンジニアでなくてもお気に入り、予約販売を実装できるアプリ14選を紹介!
目次
- 予約販売・お気に入り機能とは
- 予約販売・お気に入り機能を導入するメリット
- 予約販売・お気に入り機能を導入するデメリット
- 予約販売・お気に入り機能の導入方法
- 予約販売・お気に入りアプリの選び方
- シンプル予約販売|受注販売や在庫切れ商品販売で使える
- シンプル Wishlist |お手軽お気に入り
- EZ PreOrder: Presale Manager
- Vicify Preorder and Presale
- WOD: PreOrder Now
- AMP Back in Stock | PreOrder
- Preorders Now & Backorder Dibs
- Fordeer: PreOrder Now PreSale
- Swym Wishlist Plus
- Swish (formerly Wishlist King)
- Tolstoy ショッパブルビデオ
- WiseReviews ‑ Reviews Importer
- Wishlist ‑ Wishify
- Quoli ‑ Product Reviews App
- 予約販売・お気に入りアプリの比較
予約販売・お気に入り機能とは
Shopify における「予約販売」機能とは、商品の在庫がない状態や発売前の段階で、顧客からの注文を受け付けることができる機能のことです。通常、在庫切れの商品は「売り切れ」と表示され購入できませんが、この機能を導入することで「予約注文」として購入手続きを進めてもらうことが可能になります。
一方、「お気に入り(ウィッシュリスト)」機能とは、顧客が気になった商品を自分のアカウントやブラウザ上にリストとして保存しておける機能です。EC サイトでは、一度の訪問ですぐに購入を決断する顧客ばかりではありません。「後でじっくり考えたい」「他の商品と比較したい」というニーズに応えるための重要な機能と言えます。
これらの機能は、Shopify の標準機能だけでは細かな設定や実装が難しい場合が多く、特にエンジニアなどの専門職がいないストア運営者にとっては、どのように導入するかが課題となるポイントです。
予約販売・お気に入り機能を導入するメリット
1. 機会損失の防止(予約販売)
人気商品が在庫切れになった際、再入荷までの間にお客様が他のサイトへ流れてしまうのを防げます。「予約」という形でも購入できる選択肢を用意することで、確実な売上確保に繋がります。
2. 需要予測と在庫リスクの低減(予約販売)
新商品の発売前に予約販売を行うことで、どのくらいの需要があるかを事前に把握できます。これにより、過剰在庫を抱えるリスクを減らし、適切な数量を発注・製造することが可能になります。
3. 比較検討のサポートと LTV 向上(お気に入り)
お気に入り機能があれば、お客様は気になった商品をストックし、後でゆっくり比較検討できます。再訪問のきっかけにもなり、結果としてコンバージョン率(購入率)や顧客生涯価値(LTV)の向上に寄与します。
4. 顧客体験(UX)の向上
「欲しいのに買えない」「気になった商品がどこにあったか忘れた」といったストレスをお客様に与えずに済みます。スムーズな買い物体験を提供することで、ストアへの信頼感や満足度が高まります。
予約販売・お気に入り機能を導入するデメリット
1. 在庫・配送管理の複雑化(予約販売)
通常注文と予約注文が混在すると、配送オペレーションが複雑になりがちです。「いつ届くのか」という問い合わせが増える可能性もあるため、明確な配送時期の表示や管理体制の整備が必要です。
2. ストア表示の煩雑化(お気に入り)
お気に入りボタンの配置やデザインによっては、商品ページがごちゃごちゃして見えることがあります。また、機能が増えることでページの読み込み速度に若干の影響が出る場合もあるため、シンプルで軽量なアプリを選ぶ必要があります。
3. コストの発生
高機能なアプリを導入する場合、月額費用が発生します。特に売上規模が小さい段階では、コスト負担に見合う効果が得られるか慎重に検討する必要があります。
予約販売・お気に入り機能の導入方法
Shopify でこれらの機能を導入する方法は、大きく分けて「エンジニアに開発を依頼する」か「Shopify アプリを導入する」かの 2 通りです。
エンジニアに依頼する場合
Shopify のテーマコード(Liquid)や API を編集して独自の機能を実装します。デザインや挙動を完全に自由にカスタマイズできるのがメリットですが、開発費用として数十万円以上のコストがかかることが一般的です。また、Shopify の仕様変更に合わせてメンテナンスを続ける必要があり、エンジニアがいないチームでは運用が困難です。
Shopify アプリを使用する場合(推奨)
Shopify アプリストアから専用のアプリをインストールするだけで、エンジニアがいなくても即座に機能を導入できます。月額数ドルから利用でき、無料プランやお試し期間が用意されているものも多いため、低リスクで始められます。保守やアップデートもアプリベンダーが行ってくれるため、最終的には、アプリを使用して導入するのが最も効率的で賢い選択と言えます。
