
【2025】Shopify のチェックアウトカスタマイズアプリ20選を紹介!
目次
- チェックアウトとは
- チェックアウトを導入するメリット
- チェックアウトを導入するデメリット
- チェックアウト機能の導入方法
- チェックアウトアプリの選び方
- シンプルサンクスページ編集|お手軽チェックアウト拡張
- シンプル決済カスタマイズ|お手軽条件ごとの決済方法
- Uppush Abandoned Cart Email
- Candy Rack:アップセル&クロスセル
- One Tree Planted at Checkout
- Shipping Rates Calculator Plus
- Easy Upsell & Cross Sell+
- TK ディスカウントバナー
- ReConvert Upsell アップセル&クロスセル
- Bulk Discount Code Bot
- SEOAnt ‑ Sticky Add To Cart
- EA • Sticky カートに追加アップセル
- TZ Trust Badges, Payment Icons
- Avada Order Limits Quantity
- qikify カートアップセル&無料ギフト
- AOV Free Gift Buy X Get Y+BOGO
- Hextom:究極のセールスブースト
- BiNDec |チェックアウトカスタマイズ
- Releasit COD Form & Upsells
- VL: Checkout Address Validator
- チェックアウトカスタマイズアプリの比較
- 参考記事
チェックアウトとは
チェックアウトとは、オンラインストアで商品を購入する際に行われる最終的な手続きのことを指します。カートに入れた商品を確認し、配送先情報や支払い方法を選択して購入を確定するまでのプロセス全般を指す場合が多いです。特に Shopify のような EC プラットフォームでは、チェックアウトは購入者との最終的な接点でもあるため、使いやすさやデザイン、情報の伝え方によって顧客体験が大きく左右されます。
ここでチェックアウトが複雑だったり、欲しい情報がうまく伝わらなかったりすると、購入途中で離脱してしまう「カゴ落ち」を招きがちです。逆に、ストレスなくスムーズに購入できる仕組みを整えておけば、リピート率や客単価を高められます。さらに、チェックアウト完了後のサンクスページやアップセルも含めて設計することで、「もう 1 点購入してもらう」「次回キャンペーンを案内する」といった追加の収益獲得や顧客ロイヤルティの向上を狙えます。
チェックアウトを導入するメリット
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カゴ落ち率の低減
分かりやすく・安心感のあるチェックアウトを用意すれば、ユーザーが購入を最後まで完了してくれる確率が高まります。支払い方法や送料が明確で、不要な入力ステップが省略されていればなおさらです。 -
平均注文額(AOV)の向上
購入直前のタイミングで「セット割引」や「関連商品の追加購入を促すオファー」を提示できれば、1 度の購入あたりの客単価を上げやすくなります。特にクーポンやギフトなどの仕掛けがスムーズに設定されることで大きく売上に貢献するでしょう。 -
ブランド体験の向上
チェックアウトを自社のブランドイメージに合わせてカスタマイズすることで、顧客は「最後までブランドの世界観を楽しめる」状態になります。マニュアルでの操作を極力減らし、ストア全体のトーン&マナーを統一することで、満足度が上がると同時にリピーターの獲得にもつながります。 -
追加情報収集がしやすい
チェックアウト段階でメールアドレスや電話番号、希望配達日時などを自然な流れで取得できます。これにより、後続のマーケティング施策を進めやすくなったり、配送トラブルを減らしたりできるメリットがあります。
チェックアウトを導入するデメリット
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開発・カスタマイズのコスト
複雑なチェックアウトの変更を行う場合、Shopify Plus の特権機能(Checkout Extensibility など)が必要となることが多く、さらに外部の開発リソースやアプリコストがかかるケースがあります。予算とリソースを十分に考慮する必要があります。 -
運用の手間
チェックアウトにアップセルや複数のクーポンを組み込むと、設定を誤ったり、想定外の価格計算になるリスクがあるため、運用時の注意や定期的なテストが必要です。 -
購入者に与える負担
チェックアウトカスタマイズが過剰になると、入力項目やメッセージが増えすぎて逆に離脱を招く可能性があります。必要な情報とのバランスを取りつつ、最小限のステップで完了できるようにする工夫が求められます。
チェックアウト機能の導入方法
Shopify では、標準でもシンプルなチェックアウト機能が提供されています。しかし、より高度なカスタマイズや追加機能を求める場合、アプリの活用か、Shopify Plus での Checkout Extensibility を利用するのが一般的です。具体的には以下の手順が多いです。
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Shopify アプリストアで必要な機能を提供するアプリを探す
たとえば「サンクスページでのアップセル」「特定条件での決済方法切り替え」「チェックアウトページ内の追加フォーム」など、目的にあったアプリを確認します。 -
アプリをインストールして設定
ノーコード対応のアプリであれば、管理画面でオン・オフやデザイン変更ができる場合が多いです。Shopify Plus が必要な機能の場合、事前に利用条件を確認しましょう。 -
テスト購入を行う
実際に自分で商品をカートに入れ、チェックアウト画面やサンクスページを操作し、意図した動作になっているか確認します。クーポンやアップセルなどの結合テストも実施しましょう。 -
運用開始 & モニタリング
導入後は、一部の顧客からのフィードバックやコンバージョンの変化を注視します。定期的にアプリの更新や設定変更を行い、チェックアウトをブラッシュアップしていくのが望ましいです。
最終的には、アプリを使用してチェックアウトをカスタマイズするのがもっとも効率的かつ柔軟性が高いです。Shopify Plus であればコードレベルの変更もできますが、開発リソースや費用がかかりますので、まずは実績あるアプリを検討するのがおすすめです。
チェックアウトアプリの選び方
