Shopify で税込価格を表示する方法と税率を設定する方法を徹底解説!
目次
はじめに
2021 年 4 月から、商品価格として税込価格を表示することが義務化されました。今回の記事では Shopify で税込表示を設定する方法や特定の商品に軽減税率を設定する方法などを解説していきます。
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税込表示の義務化
表示価格を税込みにする必要があるかどうかについてですが、結論から述べると必ず税込価格を表示しなければなりません。
2021 年 3 月 31 日までは消費税転嫁対策特別措置法によって「本体価格+税」や「本体価格(税込 ◯ 円)」といった価格表示が許可されていました。消費税転嫁対策特別措置法が終了した現在(2024 年 3 月)では、そのような価格表記法は許可されていません。
したがって、商品を登録する際に税込表示するように設定する必要があります。
価格表示として認められる例
以下のような記法が価格表示として認められます。
本体価格が 10,000 円・標準税率 10%の商品の表示例
- 11,000 円
- 11,000 円(税込)
- 11,000 円(税抜価格 10,000 円)
- 11,000 円(うち消費税額等 1,000 円)
- 11,000 円(税抜価格 10,000 円、消費税額等 1,000 円)
- 11,000 円(税抜価格 10,000 円、消費税率 10%)
- 10,000 円(税込価格 11,000 円)
要するに税込価格がいくらかを明記するか、何も書かずに税込価格を書く必要があるということです。
Shopify で商品の金額を税込表示する方法
Shopify で商品の金額を税込表示する方法を解説します。
管理画面から「商品管理」を選択し、税込表示したい商品を選択します。
(複数個ある場合でも一つ一つ設定する必要があります)
「商品価格に税を適用する」にチェックを入れます。
(商品作成時にデフォルトでチェックが入っています)
これで値段を税込表示する設定は完了です。
税率を設定する方法
法律の改定などで税率に変更があった場合、Shopify サイトでも税率を変更しなければなりません。Shopify で税率を設定する方法を解説します。
一律で設定する
管理画面から「設定」をクリックします。
「関税と税金」をクリックして、「>」をクリックします。
「日本」を選択します。
「日本」の右の値が基本の税率です。
この値で基本の税率を指定します。(デフォルトでは 10%で設定されています。)
軽減税率・その他税率を設定する
軽減税率やその他の税率を適用する商品はコレクション単位で指定します。
事前に税率を指定したい商品をまとめたコレクションを作成しておく必要があります。
軽減税率やその他税率を適用する場合は、「税率と免税」の部分を設定します。
「優先適用」をクリックします。
モーダルが開くので、適用する商品と税率を設定していきます。
「コレクションを選択」をクリックして該当のコレクションを選択します。
「税率」部分で適用させたい税率を指定します。
免税の場合は、税率を 0%で指定します。
「優先適用を追加」で設定を保存します。
万が一商品に重複があるコレクションを別々に指定して税率を設定した場合、下側の税率が優先的に適用されます。
これで軽減税率・その他税率の適用は完了です。
まとめ
今回の記事では商品価格を税込表示する方法と税率を設定する方法を解説しました。
ストア構築の参考になれば幸いです。
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