予約販売・お気に入りアプリの選び方
1. 日本語サポートの有無
エンジニアが不在の場合、設定やトラブル対応で頼りになるのはサポート体制です。管理画面が日本語に対応しているか、日本語での問い合わせが可能かを確認しましょう。特に日本製のアプリは、日本の商習慣に合わせた機能になっていることが多くおすすめです。
2. テーマとの互換性(Dawn 対応など)
現在使用している Shopify テーマ(Dawn などの Online Store 2.0 対応テーマ)とスムーズに連携できるかが重要です。「管理画面で直接操作」や「埋め込みアプリ」として動作するものを選ぶと、コード編集なしで導入できます。
3. 機能の過不足
「予約販売」といっても、単にボタンを変えるだけのものから、期間設定や在庫連動ができるものまで様々です。自社の運用に必要な機能が揃っているか、逆に不要な機能で管理画面が複雑すぎないかをチェックしましょう。
4. 料金プラン
注文数や商品数に応じて料金が変わるアプリが多いです。自社の規模に合わせて、コストパフォーマンスの良いプランを選定してください。
シンプル予約販売|受注販売や在庫切れ商品販売で使える
アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | シンプル予約販売|受注販売や在庫切れ商品販売で使える |
| 価格 | 月額$9.99(無料体験 7 日間あり) |
| 開発者 | UnReact Inc. |
| 主な機能 | 予約販売ボタンの設置 / 注文への自動タグ付け / 期間設定 / 日本語サポート |
筆者コメント
「エンジニアがいなくて、難しい設定はできない…」と悩んでいる日本のマーチャントに真っ先におすすめしたいのが、この『シンプル予約販売』です。その名の通り、非常にシンプルで直感的な操作性が最大の特徴です。海外製の多機能すぎるアプリは、英語の設定画面や複雑なルール設定に圧倒されてしまいがちですが、このアプリは日本製であるため管理画面が完全日本語対応しており、迷うことなく設定を進められます。
特に素晴らしいのは、予約商品が購入された際に注文情報へ自動でタグ付けされる機能です。これにより、バックヤードでの配送処理や注文管理において、「どの注文が予約商品なのか」を一目で判別できるようになります。エンジニアに依頼してタグ付けのロジックを組む手間を考えれば、これだけで導入価値があります。また、予約販売の期間設定(開始・終了日時)や、ボタンの文言(「予約する」「Pre-order」など)をノーコードで自由に変更できる点も、マーケティング施策を柔軟に行いたい運用担当者にとって嬉しいポイントです。Dawn などの最新テーマにも対応しており、デザイン崩れを気にせず導入できる、まさに「かゆい所に手が届く」日本向けアプリと言えるでしょう。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Basic Plan | 月額$9.99 / 年払いで約 17%お得 / 7 日間の無料体験 / 全機能利用可能 |
シンプル Wishlist |お手軽お気に入り
アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | シンプル Wishlist |お手軽お気に入り |
| 価格 | 月額$9.99(無料体験 7 日間あり) |
| 開発者 | UnReact Inc. |
| 主な機能 | お気に入りボタン設置 / 商品数・お気に入り数無制限 / マイページ表示 / 日本語サポート |
筆者コメント
お気に入り(ウィッシュリスト)機能は、お客様が「後で買う」ために商品をキープしておくための必須機能ですが、意外と導入ハードルが高いものです。多くのお気に入りアプリは、登録される商品数やユーザー数に応じて従量課金されるシステムを採用しており、ストアが成長するほどコストが跳ね上がるリスクがあります。しかし、この『シンプル Wishlist』は、商品数やお気に入り登録数に上限がなく(一顧客あたり 50 商品の制限はありますが、通常利用には十分すぎます)、月額固定のシンプルプライスで利用できる点が非常に良心的です。
エンジニアに依頼せずとも、アプリを有効化するだけで商品ページやコレクションページに「ハートマーク」などの追加ボタンを表示できます。また、日本製アプリならではの安心感として、導入時の日本語サポートが手厚い点も見逃せません。デモストアも用意されているため、実際の挙動を確認してから導入できるのも親切です。マイページにお気に入りリストを表示させる機能も標準装備されており、リピーター顧客が自分のリストを管理しやすくなることで、再購入の確率をグッと高めてくれるでしょう。機能はシンプルですが、必要な要件を過不足なく満たしている質実剛健なアプリです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Basic Plan | 月額$9.99 / 年払いで約 17%お得 / 7 日間の無料体験 / 全機能利用可能 |
EZ PreOrder: Presale Manager

