
【2025年】Shopifyの閲覧履歴(最近身た商品)を実装できるアプリ12選!
目次
- 閲覧履歴とは
- 閲覧履歴を導入するメリット
- 閲覧履歴を導入するデメリット
- Shopifyに閲覧履歴機能を導入する方法
- 閲覧履歴アプリの選び方
- アプリ1:シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品
- アプリ2:Ultimate Recently Viewed
- アプリ3:Oc Recently Viewed Product
- アプリ4:Globo Product Options, Variant
- アプリ5:Sami Product Labels & Badges
- アプリ6:Recently Viewed ‑ Pasilobus
- アプリ7:TrustShop‑ Product Reviews
- アプリ8:Air Product Reviews App & UGC
- アプリ9:MLV Recently Viewed Products
- アプリ10:GLO Related Products, Upsell
- アプリ11:Smart Product Filter & Search
- アプリ12:SC Product Options
- 閲覧履歴アプリの比較(アプリ1をおすすめ)
閲覧履歴とは
閲覧履歴(最近見た商品)とは、ユーザーがストア内で過去に閲覧した商品をリストアップして表示する機能です。トップページや商品ページ、カートページなどで「最近見たアイテム」を提示することで、ユーザーは気になっていた商品にすぐ戻ることができ、購入意欲を高めやすくなります。
Shopify標準のテーマによっては簡易的に閲覧履歴用のセクションをカスタマイズできる場合もありますが、多くのケースでは追加アプリの導入がスムーズです。これにより、表示形式やレイアウト、表示件数などを自由にコントロールでき、より魅力的なストア体験を提供しやすくなります。
閲覧履歴を導入するメリット
1. 回遊性の向上と離脱防止
ユーザーが一度は気になった商品を再確認しやすくなります。とくに扱っている商品数が多いストアの場合、いちいち検索やカテゴリをたどり直す手間を省けるのは大きなメリットです。気になる商品を見失いにくくなり、結果的に離脱を防ぎやすくなります。
2. CVR(コンバージョン率)の向上
閲覧履歴に再びアクセスできることで「そういえば、あのアイテム良かったかも」と思い出して購入につながるケースが増えます。回遊性が高まるほどカートに入れる行動も取りやすくなるため、CVRアップにも効果的です。
3. リピート購入促進
再訪問したユーザーにとっても、過去に見た商品がすぐわかる仕組みは便利です。リピート購入や関連アイテムの追加購入を促進できるため、LTV(顧客生涯価値)の向上につながります。
4. ストアのユーザビリティ向上
閲覧履歴機能があるだけで、ユーザーは「このお店は見やすい」「探し物がしやすい」と感じやすくなります。ストアへの印象が良くなると、ブランドロイヤルティの向上や口コミ効果も期待できるでしょう。
閲覧履歴を導入するデメリット
1. ページ表示速度への影響
閲覧履歴の処理や表示に必要なスクリプトが増えるため、ページによっては読み込み速度がやや遅くなる可能性があります。快適な表示を維持するために、アプリやテーマの最適化を行う必要があるでしょう。
2. デザイン・レイアウトの煩雑化
商品ページやトップページに「最近見た商品」を表示するスペースを確保する必要があるため、デザインがごちゃごちゃしないように工夫しなければなりません。スペースを取りすぎると、かえってUIが圧迫されるリスクもあります。
3. アプリの月額コスト
閲覧履歴機能を充実させるために有料アプリを導入する場合、月額費用がかかります。ストアの規模や売上に見合ったコストかどうか、よく検討して選ぶ必要があります。
4. ブラウザキャッシュやクッキーの依存
ユーザー側のブラウザ設定やクッキーの保存状況によっては、閲覧履歴の保持に制限が出る場合も。完全にすべての閲覧を網羅できるわけではない点は理解しておきましょう。
Shopifyに閲覧履歴機能を導入する方法
Shopifyで閲覧履歴を導入する場合、以下の2パターンがあります。
1つは、テーマを直接カスタマイズする方法です。JavaScriptやLiquidを使ってユーザーが閲覧した商品情報を保存・表示できるようにコードを書く必要があり、開発知識がそれなりに求められます。
もう1つは、アプリをインストールする方法です。こちらは、ノーコードや少ない設定ですぐに導入できるアプリが充実しており、多くのマーチャントが利用しています。表示件数やレイアウトの調整、カートページへの設置などもボタン操作で行えるケースが多いため、最終的には専用アプリを使うのがおすすめです。
閲覧履歴アプリの選び方
1. 表示カスタマイズの自由度
「どこに何件表示するか」「スライダー形式にするか」など、レイアウトの柔軟性がどれほどあるかをチェックしましょう。ノーコードでデザイン変更できると運用が楽になります。