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対応プランの確認
Shopify Plus 専用なのか、Standard プランでも動くのかなど、導入プランを事前に確認する必要があります。アプリの説明に「Checkout Extensibility 対応」「Liquid チェックアウトへのスクリプト対応」などが記載されているので要チェックです。 -
ノーコード対応かどうか
コード編集が苦手なら、管理画面の UI のみで柔軟に設定を変えられるアプリがおすすめです。初心者でも分かりやすい操作性や日本語ドキュメントの有無なども考慮しましょう。 -
追加費用や月額コスト
チェックアウト関連アプリは売上へのインパクトが大きい分、有料のものが多く見られます。アプリ単体の月額費用に加え、売上に応じた追加手数料がないか、課金体系を確認しておくのが無難です。 -
サポート体制(日本語の有無)
カスタマイズが複雑になるほどトラブルシュートが発生しやすいので、サポートが手厚いアプリは安心です。日本語対応していると操作や問い合わせがスムーズに進みます。 -
デザイン・UI の自由度
チェックアウト画面やサンクスページを自ブランドに合わせたい場合、デザイン面のカスタマイズ項目が多いアプリを選ぶと良いでしょう。フォントやカラーだけでなく、メッセージやバナー表示位置など細かい調整ができるかを確認すると失敗が減ります。
以下では、Shopify でチェックアウトをさらにパワーアップし、コンバージョン率や客単価の向上に役立つアプリ 20 選をご紹介します。それぞれのアプリについて、簡易表と筆者の独自見解(500 文字程度)、そして料金プランの表をまとめました。自社ストアの特徴やお客様の購入行動に合ったアプリを見つけて、売上向上につなげてみてください。
シンプルサンクスページ編集|お手軽チェックアウト拡張
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | シンプルサンクスページ編集|お手軽チェックアウト拡張 |
価格 | 月額 $7.99(無料体験あり) |
ハイライト | 購入完了後のサンクスページに画像やリンクを簡単表示 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | 株式会社 UnReact |
言語 | 日本語 |
カテゴリー | 画像ギャラリー |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | サンクスページにバナーを表示/管理画面で設定/初心者 OK |
筆者コメント
本アプリは、Shopify の標準サンクスページをもう少し活用したい方に最適だと感じました。特にサンクスページは「購入を完了した顧客だけ」が見る場所なので、ブランドのロイヤリティが比較的高いタイミングでもあります。そのタイミングで新商品の告知や次回クーポンの案内をバナーとして表示すれば、すぐにリピート購買や SNS シェアにつなげやすいのが魅力です。デザイン知識がなくても運営者が独自の画像を用意するだけで設置可能なので、余計な労力も少なく導入しやすい印象を受けました。
また、日本製のアプリであることも大きな安心材料です。初期設定の UI が全て日本語なので、エラーが起きた際にも問い合わせ対応がスムーズに進む可能性が高いでしょう。筆者としては、サンクスページを「次の行動を促す入口」として有効活用する意識のあるショップにはぜひ導入してほしいアプリだと思います。例えば購入後アンケートを置いたり、サブスクへの誘導を挟んだりと応用範囲は広いです。もちろんバナー画像のデザインはブランドイメージに合わせる必要がありますが、そこを工夫するだけで顧客満足度と LTV 向上に大きく寄与してくれるでしょう。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Basic Plan | 月額 $7.99 / 7 日間無料体験 / 画像バナー表示・設定をフル活用可 |
シンプル決済カスタマイズ|お手軽条件ごとの決済方法
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | シンプル決済カスタマイズ|お手軽条件ごとの決済方法 |
価格 | 月額 $19.99(無料体験あり) |
ハイライト | 条件に応じた決済方法の非表示 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | 株式会社 UnReact |
言語 | 日本語 |
カテゴリー | 決済オプション - その他 |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | 特定の顧客タグや金額に応じて決済方法を表示/非表示し、柔軟に運用可能 |
筆者コメント
このアプリは「決済ステップでの柔軟なコントロール」を求める事業者にとって非常に役立ちそうです。たとえば「一定金額以下では銀行振込を非表示」「特定の高額顧客にのみ代引きを許可」などといった細やかなルールが必要な場合に大きな強みを発揮します。Shopify 標準の設定では対応しにくい条件分岐を、ノーコードで実現できるのは大変ありがたいポイントだと感じます。
また、顧客タグを活用できるので、リピーターや VIP 顧客には特定の決済手段を解放する、あるいは卸売り用のタグを付与された顧客には別の支払い方法を提示するといったように、BtoB 向けの複雑な料金徴収にも応用がきくでしょう。一方で、この手の機能は設定を間違えると決済画面に表示される選択肢が少なすぎる、または表示されるはずの支払い方法が出ない、といったトラブルが起こりがちです。アプリ管理画面が日本語で統一されていることは、初期導入時や運用時のミスを減らす上で非常に心強いです。カスタマイズの自由度が高いぶん、設定テストと運用ルールの整理をしっかり行い、メリットを最大化して活用していくことをおすすめします。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Basic Plan | 月額 $19.99 / 7 日間無料体験 / 条件付きで決済方法を柔軟に非表示(顧客タグ・金額・商品などに対応) |
Uppush Abandoned Cart Email
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Uppush Abandoned Cart Email |
価格 | 無料プランあり |
ハイライト | Web プッシュやメールでカート放棄を回収 |
