Shopify の顧客管理機能について徹底解説!
目次
はじめに
今回の記事では、Shopify の顧客管理機能について徹底解説します。顧客管理の方法だけでなく、セグメント機能を活用したクーポンの配布や会社機能についても解説します。
Shopify の顧客管理機能
Shopify の顧客管理機能には、「顧客管理」機能、「セグメント」機能、「会社」機能の 3 つがあります。まずは、「顧客管理」機能について解説していきます。
「顧客管理」機能で解説する内容は以下のとおりです。
- 顧客を表示する
- 顧客を検索する
- 顧客にメールメッセージを送信する
- 顧客のプロフィールを追加する
- 顧客のプロフィールを編集する
- 顧客のプロフィールを統合する
- 顧客のプロフィールを削除する
早速、顧客の表示について解説していきます。
顧客を表示する
顧客を表示するには、ストア管理画面の「顧客管理」を選択しましょう。「顧客管理」には Shopify ストアの顧客一覧が表示されます。
一覧には、「顧客名」「メールサブスクリプション」「ロケーション」「注文」「支払った金額」が表示されます。
任意の顧客をクリックすると、顧客の注文情報と、顧客情報の詳細が表示されます。
顧客の表示方法の次は、顧客を検索する方法について解説していきます。
顧客を検索する
顧客を検索するには、虫眼鏡のアイコンの入力欄に顧客の名前を入力しましょう。これで、顧客の検索ができました。
他にも、顧客を絞り込むことができます。上下の矢印アイコンをクリックすると、「最終更新」や「支払合計」、「総注文数」などでも並び替えることができます。
次は、顧客にメールメッセージを送信する方法について解説します。
顧客にメールを送信する
顧客にメールを送信するには、「顧客管理」より、メールを送信したい顧客を選択します。
顧客を選択後、画面右側の「お客様」の「連絡先情報」に顧客の連絡先が表示されているため、こちらよりメールを送信することができます。
顧客に送信したい内容を入力して、「メールを確認」をクリックすると、メール内容のプレビューを見ることができます。
メールのプレビューを確認し、内容が間違っていなければ「メールを送信」をクリックしましょう。
実際に、メールを確認してみると、送信した内容のメールが届いています。
次は顧客のプロフィールを追加する方法について解説します。
顧客のプロフィールを追加する
顧客のプロフィールを追加するには、画面右上の「お客様を追加」をクリックします。
「お客様の概要」に顧客の姓名やメールアドレスを入力する項目が表示されるため、入力しましょう。
住所や電話番号の情報を入力したら、画面右上の「保存する」をクリックしましょう。
これで、顧客のプロフィールを追加できました。
次は顧客のプロフィールを編集する方法を解説します。
顧客のプロフィールを編集する
顧客のプロフィールを編集するには、「お客様」の項目の「・・・」をクリックしましょう。クリックすると、「連絡先情報を編集」や「住所を管理」といった項目が表示されます。今回は、連絡先情報を編集してみましょう。
顧客の名前やメールアドレスを変更することができるので、変更した場合は忘れずに「保存する」をクリックして編集内容を保存しましょう。
保存が完了すると、画面下に「顧客情報が更新されました」と表示され、名前とメールアドレスが変わっていることが確認できます。
次は、顧客のプロフィールを統合する方法について解説します。
顧客のプロフィールを統合する
顧客のプロフィールを統合するとは、1 人の顧客に対して、複数の顧客プロフィールがあった場合、プロフィールを統合して 1 つにまとめることができます。今回は、赤枠で囲んでいるプロフィールを統合します。統合したい顧客の詳細画面を開きましょう。
画面右上の「その他の操作」をクリックし、「お客様を統合」を選択します。
「マージするお客様を見つける」より、統合する顧客を選択しましょう。
「統合された顧客」を統合してもよいか確認したうえで、「統合」をクリックしましょう。今回の例では、「テスト太郎」が「テスト花子」に統合されることとなります。
「確定」をクリックします。
「テスト太郎」が「テスト花子」に統合され、顧客一覧には表示されなくなっています。これで、顧客のプロフィールを統合することができました。
次は、顧客のプロフィールを削除する方法について解説します。
顧客のプロフィールを削除する
顧客のプロフィールを削除するには、削除したい顧客の「その他の操作」をクリックし、「顧客情報を削除する」をクリックしましょう。
「顧客を削除」をクリックすることで、顧客を削除することができます。
無事に削除することができました。
次はセグメント機能について解説していきます。
セグメント機能
Shopify のセグメントとは新規顧客やリピーター、購入履歴に基づいて、似た特徴を持つ顧客をグループ化することを指します。セグメントを利用すると、グループ化された顧客に対してメールを送信したりクーポンを配布したりすることができます。セグメント機能で解説する内容は以下のとおりです。