2. ストアのテーマや言語対応
最新テーマや日本語表示に対応しているかを事前に確認するのがおすすめです。ストア全体のデザインとの整合性が取れるかも要チェック。
3. 料金プラン
無料版・有料版でどんな機能差があるかを必ず確認しましょう。月額数ドルから十数ドルまでアプリによって幅があるため、ストア規模や予算とのバランスを考慮しながら選ぶと安心です。
4. 他機能やサポート
閲覧履歴だけでなく、アップセルやクロスセル、レビュー表示など周辺機能を一緒に強化できるアプリもあります。サポート体制やレビュー評価も考慮しておくと、導入後のトラブルを減らせるでしょう。
アプリ1:シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品 |
開発者 | 株式会社UnReact |
価格 | 月額$2.89(7日間の無料体験あり) |
ハイライト | ノーコード操作 / 最新テーマ対応 / ストア内のあらゆるページに自動表示 / 日本語対応 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
主な機能 | ・最近見た商品を自動表示 ・レイアウトカスタマイズ(件数や配置など) ・回遊率やリピート購入を促進 ・商品ページ・トップページなど好きな場所に表示可能 |
カテゴリー | 商品コンテンツ |
筆者の感想
このアプリの魅力は、何より「シンプルで使いやすい」という点に尽きます。Shopifyの管理画面上で直感的に設定できるため、複雑なカスタマイズやコーディングに時間をかけずに導入できるのは非常に魅力的です。とくに、初心者や小規模事業者にとっては「まずは閲覧履歴機能を使ってみたい」という要望をスピード感を持って実現できるでしょう。さらに、ストアのどのページにも「最近見た商品」を表示できるのは、ユーザーがさまざまなページを移動した際でも常に目につくメリットがあります。雑貨やアパレルのように回遊性重視のECサイトなら、ユーザーが一度興味を持った商品を逃しにくい仕組みを簡単に構築できます。また、日本語に対応しているため、細かな設定やヘルプ参照でもストレスが少ないのが嬉しいところ。月額コストも$2.89と手頃なうえ、7日間の無料体験があるので気軽に試せます。シンプルかつ効果が高い閲覧履歴機能を取り入れたいストアには、最初の選択肢として非常におすすめです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Basic Plan | 月額$2.89 7日間の無料体験 最近見た商品の自動表示、レイアウト設定など全機能利用可能 |
以下のShopifyの公式アプリストアからインストールできます。
アプリ2:Ultimate Recently Viewed
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Ultimate Recently Viewed |
開発者 | Ultimate Apps |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | 1クリックインストール / テーマに自動マッチ / 複数言語・通貨に対応 / 速度に影響しにくい構造 |
評価 | 5.0 (11) |
主な機能 | ・最近見た商品をセクションとしてすぐに追加 ・レスポンシブデザイン ・テーマエディタのみで管理可能 ・複数通貨・多言語ストアにも対応 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル、商品ディスプレイ - その他 |
筆者の感想
Ultimate Recently Viewedは、テーマとの互換性とパフォーマンスを重視した設計が印象的です。なかでも「テーマに自動でマッチする」という点は、デザイン面での手間を大幅に軽減してくれます。作り込んだテーマほど、追加のセクションが浮いてしまう事態は避けたいものですが、本アプリではインストール後ほぼそのままのデザインで「最近見た商品」を表示できるため、ストア全体の雰囲気を壊す心配がありません。また、複数通貨・多言語に標準対応しているので、海外向けにストアを展開している場合でもスムーズに導入できます。速度面を意識した設計も魅力的で、ページ読込への負荷が軽減されるのは、ユーザー体験を損なわない大切な要素。無料プランでも十分試すことができるため、機能とパフォーマンスを両立したい店舗にとっては導入ハードルが低いでしょう。欲をいえば細かなスタイル変更やUI微調整がどの程度可能かは確認が必要ですが、まずは気軽に試せる仕組みとして評価が高いアプリといえそうです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Other Stores | 無料 Shopifyスタッフストア、パートナーストア向け無償 |
Ultimate plan | 月額$4.99 5日間の無料体験 複数通貨・複数言語対応 / 24時間サポート / モダンなレスポンシブデザイン |