評価 | 4.9 (121 レビュー) |
開発者 | Uppush |
言語 | 英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語など多数 |
カテゴリー | カゴ落ち・メールマーケティング |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | Web プッシュ通知、放棄カートメール、在庫復帰通知などで購入率を向上 |
筆者コメント
ショップ運営者にとって、放置されたカートは大きな痛手です。そこを自動的にフォローできるのが「Uppush Abandoned Cart Email」の強みだと感じました。単にメールでリマインドするだけでなく、Web プッシュ通知のような複数チャネルを組み合わせてアプローチできる点も優秀です。カート放棄率を下げる施策として、ユーザーがサイトを離れる直前にブラウザ通知を提示し、特典クーポンを付与する仕組みや、時間差での再通知などを柔軟に設定すれば、購買意欲を再燃させやすいでしょう。
また、運営者が忙しくても自動化フローで放棄カートを追跡してくれるため、人的コストを削減しながら一定の売上補填が可能になるのは大きな魅力です。さらに日本語 UI を含む多言語対応とのことで、海外向けにも展開しているショップなら顧客ごとの言語に合わせた通知送信も期待できます。とはいえ、プッシュ通知や頻繁なメール送信は鬱陶しいと感じる顧客もいるため、どのくらいのタイミングや回数で送るか、事前に検証する必要はありそうです。うまく活用すれば、サブスク顧客のリテンションや在庫復帰の情報共有などにも役立ち、LTV を伸ばせる可能性が高いアプリではないでしょうか。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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FREE | 無制限の購読者、1000 回の Web プッシュ表示、500 通のメール送信など |
Pro | $8.99/月〜 (使用した分だけの従量課金モデル) より多くの表示数とメール送信数に対応し、ブランド除去や価格下落通知など追加機能あり |
Candy Rack:アップセル&クロスセル
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Candy Rack:アップセル&クロスセル |
価格 | 無料インストール(無料体験あり) |
ハイライト | 商品ページ、カート、チェックアウト後などでのアップセル |
評価 | 4.9 (288 レビュー) |
開発者 | Digismoothie |
言語 | 英語、ドイツ語、フランス語…多数 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | AI モードで最適な商品を自動提案し、購入前から購入後までカバー |
筆者コメント
Candy Rack は、アップセルやクロスセルを「どの段階で提示するか」を自由に設定できる点が魅力だと感じます。多くのアップセル系アプリはカートページやチェックアウト完了後にしか追加オファーが出せませんが、本アプリは商品ページから購入後のサンクスページまで一連の導線をカバーしています。例えば「商品 A をカートに入れたタイミングで、関連する B 商品をおすすめする」「チェックアウト直前にワンランク上のプレミアム版を提案する」「サンクスページでお手入れ用品をリマインドする」といった使い方を同時に実現できます。
しかも、AI を活用したオファー提案モードがあり、自動で最適な組み合わせを出してくれるのも大きなポイントです。運営者が一つ一つのアップセルルールを考える手間が省けますし、商品数が多い店舗でもスケーラブルに運用できるでしょう。ただし、顧客体験を損なわないように、あまり過剰なアップセルを設定しすぎない配慮が必要です。どのステップで何を提案するのかを慎重にテストし、コンバージョンアップとストレス軽減のバランスをとることが大切だと思います。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Trial & Dev | 無料インストール(テスト用途) |
Standard | $39.99/月 (14 日間無料体験) 無制限注文・売上に対応し、オーダーメイドデザイン・24/7 サポート |
Plus | $199.99/月 (14 日間無料体験) Shopify Plus 向け。チェックアウトへのアップセル統合・優先サポートなど |
One Tree Planted at Checkout
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | One Tree Planted at Checkout |
価格 | 無料 |
ハイライト | チェックアウト時に 1 ドル寄付で木を植えるオプション提供 |
評価 | 4.7 (42 レビュー) |
開発者 | One Tree Planted |
言語 | 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語など多言語対応 |
カテゴリー | 寄付 |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | チェックアウトで顧客に 1 ドル寄付を促し、サステナビリティを PR |
筆者コメント
環境問題やサステナブルな取り組みが注目される昨今、「One Tree Planted at Checkout」はショップ運営者と顧客がともにエシカルな行動をとれるきっかけを提供していると感じます。チェックアウト時に 1 ドルを追加するだけで木を 1 本植えられる、という明確な仕組みは、顧客にとっても負担を感じにくく、賛同しやすいでしょう。特に SDGs など環境課題を PR しているブランドなら、ブランドイメージとも非常に相性が良さそうです。
導入方法もシンプルで、追加費用や複雑な設定が発生しないのも魅力的です。購入完了時に「あなたの 1 ドルが木を 1 本植えました」というメッセージを示すことで、顧客は気分よく購入体験を終えられますし、SNS でシェアしたくなるようなポジティブなストーリーを作れます。ただし、寄付の透明性や仕組みを顧客にしっかり伝えないと「本当に木は植えられるの?」と疑われるリスクがあります。アプリ提供元の One Tree Planted は 501(c)(3)非営利団体としての実績があるため、その点での信用度は高めです。サステナブルな訴求を強化したい店舗にとって非常に取り入れやすい取り組みだと思います。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Free | チェックアウト画面で 1 ドル寄付のオプションを顧客に提示。寄付が発生したら One Tree Planted が自動で木を植林。ショップには費用負担なし(顧客の 1 ドルが寄付)。 |