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | EZ PreOrder: Presale Manager |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$10〜$30 |
| 開発者 | Casual Ecommerce Apps |
| 主な機能 | 在庫切れ時の自動予約切替 / 部分入金(デポジット) / コレクションページバッジ |
筆者コメント
「EZ PreOrder」は、その名の通り簡単に(Easy に)予約販売を開始できる海外製の人気アプリです。このアプリの最大の強みは、在庫レベルに関わらずワンクリックで予約販売をオンにできる手軽さにあります。特にユニークなのが「部分入金(Partial Payments)」機能です。予約商品は届くのが先になるため、お客様が全額を先に支払うのをためらうケースがありますが、この機能を使えば「手付金」として一部だけ先に決済してもらうことが可能です。これにより、高額商品の予約販売などでも購入ハードルを下げ、キャッシュフローを確保しやすくなります。
また、コレクションページ(商品一覧ページ)に「予約商品」バッジを表示できる機能も、回遊中のお客様に一目でステータスを伝えられるため非常に有用です。エンジニアがいなくても、こうした細かい UI/UX の改善をアプリ一つで実現できるのは大きなメリットでしょう。無料プランでも月 10 件までの予約注文を受けられるため、まずは小規模にテストしてみたいというストアにも最適です。英語アプリですが、直感的なインターフェースで操作に迷うことは少ないはずです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free | 無料 / 予約商品 1 つ / 月 10 件まで |
| Core | 月額$10 / 予約商品無制限 / 月 50 件まで |
| Growth | 月額$20 / 月 150 件まで / 一括編集機能 / コレクションバッジ |
| Professional | 月額$30 / 月 300 件まで / 部分入金機能 |
Vicify Preorder and Presale

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Vicify Preorder and Presale |
| 価格 | 無料 |
| 開発者 | Vicify |
| 主な機能 | 予約販売キャンペーン設定 / 割引適用 / 数量制限 / スケジュール設定 |
筆者コメント
完全無料で利用できるにも関わらず、驚くほど高機能な予約販売アプリです。Vicify の魅力は、単に予約ボタンを表示するだけでなく、「キャンペーン」として予約販売を管理できる点にあります。例えば、「○ 月 ○ 日から発送開始」といったスケジュール設定や、「お一人様 ○ 点まで」といった数量制限をノーコードで設定できます。さらに、予約注文に対して自動的に割引(定額またはパーセンテージ)を適用する機能まで備わっています。「予約してくれたら 10%OFF」といったプロモーションを打ちたい場合、通常ならエンジニアに複雑なクーポン実装を依頼するか、手動で対応する必要がありますが、このアプリなら設定一つで完結します。
まだレビュー数は少ないものの評価は満点の 5.0 で、コストをかけずに本格的な予約販売プロモーションを行いたいマーチャントにとっては隠れた名アプリと言えるでしょう。デザインのカスタマイズ性も高く、ボタンのスタイルやテキストも自由に変更可能です。英語のみの対応ですが、機能の豊富さと無料というコストパフォーマンスは圧倒的です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free | 完全無料 / キャンペーン設定 / 割引 / 数量制限など全機能 |
WOD: PreOrder Now

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | WOD: PreOrder Now |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$19.95〜$59.95 |
| 開発者 | Website on Demand Studio, LLC |
| 主な機能 | 在庫切れ時の自動切替 / 混合カート警告 / タグによる一括管理 / Google Analytics 連携 |
筆者コメント
レビュー数が 1,000 件を超える、実績十分なモンスターアプリです。WOD: PreOrder Now の真骨頂は「Mixed Cart Alerts(混合カート警告)」機能にあります。通常、即納商品と予約商品が同じカートに入っていると、送料計算や発送タイミングでお客様や店舗側が混乱しがちです。このアプリは、そうした状況をお客様に警告し、別々に注文するよう促すなどの配慮がなされています。こうした細かい気配りは、エンジニアに個別開発を依頼すると非常に工数がかかる部分ですが、アプリなら標準機能として利用できます。