アプリ3:Oc Recently Viewed Product
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Oc Recently Viewed Product |
開発者 | ocean |
価格 | 月額$0.99(5日間の無料体験あり) |
ハイライト | 閲覧商品を追跡し、自動で表示 / 完全カスタマイズ可能 / デバイス別の表示件数制御 |
評価 | 5.0 (1) |
主な機能 | ・閲覧した商品をウィジェットで表示 ・デザインや表示数を自由に設定 ・翻訳テキスト変更機能 ・ストアのテイストに合わせてカスタマイズ |
カテゴリー | 商品コンテンツ |
筆者の感想
月額$0.99というリーズナブルな価格設定が非常に魅力的なアプリです。最低限の機能だけでなく、デバイス(モバイル、タブレット、PC)ごとに表示する商品の数を別々に設定できるのは、ユーザー体験をより最適化するうえでありがたいポイント。例えばスマホなら商品を2つ、PCなら4つなど、表示領域に応じて調整できるため、見やすさと訴求力のバランスをとりやすいでしょう。管理画面での設定や翻訳調整もシンプルなので、英語のUIではあるものの、直感的に操作できる印象です。大規模なストアで複雑なレイアウトを求める場合には不足を感じるかもしれませんが、小~中規模のショップや、まずは“閲覧履歴機能を導入してみたい”という段階であれば十分な機能が揃っています。5日間の無料体験で実際の挙動をチェックしやすい点も、導入リスクを下げてくれるでしょう。ランニングコストを極力抑えつつもカスタマイズはある程度したい、という店舗にはうってつけです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
---|---|
Basic | 月額$0.99 5日間の無料体験 ウィジェットの完全カスタマイズ |
アプリ4:Globo Product Options, Variant
注意: アプリ名に「Product Options」とあるため、一見「閲覧履歴」とは関係なさそうですが、製品ページには「商品コンテンツ」領域などで最近見た商品を扱う機能も含まれています。
ただし、閲覧履歴の専用機能としては明示的には書かれていないため、実際は関連する箇所(商品オプション周り)と組み合わせられる部分にフォーカスしてご紹介します。
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Globo Product Options, Variant |
開発者 | Globo.io |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | 管理画面で直接操作 / 無制限のカスタムオプション作成 / バリアント追加 / 日本語含む多言語対応 |
評価 | 4.9 (2,854) |
主な機能 | ・商品ページに多様なカスタムオプションを追加 ・条件付きロジックでバリエーションを動的に表示 ・追加料金やアップセルも設定可能 |
カテゴリー | 商品バリエーション、カスタム商品 |
筆者の感想
Globo Product Options, Variantは、もともと「商品のバリエーションやオプションを増やしたい」という用途で導入するアプリです。閲覧履歴自体をがっつり表示するアプリではないものの、商品ページ周りを幅広くカスタマイズできるため、表示スペースを活用して類似商品や最近見た商品のリンクを設置するような使い方もできそうです。特にこだわりの強い商品の場合、ユーザーが複数のカスタムオプションを試して比較するケースが多いでしょう。そんなとき、ページ遷移先で改めて「最近チェックした商品」に戻れる導線を作れば、検討しやすさがぐっと増します。無料プランでも基本的なカスタムオプションは無制限に使え、見た目の編集もしやすい点は魅力です。もちろん純粋な“閲覧履歴”機能をメインで探しているなら他の専用アプリが適していますが、「バリエーション拡張 + 閲覧履歴を合わせて導入したい」という店舗には検討する価値があるでしょう。サポートもしっかりしていると評判で、導入後のトラブル対処がしやすいのも嬉しいポイントです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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無料 | 無料 / 10個のオプションセット、無制限の製品オプション、複数選択や色見本など基本的な機能 |
プレミアム | 月額$12.90(14日間無料)/ 条件ロジック、追加料金設定、日時フィールド、POSサポートなどフル機能 |
PRO | 月額$24.90(14日間無料)/ さらにファイルサイズ上限アップやオプション自動化など高度機能 |
アプリ5:Sami Product Labels & Badges