Shipping Rates Calculator Plus
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Shipping Rates Calculator Plus |
価格 | 月額 $4.99(無料体験あり) |
ハイライト | カート内にリアルタイムの送料見積もりを表示 |
評価 | 4.9 (410 レビュー) |
開発者 | Code Black Belt |
言語 | 英語、スペイン語、フランス語、イタリア語など多数 |
カテゴリー | カートのカスタマイズ、配送料 |
連携 | 主要運送会社(UPS、FedEx など) |
主な機能 | ジオロケーションによる正確な送料計算、送料無料までの差額も表示しカゴ落ちを防ぐ |
筆者コメント
多くの顧客が「送料がいくらか分からない」ままチェックアウトに進み、最終段階で想定外の送料を見て離脱する、というケースは EC でよくある課題です。Shipping Rates Calculator Plus は、その離脱要因を大きく減らしてくれます。カートページ上で、顧客の所在地を推定して正確な送料や配送オプションを提示することで、「送料を見てガッカリ」現象を防ぐ役割を果たすのです。
また、送料無料ラインが設定されている場合には、あといくらの購入で送料無料になるかを表示してあげれば、商品追加を促す効果も期待できます。日本国内だけでなく海外からの注文が多いショップでも、主要な運送会社の料金表に基づく自動計算機能が活用できるため国際対応もしやすいのが魅力。デザイン面も比較的シンプルなので、ストアの雰囲気を壊さずに導入できるでしょう。
ただし、店舗側で設定している送料ルールや割引などが多いと、初期設定でやや手間がかかるかもしれません。導入時にはテスト購入をしっかり行い、実際の表示内容が正しく計算されているか確認するのが望ましいです。全体として、カゴ落ち対策と AOV アップの双方に寄与してくれる便利なアプリだと感じます。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Professional | 月額 $4.99 / 15 日間無料体験 / カート内の送料計算、ジオロケーション、送料無料バーなどすべての機能 |
Easy Upsell & Cross Sell+
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Easy Upsell & Cross Sell+ |
価格 | 無料インストール(無料体験あり) |
ハイライト | AI を活用した自動製品レコメンデーションでアップセル・クロスセル |
評価 | 5.0 (11 レビュー) |
開発者 | Softify OU |
言語 | 英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語など多数 |
カテゴリー | アップセルとクロスセル |
連携 | チェックアウト, Shopify POS など |
主な機能 | カート内オファー、ワンクリックアップセル、AI 推薦、POS でも追加提案 |
筆者コメント
「Easy Upsell & Cross Sell+」は、機能名の通り操作感がシンプルで導入ハードルが低い反面、かなり強力な AI レコメンデーションも備えている印象です。特に、商品ページやカート、チェックアウト画面といった主要タイミングに合わせて、関連商品やセット品を提案する仕組みが自動化されるので、運営者が細かいルールを手動設定しなくても最適なアップセル・クロスセルを行いやすいと思います。
また、Shopify POS にも対応している点は注目です。実店舗であっても、店員さんがタブレット操作をしているときに追加商品を提案しやすくなり、オフラインとオンラインをまたいだ一貫した販売促進が可能になるメリットがあります。一方で、レコメンドを表示しすぎると顧客が迷ってしまう恐れもあるため、実際の稼働環境で A/B テストを行い、理想の表示回数や場所を調整するのがおすすめです。初心者にもわかりやすい操作画面と丁寧なサポートを備えていそうなので、最初のアップセル施策として試してみる価値は十分にあるアプリだと感じました。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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無料 | 月 50 件までの注文が対象。ワンクリックアップセル、クロスセルや簡易 AI レコメンド可能 |
Advanced | $9.95/月(21 日間無料体験) 500 商品まで対応可能、デザインカスタマイズや高度なターゲティング機能が利用可能 |
Enterprise | $14.95/月(21 日間無料体験) 無制限商品、フル機能解放、カスタムデザイン対応、優先サポート |
TK ディスカウントバナー
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | TK ディスカウントバナー |
価格 | 月額 $2(無料体験あり) |
ハイライト | チェックアウトサマリーに適用中のクーポン名を分かりやすく表示 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | TK LLC |
言語 | 日本語 |
カテゴリー | チェックアウト - その他 |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | ランダムなクーポンコードにタイトルを付けて、割引の内容を明確化 |
筆者コメント
クーポンコードが「X2Y7A9P…」といったランダム文字列の場合、購入者がどんなキャンペーンで割引されているのか分からずに不安を感じる、というシーンは少なくありません。TK ディスカウントバナーを使えば、チェックアウト画面に「お友達紹介キャンペーン」「新春セール」「メンバー限定クーポン」など、分かりやすいタイトルを表示してあげられます。これによって「適用されている割引は何なのか」が明確になり、購入意欲を維持しやすく、クーポン適用ミスの問い合わせも減らせるでしょう。