また、商品タグを使って複数の商品に対して一括で予約設定を適用できる「Bulk Preorder Management」も強力です。商品数が多いストアでも、一つ一つ設定する手間が省け、運用コストを大幅に削減できます。Google Analytics などの外部ツールとの連携もスムーズで、予約販売のパフォーマンス分析までしっかり行いたい本格的なストア運営者に推奨したいアプリです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free Plan | 無料 / 最初の 1 商品のみ / 混合カート警告 |
| Shopify Basic | 月額$19.95 / 無制限商品 / コレクションバッジ / 割引機能 |
| Shopify Grow | 月額$39.95 / 無制限商品 / 追加機能 |
| Shopify Advanced | 月額$59.95 / 専用サポートマネージャー |
AMP Back in Stock | PreOrder

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
| :------- | :--------------------------------------------------------------------- | -------- |
| アプリ名 | AMP Back in Stock | PreOrder |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$19〜$49 |
| 開発者 | HEL SG PTE LTD |
| 主な機能 | 再入荷通知(メール/SMS/プッシュ) / 予約販売 / 需要分析 / Klaviyo 連携 |
筆者コメント
「予約販売」と「再入荷通知」を一つのアプリで完結させたいなら、これ一択かもしれません。在庫切れの商品に対して、「予約注文を受け付ける」だけでなく、「再入荷したら通知を受け取る」という選択肢をお客様に提供できます。これにより、どうしても今すぐお金を払いたくない慎重なお客様のリード(連絡先)も逃さず獲得できます。
特に優れているのが、SMS やプッシュ通知に対応している点です。メールよりも開封率が高いチャネルを使えるため、再入荷時の購入転換率が格段に上がります。また、どの商品にどれくらいの再入荷リクエストが集まっているかを分析する「Smart Restocking Insights」機能を使えば、需要に基づいた的確な発注が可能になります。マーケティングオートメーションツールの Klaviyo や Mailchimp とも連携できるため、集めた顧客リストをその後のメルマガ配信などに活用するエコシステムも構築しやすいです。エンジニアなしでこれほど高度な CRM(顧客関係管理)的な動きができるのは驚異的です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| FREE | 無料 / 10 通知 / 登録無制限 / 分析レポート |
| Lite Plan | 月額$19 / 50 通知 / 100 予約注文 / メールマーケ連携 |
| Startup | 月額$29 / 100 通知 / 500 予約注文 / ドメインメール送信 |
| Small Business | 月額$49 / 500 通知 / 無制限予約注文 |
Preorders Now & Backorder Dibs

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Preorders Now & Backorder Dibs |
| 価格 | 無料 |
| 開発者 | Logbase |
| 主な機能 | 予約販売とバックオーダーの管理 / 支払いリマインダー / 顧客によるキャンセル機能 |
筆者コメント
「Preorder(発売前予約)」と「Backorder(在庫切れ取り寄せ)」を明確に区別して管理したいストアにおすすめのアプリです。これらは似ていますが、お客様への伝え方や配送フローが異なる場合があります。Dibs を使えば、それぞれに最適なプランを設定できます。
このアプリの独自性は、顧客体験への配慮にあります。例えば、予約注文をしたお客様が、自分のアカウントページから直接注文をキャンセルできる機能があります。一見、売上が減る機能のように思えますが、問い合わせ対応のコストを削減し、お客様に安心感を与えることで結果的に信頼獲得につながります。また、部分入金を選択したお客様に対して、残金の支払いを促すリマインダーメールを自動送信する機能も優秀です。エンジニアに依頼して決済周りの自動化を行うのはリスクが高いですが、このアプリなら安全かつ無料で導入できます。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 完全無料 | 無料ですべての機能を利用可能 |
Fordeer: PreOrder Now PreSale

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Fordeer: PreOrder Now PreSale |
| 価格 | 無料 |
