【2025年】Shopify に追従 Instagram アイコンを表示できる？おすすめアプリも紹介！

はじめに
Shopify で追従 Instagram アイコンを表示することはできる？
Shopify で追従 Instagram アイコンを表示するメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
テーマのコード編集による実装
- メリット
- デメリット
アプリを利用した実装
- メリット
- デメリット
手軽に試すならアプリがおすすめ
おすすめアプリの「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」紹介
「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」のインストール手順と簡単な使用方法
テーマをコード編集で実装する場合のサンプルコード
Shopify 追従 Instagram アイコン設置後の活用ポイント
運用時の注意点
まとめ
参考記事

はじめに

近年、EC サイト運営においてはInstagram や X (旧 Twitter) といった SNS の活用が重要視されるようになりました。Instagram で商品イメージを発信し、ストアへの流入を促す施策は珍しくありません。ところが、いざ Shopify ストアを運営していると、

「Instagram をもっとアピールしたいけど、常に目立つ位置にアイコンを設置できるのか？」
「Shopify テーマを編集して追従型のアイコンを設置したいけど、コード修正が難しそう」
「手軽に導入できるアプリはある？」

といった疑問が生じることがあります。そこで本記事では、Shopify で追従 Instagram アイコンを表示する方法をわかりやすく解説します。

Shopify ストアで追従 Instagram アイコンを表示するメリット・デメリット
コード編集で実装する場合と、アプリを利用する場合の違い
おすすめ Shopify アプリ「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」の紹介
アプリの導入手順や簡単なカスタマイズ方法
コードを編集して追従 Instagram アイコンを設置するサンプル例

2025 年以降も拡大を続けるオンライン市場において、SNS との連動はますます重要性を増すでしょう。Instagram アイコンを追従表示しておくことで、ユーザーにとってわかりやすい動線を確保し、ブランドの世界観を発信していくことができます。

追従Instagramアイコンの表示例

今回は、以下の記事を参考にしています。

それでは、順を追って見ていきましょう。

Shopify で追従 Instagram アイコンを表示することはできる？

結論から言うと、Shopify で追従 Instagram アイコンを表示することは十分可能です。大きく分けて次の 2 通りの方法があります。

テーマのコードを編集して直接実装する
Shopify テーマ内の HTML / CSS / JavaScript (Liquid) を編集し、自分でアイコンを固定表示する方法です。自由度が高い一方で、コードを書く知識が求められます。
アプリを利用する
Shopify アプリの中には、SNS アイコンを追従表示できる機能を備えたものが多数存在します。今回紹介する「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」のように、Instagram に特化した追従アイコンを提供するアプリもあります。ノーコード・短時間で導入できる点が魅力です。

どちらのアプローチもメリット・デメリットがあります。まずは追従 Instagram アイコンを表示すること自体の利点と注意点を整理してみましょう。

Shopify で追従 Instagram アイコンを表示するメリット・デメリット

メリット

メリットのイメージ

Instagram は写真や動画を通じてブランドイメージを直感的に伝えられる SNS です。常に目立つ位置にアイコンを表示しておくことで、ストア訪問者をスムーズに Instagram アカウントへ誘導できます。結果的にフォロワーやエンゲージメントを増やし、SNS 経由の流入や売上アップが期待できます。

ブランディング・信頼感の向上

SNS が充実していると、顧客は「運営者がきちんと情報を発信している」ことを感じやすくなります。Instagram 上に投稿された商品写真や利用者のリアルな声などを見ることで、ブランドへの親近感や信頼感が高まる場合があります。

ユーザー体験 (UX) の向上

ヘッダーやフッターにアイコンがあるだけだと、スクロールが長いページでは埋もれてしまいます。追従アイコンなら、ユーザーがページを上下に移動しても常にアイコンが視界に入るため、SNS へのアクセスハードルがぐっと下がります。