また、アプリの管理画面やクーポン編集画面から手軽にタイトルの追加・変更ができる点も魅力で、運営者の手間が少なく運用できます。日本語対応なので設定画面も理解しやすそうです。特にセールやキャンペーンが多いストアの場合、「どのクーポンでどの割引が適用されているのか」を顧客に納得させることが注文完了率向上につながるはずです。月額$2 というリーズナブルなコストで、顧客安心感をプラスできるのは大きなメリットだと思います。割引施策が多彩なショップなら一度試してみる価値はあるでしょう。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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ベーシック | 月額 $2 / 7 日間無料体験 / クーポンタイトル表示機能を利用可能 |
ReConvert Upsell アップセル&クロスセル
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | ReConvert Upsell アップセル&クロスセル |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | サンクスページや決済直後にアップセルを提示し、AOV を高める機能を多数搭載 |
評価 | 4.9 (5416 レビュー) |
開発者 | ReConvert 💵 |
言語 | 英語(日本語翻訳なし) |
カテゴリー | アップセルとクロスセル、商品バンドル |
連携 | チェックアウト、SMSBump、Mailchimp など |
主な機能 | サンクスページカスタマイズ、ワンクリックアップセル、クーポン発行、誕生日収集など |
筆者コメント
ReConvert はサンクスページを中心に、購入後の顧客に対して多彩なキャンペーンを仕掛けられるのが最大の強みと感じます。「買い物が終わってほっとしている状態」だからこそ、関連商品や限定クーポンのオファーに反応しやすいという心理を活用するわけですね。サンクスページ上で追加購入を促す「ワンクリックアップセル」や、「誕生日を教えてくれたら次回割引を提供」というように顧客情報を自然に集められる仕組みも用意されています。
ノーコードでドラッグ&ドロップしながらレイアウトを変更できるため、ブランドイメージやキャンペーン内容に合わせた自由な設計が可能なのも嬉しいポイントです。メールや SMS 連携を使えば、オファーの認知度をさらに高めることができるでしょう。ただし、機能が多いため最初はオプションの多さに戸惑うかもしれません。導入にあたっては、まず 1 つのアップセル施策から始めて、効果検証しながら徐々に拡張していく運用スタイルがおすすめです。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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アップセルベーシック | 無料、月に一定数の注文まで無料範囲内で利用可(アップセル機能は制限) |
アップセルプレミアム | $4.99〜$14.99/月(30 日間無料体験) 機能フル解放、ワンクリックアップセル、サンクスページエディタ、カスタマーセグメントなどを活用可 |
エンタープライズ | 大規模店舗向け。無制限の注文数や高度なサポートが含まれる |
Bulk Discount Code Bot
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Bulk Discount Code Bot |
価格 | 無料プランあり |
ハイライト | 膨大な一意の割引コードを一括生成し、CSV 出力で安全に配布 |
評価 | 4.9 (382 レビュー) |
開発者 | Seguno |
言語 | 英語、ポルトガル語(ブラジル)、日本語など多数 |
カテゴリー | ディスカウント、プロモーション - その他 |
連携 | Shopify の割引機能 |
主な機能 | 無制限コードを短時間で生成し CSV 出力。漏洩対策にフィルタリング機能も |
筆者コメント
キャンペーンや SNS 連携などで大量の一意クーポンを発行したい場面で、このアプリは非常に頼りになります。通常の Shopify 割引コード機能でもクーポンは作成できますが、数が多くなると管理が大変ですし、漏洩リスクも増します。Bulk Discount Code Bot は一括生成と CSV 出力がワンクリックで行えるため、外部パートナーやメール配信用リストにクーポンを配布するときもスムーズに連携できます。
さらに独自のフィルタリング機能で不要な文字や不快な単語を排除できる点は、ブランディング的にも助かる仕組みです。例えば偶然にも「あまり良くない単語」がクーポンコードに混ざってしまう、というリスクを防げるのは大きいです。日本語を含む多言語対応もあり、日本国内向けにも海外向けにもクーポンを管理しやすいでしょう。ただし、コードが多すぎると運用面の混乱にもつながるため、社内でどのキャンペーンでどのコードを使うか明確に管理することが大切です。全体として、クーポン施策を頻繁に行う店舗なら、ぜひ導入したいアプリです。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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3 つ無料 | 無料 / 3 つの割引セットを生成可 / CSV エクスポート |
無制限 | $19/月 / 無制限のコード生成 / ライブチャットサポート |
アンリミテッドプラス | $99/月 / Shopify Plus 向け、優先サポートやマルチショップ適用など |
SEOAnt ‑ Sticky Add To Cart
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | SEOAnt ‑ Sticky Add To Cart |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | スクロールしても「カートに追加」ボタンを常に表示し、カート放棄を防ぐ |
評価 | 4.9 (406 レビュー) |
開発者 | SEOAnt |
言語 | 英語(ほか多数) |
カテゴリー | カートのカスタマイズ |
連携 | Pinterest、Facebook ピクセル ID など |