注意: こちらも閲覧履歴専用アプリではありませんが、商品画像ラベルやバッジを活用して「最近見た商品」を強調表示したり、関連を示す仕組みとして利用できるケースがあります。
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Sami Product Labels & Badges |
開発者 | samita.io |
価格 | 無料 |
ハイライト | 無制限のバッジとラベル / 在庫切れやセール、予約注文など多彩なバッジ / すべてのShopifyテーマに完全対応 |
評価 | 4.9 (767) |
主な機能 | ・商品画像にキャンペーンや在庫ステータスなどのバッジを表示 ・期間限定オファーや予約販売の訴求 ・タグやコレクションベースでルールをセット |
カテゴリー | バッジとアイコン、プロモーション - その他 |
筆者の感想
Sami Product Labels & Badgesは「商品を視覚的に際立たせたい」というニーズに応えてくれるアプリです。閲覧履歴の“専用機能”とは異なりますが、ラベルやバッジを活用することで「あなたが最近見た商品はこちら!」と一目でユーザーにアピールできる可能性があります。例えば「LAST VIEWED(最近閲覧)」という独自バッジを設定し、商品サムネイル上に表示させると、ストア内を回遊しているユーザーにとって目立ちやすい導線を作れるわけです。特にセール中の商品や在庫切れ間近の商品などを組み合わせれば、閲覧履歴との相乗効果で購買意欲を刺激できます。また無料で使えるのにバッジデザインが豊富で、ノーコードで設定を完了できる手軽さも魅力的です。アパレルや季節物、キャンペーン重視のストアなど、ビジュアルで訴求したい事業者にとっては、多機能アプリとの併用で「閲覧履歴×バッジ訴求」の柔軟な活用ができるでしょう。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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無料 | バッジとラベル無制限、更新無料など |
アプリ6:Recently Viewed ‑ Pasilobus
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Recently Viewed ‑ Pasilobus |
開発者 | Pasilobus |
価格 | 無料プランあり |
ハイライト | 自動で閲覧履歴をキャプチャ / カスタマイズウィジェット / アカウントログイン時は履歴を保存 / 複数端末でも履歴を共有 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
主な機能 | ・閲覧商品を自動追跡しウィジェット表示 ・ログインユーザーの履歴を長期保存 ・異なるデバイスでも引き継ぎ可能 ・デザインや表示数のカスタマイズ |
カテゴリー | 検索と絞り込み、商品ディスプレイ - その他 |
筆者の感想
Recently Viewed – Pasilobusは「アカウントログイン時の履歴保存」と「複数端末での同期」ができる点が特徴的です。ゲストユーザーの場合はブラウザ依存のクッキーなどで履歴を管理するケースが多いですが、ログインユーザーであればサーバー側に履歴データを保存してくれるため、スマホとPC、タブレットなどどの端末でも同じ履歴を確認できるわけです。これは、常連客が複数デバイスからアクセスするようなストアにとって価値が大きいと感じます。一方で、無料プランだと履歴保存数や保持期間が制限されるため、どの程度の履歴が必要かによっては有料プランを検討する必要があるでしょう。デザインの自由度もある程度確保されており、ストアの既存レイアウトに合わせてウィジェットをカスタムできるのは嬉しいポイント。ユーザーがログインすることで特典を得られる仕組みと合わせると、アカウント登録率のアップにもつながるかもしれません。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Starter | 無料 履歴10件まで / 7日間保存 / 定期的な同期 |
Growth | 月額$9.99 30件、30日保存 / 2分ごとの同期 / クロスデバイス履歴 |
Professional | 月額$29.99 50件、90日保存 / リアルタイム同期 |
Unlimited | 月額$59.99 無制限保存 / リアルタイム同期 / 保存期間無期限 |
アプリ7:TrustShop‑ Product Reviews
注意: こちらは商品レビュー機能が中心ですが、アップセルや顧客の回遊性アップの一環として「最近見た商品」と組み合わせることも想定できます。
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | TrustShop‑ Product Reviews |