マーケティング施策との組み合わせが容易

Instagram のライブ配信やストーリーズ機能を使ったキャンペーン告知など、EC サイトとの連携がやりやすくなります。追従アイコンをクリックするだけで簡単に遷移できるため、キャンペーンページへの動線を増やしたり、アカウントをフォローしてもらったりする仕掛けを用意しやすいです。

デメリット

デメリットのイメージ

デザインの干渉

常に表示されるアイコンが、ページのビジュアルを損ねたり、他のコンテンツを隠してしまったりするリスクがあります。アイコンの大きさや配置位置の調整を誤ると、ユーザーにストレスを与えてしまうおそれがあります。

ページ表示速度への影響

画像やスクリプトを追加するため、ページ読み込みがわずかに遅くなる可能性があります。パフォーマンスを重視するのであれば、アイコン画像を圧縮する、JavaScript を最適化するなどの対応が必要です。

運用の手間

Instagram アカウントを運用するためには、定期的な投稿・顧客対応が欠かせません。追従アイコンを設置してフォロワーを増やしたとしても、SNS 側の運用体制が整っていなければメリットを十分に活かせないでしょう。

Instagram や他の SNS プラットフォームは、サービス仕様の変更やアルゴリズムの変更など、運営者の意図でルールが大きく変わる場合があります。SNS での集客に大きく依存してしまうと、プラットフォーム側の変化に影響を受けやすい点には注意が必要です。

テーマのコード編集による実装

Shopify テーマのコードを直接編集して Instagram 追従アイコンを実装する方法を紹介します。この方法では、HTML、CSS、JavaScript を使って自分だけのカスタムアイコンを作成できます。

メリット

自由度が高い: HTML / CSS / JavaScript を直接編集するため、好みのデザインや動きを細かく作り込めます。
月額費用がかからない: 自社でコードを組むだけなので、追加のアプリ費用はかかりません。

デメリット

開発リソースが必要: コードが書ける人材がいないと実現が難しく、外部委託する場合はコストがかかります。
テーマアップデートで上書きされるリスク: テーマを更新した時にカスタムコードが消えてしまう可能性があり、都度メンテナンスが必要です。
エラー発生時の自己責任: コードの不具合でレイアウト崩れやページ表示エラーが起きた場合、基本的には自力で解決する必要があります。

アプリを利用した実装

Shopify ストアに Instagram 追従アイコンを設置する方法として、専用アプリを利用する方法があります。この方法では、プログラミングの知識がなくても、数クリックで簡単に Instagram アイコンを設置できます。Shopify アプリストアから適切なアプリをインストールし、管理画面から設定するだけで実装が完了します。

メリット

ノーコードで導入可能: アプリをインストールして、管理画面から設定するだけ。専門知識がなくても扱いやすいです。
サポートを受けやすい: 何か不具合があってもアプリ開発者のサポートを期待できます。
簡単にカスタマイズ: 多くのアプリが GUI でアイコンの大きさ、位置、色合い等を変更できるため、試行錯誤しやすいです。
テーマ更新に強い: コード編集の場合のようにテーマアップデートで上書きされる心配が少なく、メンテナンスも容易です。

デメリット

月額費用が発生する: アプリ次第では、無料プランがなかったり高額なサブスクリプションが発生する可能性があります。
アプリ同士の競合: 複数のアプリを組み合わせると、JavaScript の競合などが起こり得ます。
カスタマイズ範囲が制限される: たいていはある程度のカスタマイズは可能ですが、要望に応じた細かい挙動はできないことがあるため、完全に自由なデザインを求める場合はコード編集の方が向いているかもしれません。

手軽に試すならアプリがおすすめ

「とりあえず導入してみたい」「コードを書くのはハードルが高い」という方には、やはりアプリを利用する方法がおすすめです。Shopify アプリストアには多数の SNS アイコンアプリが存在しますが、ここでは特に Instagram の誘導に特化したアプリをご紹介します。