主な機能 | 固定カートバーやクイック購入ボタン、カウントダウンタイマーも搭載 |
筆者コメント
「商品ページをスクロールしたら、カートボタンが見えなくなって買い方が分からない」というユーザーの声は意外とよくあります。SEOAnt ‑ Sticky Add To Cart は、画面を下にスクロールしても「カートに入れる」ボタンや購入情報を常に表示し続けることで、ユーザビリティ向上とカート放棄防止に役立つ仕組みを提供しています。特にモバイル画面ではカートボタンが埋もれやすいため、固定表示があるとコンバージョン率を底上げしやすいでしょう。
また、カウントダウンタイマーや緊急性を煽るバナーを表示する機能もあるため、一時的なセールや在庫限りのキャンペーンとの相性が良さそうです。どこまで演出を強めるかは店舗ごとのブランディングとの兼ね合いがあるため、導入後には A/B テストをするのがおすすめです。アプリ自体は操作がシンプルで導入ハードルが低いイメージがあるため、UX を向上させたいすべての Shopify 店舗に検討してほしいツールだと思います。無料プランで始められる点も嬉しいですね。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Free | 月 25 クリックまで無料 / 固定カートバー、クイック購入、カウントダウンタイマーなど基礎機能 |
Basic | $7.99/月(14 日間無料体験) 無制限クリックや高機能版の固定カート、スライドカート、アニメーション効果など |
EA • Sticky カートに追加アップセル
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | EA • Sticky カートに追加アップセル |
価格 | 無料 |
ハイライト | スティッキーバーとミニサイドカートでアップセル・クロスセルを実現 |
評価 | 5.0 (31 レビュー) |
開発者 | EasyApps |
言語 | アフリカーンス語、アラビア語、日本語、ドイツ語など非常に多数 |
カテゴリー | カートのカスタマイズ、アップセルとクロスセル |
連携 | チェックアウト, モバイルデバイス対応 |
主な機能 | スティッキーバー、クイック購入、ミニサイドカートのアップセル、カウントダウン等 |
筆者コメント
EA • Sticky カートに追加アップセルは、上記の SEOAnt のような固定ボタンに加えて、サイドカートでのアップセル機能やクイック購入ボタンなど、より総合的なカート周りの UI 強化を行えるのが特長だと感じました。サイドカートがスライドインして、関連商品や特典を提示する流れがスムーズだと、ユーザーが「一度カートに入れてみる → そのまま気になる商品を追加購入する」という行動を取りやすくなります。
さらに、カウントダウンセールや在庫数表示といった機能も併せ持ち、顧客の購買意欲を引き出す手法を複数組み合わせられるのは、コンバージョン最適化にとって非常に有益です。日本語を含む多言語に対応しており、海外展開しているショップでも使いやすい点がメリットと言えます。基本プランが無料で使えるのも魅力で、まずは少ないリスクで試し、効果を実感しながら必要に応じてアップグレードするという段階的な導入がしやすそうです。使い方次第で爆発的に AOV を伸ばせる可能性があるアプリだと思います。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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無料 | 基本的なスティッキーカート、クイック購入、サイドカートアップセルを利用可 |
有料プラン | $7.99/月〜 より高度なレイアウト、カウントダウンバナー、さらなるデザインカスタマイズ機能などを解放 |
TZ Trust Badges, Payment Icons
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | TZ Trust Badges, Payment Icons |
価格 | 無料 |
ハイライト | ペイメントアイコンや信頼バッジ、送料無料バーを表示し、チェックアウトを安心感 UP |
評価 | 4.8 (477 レビュー) |
開発者 | TrustZ |
言語 | 英語、ドイツ語、フランス語など多数 |
カテゴリー | バッジとアイコン、ポップアップなど |
連携 | Shopify Flow など |
主な機能 | 30 以上のバッジ/アイコンで支払い方法やレビュー実績などを可視化して信用を高める |
筆者コメント
オンラインショッピングでは「このサイトは本当に大丈夫か?」という不安が顧客に常に付きまといます。特に決済前後で不安が増幅しがちなので、チェックアウト画面や商品ページにビジュアルな信頼バッジや決済アイコンを配置しておくことは、離脱を防ぐ効果が期待できます。TZ Trust Badges, Payment Icons は支払い方法のロゴやセキュリティバッジ、レビューや保証バッジなどをカンタンに表示できるため、顧客が「ここなら安全に買い物できる」と認識しやすくなるでしょう。
また、送料無料バーやカウントダウンタイマーなども一体化しているので、売上アップにも寄与する要素を組み合わせて利用できます。デザインは比較的柔軟にカスタマイズ可能で、アプリ内でカラーやアイコンサイズをいじれるようなので、ブランドイメージを崩さず導入できるでしょう。ただし、あまりに多くのバッジを詰め込みすぎると画面がゴチャついて逆効果になる可能性もあるため、最小限かつ効果的な配置を検討するのがポイントです。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Free | 基本の支払いアイコン、信頼バッジ、送料無料バーなどを利用可 |
Premium | $9.90/月 〜 追加のバッジデザインや複数のウィジェット表示、Google Shopping 対応などより高度な機能・カスタマイズに対応 |
Avada Order Limits Quantity
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Avada Order Limits Quantity |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | 商品やコレクション、カート値などに基づき最大・最小注文数を設定 |
評価 | 5.0 (130 レビュー) |
開発者 | Avada |
言語 | 英語 |
