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Shopifyにスライドショーを挿入する方法を徹底解説!

Shopify にスライドショーを挿入する方法を徹底解説!

Shopify でオンラインストアを運営している方の中には、スライドショーの導入に悩んでいる方も多いと思います。売上を上げるためには、スライドショーを導入するためには、Shopify のテーマの構造を熟知して、適切にコード編集を行なう必要があります。

  • Shopify ストアにスライドショーを導入して、ストアの信頼性を向上させたい
  • 売上を少しでも上げたい
  • スライドショーの作成はとても大変そうで、できるか心配だ

という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Shopify の運営・構築の業務を行っている Shopify Experts 企業の株式会社 UnReact が、Shopify にスライドショーを挿入する方法を分かりやすく徹底解説致します。

それでは、頑張っていきましょう。

Shopify にスライドショーを導入する2つの方法

Shopify にスライドショーを導入する方法は、アプリを導入する方法と、コーディングを用いて導入する方法の2つがあります。

それでは、各々の方法について詳細に解説していきます。

以下の記事を参考にしています。

slick を用いて Shopify でスライドショーを作成する

アプリを用いて Shopify にスライドショーを導入する方法

それでは、アプリを用いて Shopify にスライドショーを導入する方法について解説していきます。

1つ目に紹介するアプリは、「スライドショー挿入アプリ | リテリア スライドショー」というアプリです。

こちらの使用方法等について、解説していきます。

また、アプリストアはこちらになります。

スライドショー挿入アプリ | リテリア スライドショー

それでは、こちらのこちらのアプリについて簡単に解説していきます。

スライドショー挿入アプリ | リテリア スライドショーの使用方法

以下の公式解説記事を参考にしています。

高カスタマイズ画像スライドショーを挿入できる Shopify アプリ「リテリア スライドショー」の使い方を徹底解説

こちらのアプリは日本製の Shopify アプリで、Shopify ストアに高いカスタマイズ性のスライドショーを挿入することができるアプリです。

挿入するスライドショーは非常に高いカスタマイズ性になっており、インジケーターや矢印ボタンのデザイン、スライドショーの種類など幅広くカスタマイズすることができます。

また、Shopify ストアのカスタマイズ画面から簡単操作で高いカスタマイズ性のスライドショーを編集することができるため、非常に使い勝手が良いです。

いくつかの画像を引用しながら、こちらのアプリの機能について書いたんに解説していきます。



上の画像のように、矢印の種類などを複数選択できます。カスタマイズ性に非常に優れているため、使いやすいです。



日本語対応した日本製のアプリであるため、管理画面で迷うこともありません。アプリをインストールしてから、非常に簡単にストアに導入することが可能になります。



PC 時、スマホ時のデザインにも対応しています。カスタマイズ性能は非常に高いです。

イメージスライダー

イメージスライダーは、海外製のスライドショーアプリです。

以下のようなデザインのスライドショーを、比較的簡単に作成することができます。



アプリの価格も、最高で 89.99 ドルするので、かなり高額です。

カスタマイズ性能も前述の「スライドショー挿入アプリ | リテリア スライドショー」と比べて劣るため、こちらのアプリをインストールするよりも「スライドショー挿入アプリ | リテリア スライドショー」を導入したほうが良いかもしれません。

海外製のスライドショーアプリであるため、管理画面も英語になっており、サポートへのメールも英語で行なう必要があります。

ここまでで、アプリを用いて Shopify ストアにスライドショーを導入する方法の解説は終了です。

ここからは知識がある人向けではありますが、コーディングを用いて Shopify ストアにスライドショーを導入する方法について解説していきたいと思います。

コーディングを用いて、Shopify ストアにスライドショーを導入する方法


Shopify ストアにコーディングを用いてスライドショーを導入する方法について解説します。

Slick を用いてテーマにスライドショーを追加する方法について解説します。

まずは、テーマに jQuery を追加しましょう。

テーマに jQuery を追加


Shopify テーマのtheme.liquidを開いて、head タグの終了タグの直前に、以下のコードを挿入しましょう。

<head>
  ...
  <!--jqueryを追加 -->
  <script src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/2.2.3/jquery.min.js"></script>
</head>


ここまでで、jQuery の導入は終了です。slick は jQuery に依存しているため、導入する際には上記のように jQuery を導入する必要があります。

テーマに slick を追加

slick は、特定のクラスが付与されている HTML 要素をスライダーに変更する JavaScript のライブラリです。

そのため、HTML・CSS・JavaScript の3つのファイルを編集する必要があります。

まずは、以下のように自作の CSS ファイルと JS ファイルを作成しましょう。そしてその後に、CDN を用いて slick 本体と slick の CSS を読み込みます。

自作の CSS・自作の JS・slick の CSS(CDN を用いて読み込み)・slick の JS(CDN を用いて読み込み)の作成を行なうことで、sliderというクラス名が当たっている HTML 要素を、スライドショーにすることが可能になります。