「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」のインストール手順と簡単な使用方法

こちらの解説は、公式のご利用ガイドでも詳しく説明されていますので、あわせてご参照ください。
→ 「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」ご利用ガイド

アプリのインストール手順

Shopify アプリストアで「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」と検索してください。もしくはこちらのリンクからアプリ詳細ページへアクセスしてください。
アプリの詳細ページから「インストール」ボタンをクリックし、インストールを始めます。
Shopify の管理画面で再度権限の確認などがあります。問題なければ、「インストール」ボタンでインストールを完了してください。
アプリの管理画面が表示されれば、インストールは完了です。

この段階で、7 日間の無料トライアルが始まります。無料期間のうちに一通りの機能を試してみて、自社ストアに合うかどうか判断しましょう。

アプリブロックを追加

アプリをカスタマイズするには、テーマにアプリブロックを追加する必要があります。以下の手順でアプリブロックを追加してください。

アプリの管理画面の「テーマに追加」でテーマにアプリブロックを追加してください。
アプリブロックが有効化されていることを確認して、変更を保存してください。（公開中のテーマの場合、保存すると実際のストアに反映されてしまうので注意してください。）

自動でのアプリブロック追加がうまくいかない場合は、ご利用ガイドを参考に手動でアプリブロックを有効化してください。

アプリブロックのカスタマイズ

追加したアプリブロックにカスタマイズ項目があるので、ストアに合わせて調整してください。

アプリのカスタマイズ項目

カスタマイズ項目について簡単に説明します。

URL 設定
アイコンをクリックした時に開きたい URL を設定できます。Instagram アカウントのプロフィール URL などを入力します。例えば、https://www.instagram.com/your_account_name/ のように設定しておくと、アイコンをタップ / クリックしたユーザーが直接プロフィールにアクセスできるようになります。
アイコン設定
アイコン画像を設定できます。任意の画像をアップロード可能で、デフォルトの Instagram アイコン以外を使用することもできます。また、アイコンのサイズを PC とスマホでそれぞれ設定可能です。
吹き出し設定
アイコンの横に表示される吹き出しのテキストや背景色、文字色、枠線なども変更できます。
位置設定
アイコンが表示される位置を設定できます。また、アイコンの z-index も設定できます。
追加 CSS
管理画面の入力欄に追加の CSS コードを記述することで、さらなるデザイン調整が行えます。

これらの項目を設定して「保存」すると、即座にストアのプレビュー画面に反映されます。細かい調整を繰り返しながら、自社ストアに合ったデザインで Instagram アイコンを追従表示してみてください。

テーマをコード編集で実装する場合のサンプルコード

「アプリを使わずに自力で実装したい」「独自デザインを追求したい」という方向けに、簡単なコード例を紹介します。以下は Shopify テーマのフッターなどに HTML / CSS / JavaScript を追記し、画面右下に丸型の Instagram アイコンを固定表示するイメージです。

<!-- 追従型 Instagram アイコンのサンプル (例: theme.liquid の </body> 直前に貼り付け) -->
<div id="sticky-instagram-icon">
  <a href="https://www.instagram.com/your_account_name/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <img src="https://cdn.example.com/instagram-icon.png" alt="Instagram">
  </a>
</div>

<style>
  #sticky-instagram-icon {
    position: fixed;
    bottom: 20px;
    right: 20px;
    z-index: 9999;
  }
  #sticky-instagram-icon a {
    display: inline-block;
    width: 60px;
    height: 60px;
  }
  #sticky-instagram-icon img {
    width: 100%;
    height: 100%;
    border-radius: 50%; /* 丸型 */
    box-shadow: 0 4px 8px rgba(0,0,0,0.3);
    transition: transform 0.2s ease;
    object-fit: cover;
  }
  #sticky-instagram-icon img:hover {
    transform: scale(1.1);
  }
  /* スマホ画面向けメディアクエリ */
  @media (max-width: 767px) {
    #sticky-instagram-icon a {
      width: 50px;
      height: 50px;
    }
  }
</style>