カテゴリー | 注文制限、在庫の最適化 |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | 詐欺防止、大口買い占め回避、在庫管理をスムーズにするための注文制限 |
筆者コメント
「特定商品をまとめ買いされると在庫が足りなくなる」「サンプル商品を大量に注文されると困る」といったケースを防ぎたい場合、Avada Order Limits Quantity は大いに助けになりそうです。最小数や最大数を設定しておくだけでなく、コレクション全体やカート合計など多面的な条件をサポートするため、運営者の意図する販売制限を正確に反映できるのは非常に便利。BtoB 向けの大口受注だけ特定ルールを適用するなど、タグ連携や顧客セグメントに合わせた制御も可能な点が魅力です。
加えて、詐欺や不正購入を防ぐ手段としても活用できるのがポイントでしょう。たとえば突発的に異常な数量を購入されるケースや、転売を目的とした買い占め対策などに対応しやすくなります。ただし、導入時にはユーザーに「なぜこの数量制限があるのか」をきちんと分かりやすく伝える工夫が必要です。表示メッセージをカスタマイズできる機能を活かして、エラーに感じられないような配慮を加えれば、ユーザー体験を損なわずに在庫保護ができます。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Free | 月 100 件程度まで注文制限可。商品・コレクション単位の基本的な制限機能あり |
Basic | $9.99/月(7 日間無料体験) 最大 1,000 件、より高度な条件設定・自動翻訳メッセージ機能など |
Advanced | $24.99/月(7 日間無料体験) 制限数無制限、タグベースの条件、より細かいロジック、優先サポート |
qikify カートアップセル&無料ギフト
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | qikify カートアップセル&無料ギフト |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | ボリューム割引、バンドル、BOGO、ギフト戦略でカート内平均単価をアップ |
評価 | 4.9 (1061 レビュー) |
開発者 | Qikify |
言語 | 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語など |
カテゴリー | ディスカウント、ギフト-その他 |
連携 | チェックアウト、PageFly など |
主な機能 | BOGO、購入特典、ボリューム割引、ギフトなど多彩なキャンペーンを 1 つのアプリで実現可能 |
筆者コメント
カート内で「あと少し買えば無料ギフトがついてくる」「2 個買うともう 1 個無料になる」といった直接的な割引やギフトキャンペーンは、顧客にわかりやすくインパクトが大きい手法です。qikify カートアップセル&無料ギフトは、BOGO(Buy One, Get One)をはじめとする複数のキャンペーン形式をオールインワンで管理できるため、コレクション単位や商品単位で割引設定を柔軟に行えるのが魅力。
また、一部のアプリだとボリュームディスカウントとギフトキャンペーンを同時に動かすのが難しかったりしますが、このアプリでは一括管理が可能なので、複雑なセール戦略を展開しやすい印象です。カートページでキャンペーン詳細をビジュアルに表示し、顧客が「あといくらでギフトが追加されるのか」をリアルタイムで把握できる機能もあり、購買意欲を刺激します。店側としては割引のやりすぎに注意する必要がありますが、AOV アップを狙うなら非常に頼れるアプリでしょう。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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FREE | 1 つのキャンペーンを有効化可能 / BOGO、ボリュームディスカウント、ギフト戦略のうち一部機能限定 |
Basic | $9.99/月(7 日間無料体験) 無制限キャンペーン、カスタムディスカウントコード、ボリューム割引、複数レベルのギフトなど |
Professional | $24.99/月〜 全機能開放、Klaviyo/Ominsend などとの統合、さらに詳細なセグメンテーション、優先サポート |
AOV Free Gift Buy X Get Y+BOGO
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | AOV Free Gift Buy X Get Y+BOGO |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | 「1 つ買うと 1 つ無料」「ギフト添付」「数量割引」などで AOV を高める仕組みを提供 |
評価 | 4.9 (799 レビュー) |
開発者 | AOV.ai |
言語 | 英語 |
カテゴリー | ディスカウント、ギフト-その他 |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | BXGY、BOGO、数量購入、ボリューム割引をキャンペーン化して簡単適用。AI 連携サポートも |
筆者コメント
AOV Free Gift は、その名の通り「平均注文金額(AOV)を上げるため」に特化したアプリという印象です。購入特典で 1 個おまけをつける「BOGO(Buy One, Get One)」や、指定金額以上の購入で無料ギフトを付与する、特定のコレクションを複数個買うと割引など、複数のプロモ手法を一括管理できます。カート合計やコレクション別、数量に応じた条件を設定して、自動的にオファーを反映させるため、顧客が自然と「もう少し買おうかな」と思う仕組みを作りやすいでしょう。
さらに、Shopify の割引コードとシームレスに統合しており、マルチレイヤーのオファーも組み立てやすいとのこと。顧客視点でも、カートに追加するたびにギフトが可視化されるので、買い物の楽しさとお得感が増します。ただし、オファーを多用しすぎると利益を圧迫する恐れがあるため、テストしながら適切な閾値を見極めるのが大事です。デザインもポップで分かりやすい UI のようなので、初心者でも導入ハードルが低そうだと感じました。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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Free | 1 つのキャンペーンのみ有効 / 固定ディスカウントコード / 4 種類のキャンペーンタイプ / ライブチャットサポート |
