Shopify でギフトカードを販売・配布・管理する方法を徹底解説！
目次
- はじめに
- Shopify のギフトカードとは
- Shopify のギフトカードの種類
- ギフトカードを販売する
- ギフトカードを配布する
- ギフトカードを管理する
- Shopify のギフトカードの注意点
- おわりに
はじめに
皆さんは Shopify ストアでギフトカード機能を活用していますか？ギフトカードを上手く取り入れることで、リピート購入の促進や新規顧客の獲得が期待できます。
今回の記事では、ギフトカードを販売・配布・管理する方法を徹底解説するので、まだギフトカードの設定をしていない方は是非、参考にして下さい。
Shopify のギフトカードとは
Shopify では、顧客がオンラインで利用できるギフトカードを発行することができます。顧客はギフトカードのコードを入力することで、購入時にクレジットを使用できます。クレジットの残額は一度に使い切る必要はなく、次回の購入への引き継ぎが可能です。
クーポンと異なる点は、「受け取った人が使い道を自由に選べる」「決まった金額分の割引が適用される」といった点が挙げられます。
Shopify のギフトカードの種類
Shopify では、次の 2 種類のギフトカードを提供しています。
- 商品として販売
- 無料で配布
それぞれの特徴を見ていきましょう。
商品として販売
Shopify のギフトカードは、Amazon やスターバックスのギフトカード同様に商品として販売できます。ギフトカードを商品として販売することで、「誕生日に友人にプレゼントしたい」といった顧客のニーズに答えることができます。
無料で配布
Shopify のギフトカードは無料で顧客に配布することもできます。「友達紹介キャンペーン」や「1 万円以上の購入でキャッシュバック」といったように、顧客へのお礼として配布することで、リピート率の向上が期待できます。また、新規顧客獲得のために SNS を活用した配布方法も考えられます。
まずは、ギフトカードを商品として販売する方法を解説していきます。
ギフトカードを販売する
Shopify でギフトカードを販売するために、まずはギフトカードを作成する必要があります。早速、ギフトカードの作成方法について見ていきましょう。
ギフトカードを作成
Shopify でギフトカードを販売するには、管理画面の「商品管理」>「ギフトカード」のページを開きましょう。
商品として販売する場合は、画面上部の「ギフトカード商品を追加」を選択します。
「タイトル」や「説明」を入力し、表示したい画像を「メディア」に追加します。
販売したい金額を入力したら、忘れずに画面右上の「保存する」をクリックしましょう。
実際に、商品ページを見てみるとギフトカードが追加されています。金額や設定した文章を確認するようにしましょう。
これで、ギフトカードを商品として販売することができました。次は、ギフトカードが購入された場合に、自動で発送されるように設定しましょう。
ギフトカードの発送を自動化
ギフトカードが購入された場合、顧客にギフトカードのコードを送信する必要があります。手動で発送する手間を省くために、ギフトカードの発送を自動化しましょう。
自動化するには、管理画面の「設定」>「チェックアウト」をクリックします。
画面をスクロールすると、「注文処理」の項目があるため、「注文のギフトカードのみを自動で発送する」を選択します。設定したら、忘れずに画面右上の「保存する」をクリックしましょう。
実際に、販売したギフトカードを購入してみると、「ギフトカードはメールで送信されました」と表示されます。
メールを確認してみると、ギフトカードのコードが届いています。
これで、ギフトカードが購入された時の発送手続きを自動化することができました。次は、ギフトカードを配布する方法を解説します。
ギフトカードを配布する
Shopify でギフトカードを配布するには、販売と違った手順でギフトカードを発行する必要があります。そのため、ギフトカードを配布する際の発行手順を見ていきましょう。
ギフトカードを発行
顧客にギフトカードを配布する際の発行手順は、「ギフトカード」ページの画面右上の「ギフトカードを作成」を選択します。
「ギフトカードの詳細」では、配布するギフトカードのコードの設定ができ、「初期値」には配布する金額の設定ができます。
「お客様」ではメールを送信する顧客を選択することができます。検索欄には、過去に商品を購入したことがある顧客が表示されます。何も入力しない場合、SNS やメールで任意の顧客にギフトコードを送信できます。
「メモ」は顧客には表示されません。ギフトカードを配布する理由を入力することで、配布理由を判別できるようにしましょう。設定ができたら忘れずに「保存する」をクリックしましょう。
画面下部に「￥ 1,000 JPY のギフトカードを新たに作成しました。」と表示されています。これで、ギフトカードの発行ができました。一度、ページを閉じると「ギフトカードコード」が表示されなくなるため、SNS やメールを通じて配布する場合はコードを保存しておきましょう。
次は、顧客に配布する方法を解説します。
顧客に配布する
顧客にギフトカードを配布するには、発行したギフトコードを SNS やメールで顧客に送信することで配布できます。他にも、発行したギフトコードの詳細画面で「お客様」より過去に商品を購入したことがある顧客を選択することもできます。
顧客を選択し、画面右上に「ギフトカードを送る」をクリックしましょう。
実際に、メールを確認してみるとギフトカードが届いています。
これでギフトカードを顧客に送信できました。次はギフトカードを管理する方法を解説します。
ギフトカードを管理する
Shopify ではギフトカードの管理を通じて、過去に発行したギフトカードの一覧を確認し、必要に応じてカードを無効化することができます。
発行済のギフトカードの管理
発行済のギフトカードを管理するには、管理画面の「設定」>「ギフトカード」を開きます。
ギフトカードの有効・無効の「状況」だけでなく、ギフトカードを配布した「お客様」や実際にコードを入力した「受取人」、「発行日」も確認できます。
キャンペーンの終了などで、ギフトカードを無効にしたい場合は無効にしたいカードを選択し、「選択したギフトカードを無効化する」をクリックしましょう。
これで、選択したギフトカードを無効にすることができました。
次はギフトカードのレポートを確認してみましょう。
ギフトカードのレポートを確認
Shopify では、ギフトカードの売上や残高をレポートして確認できます。
管理画面の「ストア分析」>「レポート」の「カテゴリー」の中の「財務」を選択しましょう。
「ギフトカードの残高」や「ギフトカードの売上」よりレポートを確認することができます。※「ギフトカードの売上」はギフトカードが使用されるまで表示されません。
レポートを活用して、ギフトカードの効果や発行数を調整していきましょう。
Shopify のギフトカードの注意点
Shopify でギフトカードを発行する際には以下の 4 つの注意点があります。
- ギフトカードはサブスクリプション商品に適用できない
サブスクリプションの商品がカートにある場合、ギフトカードのクレジットを使用することができないため、あらかじめ顧客に知らせるようにしましょう。
- ギフトカードは購入した顧客にメールが届く
ギフトカードは購入した顧客にメールが届くようになっています。顧客がプレゼント用でギフトカードを購入した場合、購入した顧客にコードが届くため注意しましょう。
- 使用期限を顧客に伝える
ギフトコードに使用期限を設ける場合、あらかじめ顧客に使用期限を伝えるようにしましょう。特に、キャンペーン等で配布したギフトカードの取り扱いに注意しましょう。
- 購入時にギフトカードのコードを入力する
ギフトカードは購入時にコードを入力することでクレジットの利用が可能となります。メール送信時に使用方法を知らせることで、顧客の混乱を防ぎましょう。
おわりに
今回の記事では、ギフトカードを販売・配布・管理する方法を解説してきました。
Shopify のギフトカードはギフト用としての販売が可能で、友人紹介や 1 万円以上でキャッシュバックといったキャンペーンに活用できます。効果的にギフトカードを使用して、新規顧客の獲得やリピーターの増加につなげましょう。
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