開発者 | TrustShop |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | レビュー管理・メールキャンペーン・割引クーポン連携 / 多言語サポート / カスタマイズウィジェット |
評価 | 4.8 (210) |
主な機能 | ・顧客からのレビュー集約と管理 ・クーポン発行で再購入促進 ・リッチスニペット対応でSEO強化 ・写真や動画レビュー表示 |
カテゴリー | 商品レビュー、ソーシャルプルーフ |
筆者の感想
商品レビューが充実しているストアほど、ユーザーの購買意欲を高めやすいことは言うまでもありません。TrustShop‑ Product Reviewsを導入すれば、閲覧履歴をきっかけに再度商品ページへ戻ってきたユーザーに対し、魅力的なレビューや写真・動画で購入を後押しできるでしょう。特にレビュー投稿後に割引クーポンを配布できる仕組みは、リピート購入の導線として非常に強力です。レビュー投稿の促進が、自然と閲覧履歴機能と合わせて回遊性を高める形につながるわけです。多言語対応もあり、日本語ストアでも問題なく導入できる点は安心材料。ただし「閲覧履歴機能単体」を求めるのであれば、別途専用のアプリが必要です。しかし、レビューの存在感を高めたい・アップセル効果を期待したいと考えるオーナーにとっては、TrustShop‑ Product Reviewsのように豊富なレビュー機能を備えたアプリも併用する価値が十分あると言えます。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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Basic | 無料 基本ウィジェット表示 / レビューリクエスト機能 / CSVインポート |
Unlimited | 月額$9.90 写真・動画レビュー / カスタマイズ / 割引コード連携 / Googleリッチスニペットなど |
AI Power | 月額$29.90 AI翻訳やAI生成レビュー、マルチランゲージウィジェットなど |
アプリ8:Air Product Reviews App & UGC
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Air Product Reviews App & UGC |
開発者 | Air Apps |
価格 | 無料 |
ハイライト | 写真レビュー・UGC表示 / 割引クーポン発行 / Google検索での星評価リッチスニペット / ノーコードでウィジェットを多彩にカスタマイズ |
評価 | 4.9 (2,237) |
主な機能 | ・自動レビュー収集(メールやQRコード) ・写真やビデオのUGCを掲載 ・リッチスニペットでSEO強化 ・KlaviyoやPush Owlなど他ツールとも連携可能 |
カテゴリー | 商品レビュー、ソーシャルプルーフ |
筆者の感想
Air Product Reviewsは無料でありながら、本格的な写真レビューやUGC機能を提供してくれる点が注目です。閲覧履歴機能を直接サポートしているわけではありませんが、たとえば「最近見た商品」にもレビューウィジェットを絡めて表示できるようにすれば、再び目に入ったユーザーの後押しをより強化できます。無料でここまで多機能なレビューアプリは珍しく、写真付きレビューが手軽に集められるのは、ビジュアル重視の商材(ファッションやインテリアなど)にとって大きな強みとなるでしょう。UGC(User Generated Content)をアピールするほどブランドへの信頼度が上がるため、閲覧履歴と組み合わせれば「見たけど買わなかった商品」の購入ハードルを下げる効果が期待できます。操作画面が直感的で、連携アプリも多いので、初期費用を抑えつつレビュー環境を整えたい店舗におすすめです。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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無料 | 写真レビューや割引クーポン連携、リマインダー、複数ウィジェットなど基本機能 |
アプリ9:MLV Recently Viewed Products
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | MLV Recently Viewed Products |
開発者 | MLVeda |
価格 | 月額$9.95(15日間の無料体験あり) |
ハイライト | ページ下部やカートページに自動表示 / 表示位置や表示件数を自在に設定 / タイトル文言を変更可能 |
評価 | 4.6 (16) |
主な機能 | ・ホーム、コレクション、商品、カートなどあらゆるページにウィジェット表示 ・表示件数を最大10件まで設定 ・タイトルや文言をカスタマイズ |
カテゴリー | アップセルとクロスセル |
筆者の感想