| 開発者 | Fordeer Commerce |
| 主な機能 | 在庫切れボタンの置換 / カウントダウンタイマー / 分析ダッシュボード |
筆者コメント
Fordeer は、在庫切れによる「カゴ落ち」を徹底的に防ぐことに特化した無料アプリです。商品が在庫切れになった瞬間、自動的に「Pre-order」ボタンに切り替わるため、夜間や休日など担当者が対応できない時間帯でも販売機会を逃しません。
さらに、マーケティング要素として「カウントダウンタイマー」機能がついているのが特徴です。「予約受付終了まであと ○ 時間!」といった表示を出すことで、お客様の焦燥感を煽り、購入を後押しすることができます。このような動的なパーツを商品ページに追加するには、通常なら HTML/CSS や JavaScript の知識が不可欠ですが、Fordeer なら数クリックで実装可能です。分析ダッシュボードも見やすく、どのキャンペーンが売上に貢献しているかを一目で把握できます。シンプルながらも、売上直結型の機能が揃った優秀なツールです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 完全無料 | 無料ですべての機能を利用可能 |
Swym Wishlist Plus

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Swym Wishlist Plus |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$19.99〜$99.99 |
| 開発者 | Swym Corporation |
| 主な機能 | ゲストお気に入り登録 / メール・SNS シェア / 再入荷・値下げアラート / Shopify POS 連携 |
筆者コメント
お気に入りアプリの世界的定番とも言えるのがこの「Swym Wishlist Plus」です。このアプリの最大の強みは、ログインしていない「ゲストユーザー」でもお気に入り登録ができる点にあります。会員登録という高いハードルを越えなくても気軽に商品を保存できるため、利用率が圧倒的に高くなります。
さらに、保存した商品の価格が下がったり、在庫が少なくなったりしたタイミングで自動的にアラートメールを送る機能も強力です。これは単なるリスト機能を超え、強力な追客(リターゲティング)ツールとして機能します。エンジニアに依頼してここまでのマーケティングオートメーションを組むのは至難の業ですが、Swym なら設定するだけです。Shopify POS とも連携しているため、実店舗でお客様が気になった商品をその場でお気に入りに入れ、後でオンラインで購入するといった OMO(Online Merges with Offline)施策も実現できます。本気で売上を伸ばしたい大規模ストアにも耐えうる機能性を持っています。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 無料 | 月 500 件まで / 永続保存 / 基本レポート |
| スターター | 月額$19.99 / 月 1000 件 / アラートメール / Klaviyo 連携 |
| プロ | 月額$59.99 / 月 10,000 件 / Facebook リターゲティング |
| プレミアム | 月額$99.99 / 月 25,000 件 / API アクセス |
Swish (formerly Wishlist King)

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Swish (formerly Wishlist King) |
| 価格 | 月額$19〜$99(無料体験 30 日間あり) |
| 開発者 | Swish |
| 主な機能 | 無制限のお気に入り機能 / 完全カスタマイズ / 無料セットアップサービス / 分析機能 |
筆者コメント
Swish(旧 Wishlist King)は、デザインとブランディングにこだわりたいストアに最適なアプリです。他のアプリがテンプレート的なボタン配置なのに対し、Swish は「無料のセットアップおよびカスタマイズサービス」を提供しているのが大きな特徴です。つまり、エンジニアを雇わなくても、アプリの開発チームがあなたのストアのデザインに合わせて完璧に調整してくれるのです。これはデザイン崩れを懸念するマーチャントにとって最強のメリットでしょう。
機能面でも、コレクションページでの追加ボタンはもちろん、ウィッシュリストページ自体のデザインも洗練されています。また、Klaviyo や GA4(Google Analytics 4)との連携が標準で備わっており、どの商品がどれくらいお気に入りに登録されているかというデータをマーケティングに直結させることができます。月額$19 からと有料ですが、無制限機能とカスタマイズサービスが含まれていることを考えれば、エンジニアに修正依頼を出すコストよりも遥かに安上がりです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| BASIC SHOPIFY | 月額$19 / Shopify Basic プラン向け / 無制限機能 / 30 日無料体験 |