上記は一例ですので、サイズや位置、画像パスなどを自社ストアに合わせて適宜変更してください。また、テーマ更新時に上書きされるリスクがあるため、万一に備えて テーマを複製 しておき、定期的にバックアップを取ることをおすすめします。

Shopify 追従 Instagram アイコン設置後の活用ポイント

追従アイコンを設置して終わりではなく、Instagram と Shopify をどう連動させるかが成果を左右します。以下にいくつかのアイデアを紹介します。

Instagram 限定クーポンの配布

アイコンをタップして Instagram に誘導し、フォローしてくれたユーザーに限定クーポンを発行する施策が考えられます。ストアへのリピート率向上や、フォロワーの増加に効果的です。

UGC（User-Generated Content）の活用

Instagram でお客様が投稿した商品レビュー写真や使用例をリポスト、あるいはストアの商品ページに埋め込む形で展開すると、購入検討中のユーザーにリアルな魅力を伝えられます。ユーザー投稿を促すキャンペーンを行ってもよいでしょう。

商品タグ付け投稿 × ショップ連携

Instagram のショッピング機能を活用する場合、投稿に商品タグを付けておくと、ユーザーはそのまま EC サイトへ移動して購入できます。追従アイコンからのアクセスが増えると、自然と商品タグ付き投稿の閲覧も増え、購入への導線が強化されます。

投稿内容の統一感・ブランディング

単にアイコンを表示するだけでなく、Instagram での発信内容がストアのコンセプトに合っているかも確認が必要です。ストアの世界観や商品ターゲットが明確であればあるほど、Instagram の投稿戦略 も組み立てやすくなり、追従アイコンがより活きてきます。

運用時の注意点

定期的な効果測定

追従アイコンを設置したことで、Instagram へのリンククリック数やフォロワー数がどの程度変化したかを計測しましょう。Shopify アナリティクスや Google アナリティクスのイベント計測機能などを利用し、設置前後で比較すると効果が見えやすくなります。

デバイス別表示の確認

デスクトップだけでなく、スマホやタブレットでもアイコンが邪魔になっていないか定期的にチェックしてください。とくにバナーやプライバシーポリシー通知バーなどを併用していると、画面下部が圧迫されやすくなります。

ページ速度への配慮

画像ファイルを大きなサイズでアップロードしていると、ストアの表示速度低下につながる可能性があります。アイコン画像はなるべく軽量化し、必要であれば圧縮ツールなどを活用してください。

Instagram 運用体制

フォロワーが増えると、コメントやメッセージへの対応時間が増えることがあります。無理のない範囲で運用役割を分担し、お客様とのコミュニケーションを大切にしましょう。

まとめ

Shopify ストアで追従 Instagram アイコンを設置しておくことは、近年ますます重要度を増す「SNS 集客」を強化する上で有効な施策です。Instagram の世界観を活かして商品やブランドをアピールできるだけでなく、フォロワーとの繋がりによる口コミ効果やリピーター獲得が期待できます。

表示方法: コード編集とアプリ利用の 2 パターン
メリット・デメリット: デザインの自由度や運用コスト、更新リスクを総合的に検討
おすすめアプリ: 「シンプル Instagram 誘導｜追従インスタアイコン」
(ノーコードで手軽に導入でき、日本語サポートも充実)
運用ポイント: Instagram への誘導施策 + ストア内の販売促進を組み合わせると効果大

コードをいじるスキルがあれば直接実装を検討しても良いですし、「とにかく簡単に試してみたい」という方はアプリを導入して、まずは手軽に運用をスタートしてみてください。

一度アイコンを設置したら、その後はInstagram と連動したマーケティング施策を忘れずに。SNS シェアやキャンペーン展開などを活用してブランドを盛り上げながら、リピーターやファンを育成していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。本記事があなたの Shopify ストア運営における SNS 活用のヒントになれば幸いです。