一つ一つ、確認していきましょう。

自作の CSS

自作の CSS は以下です。

assets フォルダの中に作成し、theme.liquid で読み込んで下さい。

/*==================================================
スライダーのためのcss
===================================*/
.slider {/*横幅94%で左右に余白を持たせて中央寄せ*/
   width:94%;
    margin:0 auto;
}
​
.slider img {
    width:100%;/*スライダー内の画像を横幅100%に*/
    height:auto;
}
​
/*slickのJSで書かれるタグ内、スライド左右の余白調整*/
​
.slider .slick-slide {
    margin:0 10px;
}
​
/*矢印の設定*/
​
/*戻る、次へ矢印の位置*/
.slick-prev,
.slick-next {
    position: absolute;/*絶対配置にする*/
    top: 42%;
    cursor: pointer;/*マウスカーソルを指マークに*/
    outline: none;/*クリックをしたら出てくる枠線を消す*/
    border-top: 2px solid #666;/*矢印の色*/
    border-right: 2px solid #666;/*矢印の色*/
    height: 15px;
    width: 15px;
}
​
.slick-prev {/*戻る矢印の位置と形状*/
    left: -1.5%;
    transform: rotate(-135deg);
}
​
.slick-next {/*次へ矢印の位置と形状*/
    right: -1.5%;
    transform: rotate(45deg);
}
​
/*ドットナビゲーションの設定*/
​
.slick-dots {
    text-align:center;
        margin:20px 0 0 0;
}
​
.slick-dots li {
    display:inline-block;
        margin:0 5px;
}
​
.slick-dots button {
    color: transparent;
    outline: none;
    width:8px;/*ドットボタンのサイズ*/
    height:8px;/*ドットボタンのサイズ*/
    display:block;
    border-radius:50%;
    background:#ccc;/*ドットボタンの色*/
}
​
.slick-dots .slick-active button{
    background:#333;/*ドットボタンの現在地表示の色*/
}

自作の JS

それでは次に、自作の JS について解説します。

以下のコードを assets フォルダの中に作成して、head タグの終了タグの前で読み込んで下さい。

$('.slider').slick({
  autoplay: true,//自動的に動き出すか。初期値はfalse。
  infinite: true,//スライドをループさせるかどうか。初期値はtrue。
  slidesToShow: 3,//スライドを画面に3枚見せる
  slidesToScroll: 3,//1回のスクロールで3枚の写真を移動して見せる
  prevArrow: '<div class="slick-prev"></div>',//矢印部分PreviewのHTMLを変更
  nextArrow: '<div class="slick-next"></div>',//矢印部分NextのHTMLを変更
  dots: true,//下部ドットナビゲーションの表示
  responsive: [
    {
      breakpoint: 769,//モニターの横幅が769px以下の見せ方
      settings: {
        slidesToShow: 2,//スライドを画面に2枚見せる
        slidesToScroll: 2,//1回のスクロールで2枚の写真を移動して見せる
      }
    },
    {
      breakpoint: 426,//モニターの横幅が426px以下の見せ方
      settings: {
        slidesToShow: 1,//スライドを画面に1枚見せる
        slidesToScroll: 1,//1回のスクロールで1枚の写真を移動して見せる
      }
    }
  ]
});


次に、以下のように slick の CSS と JS を CDN 経由で読み込んで下さい。

<head>
  ...
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.min.js" integrity="sha256-CSXorXvZcTkaix6Yvo6HppcZGetbYMGWSFlBw8HfCJo=" crossorigin="anonymous"></script>
  <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/slick-carousel@1.8.1/slick/slick.min.js"></script>
   <Link legacyBehavior rel="stylesheet" type="text/css" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/slick-carousel@1.8.1/slick/slick.css">
</head>


最後に、以下のファイルを section 配下に作成して下さい。schema を設定すれば、Shopify のテーマカスタマイズ画面から追加できるようになります。

画像ファイルも schema から読み込むように良い感じに編集して下さい。

<ul class="slider">
 <li><img src="img/img_01.jpg" alt=""></li>
 <li><img src="img/img_02.jpg" alt=""></li>
 <li><img src="img/img_03.jpg" alt=""></li>
 <li><img src="img/img_04.jpg" alt=""></li>
 <li><img src="img/img_05.jpg" alt=""></li>
 <li><img src="img/img_06.jpg" alt=""></li>
<!--/slider--></ul>

ここまでで、コーディングを用いてスライドショーを Shopify ストアに導入する方法を解説しました。

ストアの構造や Liquid、スキーマなどの知識が必要になるため、難しい方は、「スライドショー挿入アプリ | リテリア スライドショー」を導入することをおすすめしています。

まとめ


今回は Shopify でスライドショーを導入する方法について簡単に解説しました。

アプリを導入やコーディングを行って、Shopify ストアにスライドショーを導入しましょう。

お疲れ様でした。

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