「ストアのどのページにも同じウィジェットを自動表示したい」という要望を確実に満たしてくれるアプリです。MLV Recently Viewed Productsは、ホームページや商品ページだけでなく、コレクションページやカートページなど多岐にわたって設定可能なので、ユーザーがいつでも直前に見ていたアイテムに戻れる導線を整備できます。とくにカートページに「最近見た商品」を出すのは、アップセルのチャンスを広げる効果的な方法です。「やっぱりあの商品も一緒に買おうかな」と思い出してもらいやすくなりますね。月額$9.95はやや高い印象も受けますが、15日間の無料体験で使い勝手を試せる点は安心材料です。表示件数上限が10件なので、あまり大量の商品を履歴表示したい場合は不足を感じるかもしれませんが、大抵のストアはこの範囲で十分ではないでしょうか。使い方によっては、タイトルの文言や配置を工夫することで、ストアの雰囲気を壊さずに回遊性をアップできます。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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PRO | 月額$9.95(15日間の無料体験) 全ページ対応、最大10商品表示、タイトル自由設定など |
アプリ10:GLO Related Products, Upsell
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | GLO Related Products, Upsell |
開発者 | Globo.io |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | 関連商品表示 / よく一緒に購入される商品 / カートページアップセル / 最近見た商品をレコメンド表示 |
評価 | 4.9 (280) |
主な機能 | ・タグやコレクション、ベンダー、タイプなどを基準に関連商品を自動表示 ・In Cart Upsellで割引提供 ・サンクスページのアップセル ・「最近閲覧した商品」セクションも搭載 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル |
筆者の感想
GLO Related Products, Upsellは、関連商品やよく一緒に購入される商品を表示する機能に加えて、「最近閲覧した商品」をレコメンド領域に含められるのが魅力です。アップセルやクロスセルのための表示ロジックが豊富なので、「閲覧履歴からの買い増し」を狙った訴求を同時に行えるのは大きな利点。カートページやサンクスページにも追加のおすすめを差し込めるため、購入検討のタイミングを逃さずにアピールできます。無料プランでもタグやコレクションベースの関連商品表示が可能なので、最低限の機能で試したあと、物足りなく感じたら有料版にアップグレードする流れも取りやすいでしょう。最近見た商品だけでなく、幅広いアップセル施策をまとめてやりたいというオーナーには非常に便利なアプリと言えます。商品数が多いほど「関連商品」「閲覧履歴」の相性が良くなるため、回遊率アップと売上増を同時に期待できるでしょう。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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無料 | 同じタグやコレクションなどの関連商品表示 |
PRO | 月額$9.90(7日間無料) よく一緒に購入される商品、厳選おすすめ、自動割引、カスタムデザインなど |
アプリ11:Smart Product Filter & Search
注意: メイン機能は商品検索とフィルタリングですが、「最近見た商品」セクションを表示できるレコメンデーション機能も搭載しているため、ここで取り上げます。
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Smart Product Filter & Search |
開発者 | Globo.io |
価格 | 無料プランあり(14日間無料体験あり) |
ハイライト | 高度な検索・フィルター機能 / 即時サジェスト・スペルチェック / 6種類のレコメンドタイプ(最近見た商品含む) |
評価 | 4.9 (1,681) |
主な機能 | ・タグ、価格、サイズ、色、メタフィールドなど多彩なフィルター ・インスタントサジェスト検索 ・検索ページに関連商品や「最近見た商品」を表示 |
カテゴリー | ナビゲーションとメニュー、検索と絞り込み |
筆者の感想