| SHOPIFY | 月額$29 / Shopify Standard プラン向け / 無制限機能 |
| ADVANCED | 月額$49 / Shopify Advanced プラン向け / 無制限機能 |
| PLUS | 月額$99 / Shopify Plus 向け / 優先サポート |
Tolstoy ショッパブルビデオ

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Tolstoy ショッパブルビデオ |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$19〜$299 |
| 開発者 | Tolstoy |
| 主な機能 | 動画内での商品購入 / Shop アプリ連携 / TikTok・Instagram 連携 / AI フィード |
筆者コメント
「Tolstoy」は、TikTok や Instagram のリールのような縦型動画をストアに埋め込み、そこから直接商品を購入できるようにする「ショッパブルビデオ」アプリです。静止画だけでは伝わりにくい商品の魅力や使用感を、動画を通して直感的に伝えることができます。
特筆すべきは、Instagram や TikTok の動画を自動で取り込める連携機能です。SNS で発信したコンテンツをそのままストアの資産として再利用できるため、コンテンツ制作の手間を削減できます。また、Shopify の公式ショッピングアプリ「Shop」のフィードにも動画を公開できるため、新規顧客の獲得チャネルとしても機能します。エンジニアに動画プレーヤーの実装を依頼すると重くなりがちですが、Tolstoy はサイトスピードへの影響を抑えつつ、リッチな体験を提供できます。視覚的訴求が重要なアパレルやコスメジャンルのストアには特におすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 無料 | Shop アプリでの動画公開 / SNS シェア |
| プロ | 月額$19 / 自社サイトへの動画埋め込み / 無制限動画 / 分析 |
| ビジネス | 月額$299 / 複数ストア連携 / VIP サポート |
WiseReviews ‑ Reviews Importer

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | WiseReviews ‑ Reviews Importer |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$9.95〜$19.95 |
| 開発者 | Codex Apps |
| 主な機能 | 外部サイトからのレビューインポート / 写真・動画レビュー対応 / 割引クーポン配布 |
筆者コメント
立ち上げ直後のストアにとって、最大の課題は「レビューがないこと」です。WiseReviews は、Amazon や AliExpress、Etsy などの外部プラットフォームからレビューを簡単にインポートできるアプリです。ドロップシッピングを行っている場合や、他のモールで既に販売実績がある場合、その信頼(ソーシャルプルーフ)を自社サイトに持ってくることができます。
写真や動画付きのレビューも取り込めるため、商品ページの信頼感が一気に増します。また、レビューを投稿してくれたお客様に対して自動で割引クーポンを送付する機能もあり、次の購入(リピート)を促す仕組みも整っています。エンジニアに依頼せずとも、ウィジェットのデザインをカスタマイズしてブランドイメージに合わせることができ、サイトの動作も軽量です。初期の信頼構築ツールとして非常に優秀です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| FREE | 無料 / 100 レビューまで / ウィジェット / 写真・動画対応 |
| STANDARD | 月額$9.95 / 50,000 レビュー / レビュー依頼メール 5,000 通 / 自動同期 |
| PLUS | 月額$19.95 / 無制限レビュー / 優先サポート |
Wishlist ‑ Wishify

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Wishlist ‑ Wishify |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$5.99〜$29.99 |
| 開発者 | Zooomy |
| 主な機能 | お気に入り機能 / ゲスト登録 / SNS シェア / カートへの直接追加 / リマインダーメール |
筆者コメント
Wishify は、必要な機能がコンパクトにまとまったバランスの良いお気に入りアプリです。無料プランでも月 100 アイテムまでのお気に入り登録が可能で、小規模ストアなら十分実用的です。このアプリの良い点は、お気に入りリストから「カートに追加」するフローが非常にスムーズなことです。お客様が比較検討を終えた後、迷わず購入へ進める導線が設計されています。