- セグメントを作成する
- セグメント情報を編集する
- セグメントを削除する
まずは、セグメントを作成する方法について解説します。
セグメントを作成する
セグメントを作成するには、ストア管理画面の左側の「顧客管理」より「セグメント」を選択しましょう。セグメントは Shopify が準備している「セグメントテンプレートを検索する」と自身で作成する「セグメントを作成」の 2 通りの作成方法があります。
「セグメントテンプレートを検索する」では、画面右側のように「初回のお客様のエンゲージメントを高める」や「価値の高いお客様のエンゲージメントを高める」といったテンプレートがあるため、用途に合わせてセグメントを作成しましょう。
テンプレートを選択すると、コードが表示され、選択した内容のセグメントに該当する顧客が表示されます。セグメントを作成したら「セグメントを保存する」を忘れずにクリックしましょう。
セグメントに適切な名前を付けたら「保存」しましょう。
自身でセグメントを作成する場合は、画像のように一覧から選択することができるため、用途にあったものを選択しましょう。今回は「注文数」でセグメントを自作します。
「注文数」が 1 よりも多い顧客をセグメントとして保存します。
無事にセグメントを作成することができました。
次はセグメント情報を編集する方法を解説します。
セグメント情報を編集する
セグメント情報を編集するには、編集したいセグメントをクリックしましょう。そして、コードをクリックすると編集することができます。今回は、セグメントの条件をより絞り込むために「別のフィルターを追加」を選択します。
「国/地域」を選択し、「日本」を追加します。これで、「注文数」が 1 より多く、日本に住所が設定されている顧客をセグメント化することができました。
次はセグメントを削除する方法について解説します。
セグメントを削除する
セグメントを削除するには、削除したいセグメントの「・・・」をクリックして「削除」を選択しましょう。
これで、セグメントを削除することができました。
次はセグメントのクーポンコードを作成する方法について解説します。
セグメントのクーポンコードを作成する
セグメントのクーポンコードを作成するには右上の「セグメントを使用」をクリックし、「ディスカウント」を選択します。
ディスカウントを適用したい内容を選択し、クリックしましょう。
「クーポンコード」の項目にある「クーポンコード」を顧客にメール等で送信することで、セグメント化された顧客に対してクーポンを作成することができます。
こちらの記事ではクーポン・ディスカウントについて解説しています。
Shopify のディスカウント・クーポンの提供方法は?タイプや作成方法など徹底解説!
次は会社機能について解説します。
会社機能
この場合の「会社」とは、B2B での販売対象の会社のことです。会社は複数のロケーションを持つことができ、それぞれに個別のカタログ、決済期間、チェックアウトオプション、配送先住所が割り当てられます。
会社機能で解説する内容は以下の通りです。
- 会社を作成する
- 会社情報を編集する
- 会社を削除する
会社を作成する方法について解説していきます。
会社を作成する
右上の「会社を追加」をクリックして、会社を追加していきましょう。
会社名や配送先住所など、項目に沿って情報を入力し、「保存」することで会社を追加することができます。
会社が一覧として表示され、追加されていることが確認できます。
次は会社情報を編集する方法について解説します。
会社情報を編集する
会社情報を編集するには、画面右側の編集したい項目の「・・・」をクリックします。今回は「チェックアウト設定を編集」します。
変更したい項目を設定後、「保存する」をクリックしましょう。
画面下に変更した内容についてのモーダルが表示され、編集が完了していることがわかります。
最後に、会社を削除する方法について解説します。
会社を削除する
削除したい会社を選択したら「会社を削除」をクリックしましょう。
「会社を削除」をクリックすることで会社を削除することができます。
Shopify ストアで顧客管理ができるアプリ「シンプル会員ランク|お手軽顧客タグ付け」
会員ランク管理アプリは、Shopify ストアに簡単に顧客自動タグ付け機能を導入することができるアプリです。
こちらからアプリをインストールできます。
詳しい使い方については、以下のご利用ガイドをご覧ください。
Shopify に会員ランク機能を導入して自動で顧客タグを付与できるアプリについて徹底解説|ご利用ガイド
おわりに
今回の記事では、Shopify の顧客管理機能について徹底解説します。顧客管理の方法だけでなく、セグメント機能を活用したクーポンの配布や会社機能についても解説してきました。顧客管理機能を活用して業務の効率化と売上アップを目指しましょう。