Smart Product Filter & Searchは「商品検索・絞り込み」に特化しているアプリですが、実はレコメンド機能として「最近見た商品」も表示できる優れものです。検索結果ページやカテゴリページで多くの商品が並ぶ場面でも、ウィジェット形式で閲覧履歴を表示すれば、ユーザーが気になっていた商品を再度チェックしやすくなります。特に検索を多用するユーザー層にとっては、フィルターで探しつつ「さっき見たアレはどこだっけ?」と迷うリスクを減らせるメリットがあります。また、タグやメタフィールドを駆使して詳細検索ができるため、大型ストアや商品バリエーションが豊富なショップでもユーザビリティを高めやすいでしょう。14日間の無料体験で多機能を試せるので、検索周りを徹底強化しながら閲覧履歴も同時に導入したい方におすすめです。月額プランは商品点数に応じて価格が変わるため、在庫が多い店はコストを考慮する必要がありますが、その分顧客体験の向上と売上アップが見込める可能性が高いアプリといえます。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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開発 | 無料 / 開発ストアやアフィリエイトストア、テストストア向け |
プラン$19 | 月額$19(14日間無料) / 最大1000商品、無制限のフィルタツリー、スマート検索、レコメンド機能など |
プラン$29 | 月額$29(14日間無料) / 最大2500商品 |
Shopify Plus | 月額$69(14日間無料) / さらに大型ストア向け |
アプリ12:SC Product Options
注意: こちらもメインは商品オプションの拡張ですが、ストアのデザイン・機能拡張と組み合わせて「閲覧履歴」要素を配置する可能性があるためご紹介します。
アプリ情報(機能一覧)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | SC Product Options |
開発者 | Shop Circle |
価格 | 無料インストール(14日間の無料体験あり) |
ハイライト | 無制限のバリエーション / 日付やファイルアップロード / 条件付きロジック / 多言語対応 |
評価 | 4.7 (1,356) |
主な機能 | ・カラースウォッチ、テキストボックス、ファイルアップロードなど多彩なオプション ・追加料金やアップセル設定 ・商品カスタマイザーで返品を減らしリテンション向上 |
カテゴリー | 商品バリエーション、カスタムファイルのアップロード |
筆者の感想
SC Product Optionsは、ユーザーが商品を細かくカスタマイズできるようにして離脱を防ぎつつ、追加料金を得るアップセル施策も実現できるアプリです。閲覧履歴機能をメインには扱っていませんが、商品ページでオプションを選択しつつ、比較対象として「最近見た商品」へ簡単に戻れるようになれば、よりスムーズな検討・購入プロセスを作れるでしょう。たとえばカラーカスタムやファイルアップロードが必要な商品を複数比較したいユーザーにとっては、閲覧履歴があるかどうかは大きな差となります。無料インストールができる分、試しやすいのはメリットですが、詳細機能を使うには月額$14.99以上のプランが必要です。高度な商品オプションと閲覧履歴を連携したいなら、SC Product Optionsのようなバリエーション拡張アプリと、専用の閲覧履歴アプリを組み合わせるのがベストかもしれません。
料金プラン
プラン名 | 内容 |
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デベロッパー | 無料インストール / 開発ストア用 |
基本 | 月額$14.99(14日間無料) / 無制限オプション、カラースウォッチ、ファイルアップロードなど |
プレミアム | 月額$39.99(14日間無料) / 条件付きロジック、カートページ編集、アップセル価格など |
閲覧履歴アプリの比較(アプリ1をおすすめ)
12個のアプリをご紹介しましたが、それぞれに特徴があります。純粋に「最近見た商品」の表示機能だけをシンプルに使いたいなら、**アプリ1(シンプル商品閲覧履歴アプリ|お手軽最近見た商品)**が最も導入ハードルが低く、コスパが良い印象です。月額$2.89と手頃なのに、ノーコード操作で必要十分な機能をサッと追加できるので、初心者でも扱いやすいでしょう。対して他のアプリは、レコメンド機能やアップセル・クロスセル、レビュー表示などと複合的に利用したい場合に強みを発揮します。特にGLO Related Products, UpsellやSmart Product Filter & Searchなどは、閲覧履歴機能と関連商品表示をまとめて強化したい中~大規模ストアにおすすめです。
最終的な選択は、あなたのストアがどこまで機能拡張をしたいか、どのくらいの予算を投じられるかによって変わります。まずは気になるアプリを無料トライアルで試し、表示位置・デザイン・パフォーマンスをチェックしてみることをおすすめします。閲覧履歴アプリを適切に導入すれば、ユーザーの回遊性とコンバージョン率がアップし、売上拡大につながるでしょう。ぜひ本記事を参考に、自分のストアにベストなアプリを見つけてみてください。