また、有料プラン(Professional 以上)にすると利用できる「ゲストウィッシュリスト」機能や「コレクションページ上のウィジェット」は、UX を大きく向上させます。さらに上位プランでは自動リマインダーメールも利用でき、カゴ落ち対策と同様の効果を期待できます。設定もシンプルで、カラーやテキストのカスタマイズも管理画面から簡単に行えるため、初心者でも扱いやすいアプリです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free Plan | 無料 / 月 100 アイテム / 基本設定 |
| Professional | 月額$5.99 / 月 1000 アイテム / ゲスト機能 / コレクションウィジェット |
| Premium Plan | 月額$12.99 / 月 3000 アイテム / フルレポート |
| Advanced Plan | 月額$29.99 / 月 10,000 アイテム / 自動リマインダーメール |
Quoli ‑ Product Reviews App

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Quoli ‑ Product Reviews App |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$10〜$30 |
| 開発者 | Quoli Inc. |
| 主な機能 | レビュー収集・表示 / Q&A 機能 / UGC 活用 / 動画レビュー / 自動リクエスト |
筆者コメント
Quoli は、単なるレビューアプリではなく、UGC(ユーザー生成コンテンツ)をマーケティングに活用するためのプラットフォームです。テキストのレビューだけでなく、お客様が撮影した写真や動画を積極的に収集し、それを魅力的なウィジェットとして商品ページに表示できます。
特にユニークなのが「Q&A(質問と回答)」機能です。商品に関する質問をお客様が投稿し、ショップ側や他のお客様が回答することで、購入前の不安を解消するコミュニティのような場を作ることができます。これは Amazon などの大手モールでは一般的ですが、自社サイトでエンジニアなしに実装できるのは大きな強みです。また、収集したレビューを広告バナーとしてダウンロードできる機能もあり、SNS 広告などのクリエイティブ制作の手間も省けます。お客様の声を最大限に活用して売上を伸ばしたいストアにおすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 何も支払わない | 無料 / 月 50 リクエスト / インポート無制限 / 基本機能 |
| スターター | 月額$10 / 月 200 注文まで / Q&A / 写真・動画 / 割引コード |
| 成長 | 月額$30 / 月 500 注文まで / UGC 広告 / Google ショッピング連携 |
予約販売・お気に入りアプリの比較
ここまで 14 種類のアプリを紹介してきましたが、それぞれ強みが異なります。最後に、「結局どれを選べばいいの?」という方のためにまとめます。
もしあなたが、日本の商習慣に合った使いやすさを重視し、予約販売を手軽に始めたいと考えているなら、「シンプル予約販売」 が最もおすすめです。
おすすめの理由:
- 完全日本語対応: 海外製アプリは設定が英語で分かりにくいことがありますが、このアプリはサポートも含めて日本語で完結します。
- 注文タグの自動付け: 予約注文をバックヤードで瞬時に判別できる機能は、日々の運用業務を劇的に楽にします。これはエンジニアに依頼すると意外と工数がかかる機能です。
- シンプルイズベスト: 必要な機能に絞られているため、他のアプリと干渉しにくく、動作も軽快です。
また、お気に入り機能に関しては、「シンプル Wishlist」が、コストパフォーマンス(上限なし)と日本語サポートの面で第一候補になります。
エンジニアがいなくても、これらのアプリを導入するだけで、あなたの Shopify ストアは「売れるストア」へと進化します。まずは無料体験を利用して、その便利さを実感してみてください。

































































































































































































































































































































































































