Basic | $19.99/月(7 日間無料体験) 無制限キャンペーン、カスタムディスカウント、翻訳機能、優先サポートなど |
Professional | $29.99/月(7 日間無料体験) さらに高度な制限、セグメント、マルチプライヤーなど |
Advanced | $49.99/月(7 日間無料体験) Shopify Plus 向け機能($99.99 の場合あり)。無制限キャンペーン、最高レベルサポート |
Hextom:究極のセールスブースト
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Hextom:究極のセールスブースト |
価格 | 無料プランあり(無料体験あり) |
ハイライト | 30 以上の販売促進ツールを搭載。タイマー、在庫カウント、バナー、BOGO など多機能 |
評価 | 4.8 (10,310 レビュー) |
開発者 | Hextom |
言語 | 英語、日本語、フランス語、ドイツ語など多数 |
カテゴリー | カウントダウンタイマー、バッジとアイコン、ディスカウントなど |
連携 | Shopify Flow、Hextom Translate & Currency など |
主な機能 | ホームから商品ページ、カート、チェックアウトまで多様なセール演出を配置可能、ターゲット設定 |
筆者コメント
Hextom の究極のセールスブーストは、まさに「オールインワンの販促ツールボックス」と言える内容の充実度です。タイマーを使った数量限定セールや在庫カウントダウンで緊急感を演出し、無料配送バーで「あと ◯ 円で送料無料」をアピールし、さらには信頼バッジや割引バナーを表示するといったさまざまなアプローチを 1 つのアプリで行えます。これにより、複数の単機能アプリを導入するよりも管理が楽になり、サイト速度への影響も最小限に抑えやすいでしょう。
また、ターゲティング機能が充実しており、顧客や地理、デバイス、ページなどを細かく指定できるため、セグメント別のプロモーションを効率的に出し分けできます。一方で、機能が多いぶん最初はどれをどう使えばいいか迷うかもしれません。導入時には優先度の高い機能から試し、効果測定をして順次拡張するのがおすすめです。サポートも好評という評判があるので、カスタマイズの相談をしながら本格的に活用すれば、コンバージョン率の向上に大きく寄与するでしょう。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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スターター | 無料 / 支払いバッジ、在庫カウントダウン、商品ページタイマーなど基本ツール |
ベーシック | $9.99/月(7 日間無料体験) 信頼バッジ、画像カウントダウン、受取日タイマーなど追加機能 |
プロフェッショナル | $29.99/月(7 日間無料体験) BOGO メッセージ、タグによる製品ターゲティング、イベントスケジューリングなど |
BiNDec |チェックアウトカスタマイズ
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | BiNDec |チェックアウトカスタマイズ |
価格 | 月額 $299(無料体験あり) |
ハイライト | Shopify Plus の Checkout Extensibility を活用して高度なチェックアウト画面を実現 |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | WEBLIFE |
言語 | 日本語 |
カテゴリー | チェックアウト - その他、アップセルとクロスセル |
連携 | チェックアウト |
主な機能 | チェックアウト画面で商品編集やオプションフォーム追加、サンクスページの完全カスタマイズなど |
筆者コメント
BiNDec は Shopify Plus 限定機能である Checkout Extensibility を最大限に活かし、チェックアウト画面をほぼ自由にカスタマイズできるのが特長です。通常の Shopify プランでは実現しにくいアップセルやフォーム挿入を、直感的な UI で追加できるようになるので、購入直前のタイミングで顧客に合った情報提供・追加提案が可能になります。例えば、「高額商品の 2 年保証を付けるかどうか」「顧客が入力するカスタムメッセージ欄を設置する」「オプショングッズの数量を変更させる」といったシナリオも柔軟に作りこめるわけです。
ただし、Shopify Plus が前提となるため、コスト的には中〜大規模事業者向きでしょう。月額$299 とアプリ自体もそこそこ高額ですが、スムーズな UI を実装すればカゴ落ち率の低下と AOV 向上が期待できるため、その ROI を見込める店舗なら検討する価値は高いと考えられます。また、直感的な管理画面と日本語サポートがある点は、複雑な拡張を行う際に非常に頼りになるはずです。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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STANDARD | $299/月(7 日間無料体験) チェックアウトの背景やレイアウト変更、商品編集、オプションフォーム追加、サンクスページのカスタマイズ機能が含まれる |
Releasit COD Form & Upsells
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | Releasit COD Form & Upsells |
価格 | 無料インストール |
ハイライト | 代引き決済(COD)の 1 クリック注文フォームを設置し、後からアップセルを挟める仕組み |
評価 | 4.9 (5537 レビュー) |
開発者 | Releasit |
言語 | 英語、イタリア語、スペイン語など複数 |
カテゴリー | 代引き(COD)、アップセルとクロスセル |
連携 | PageFly、Google Sheets、Facebook/TikTok ピクセルなど |
主な機能 | COD 用の注文フォーム作成、アップセル、数量オファー、電話番号認証、外部連携など可能 |
筆者コメント
アジア圏など、代引き決済(COD)が根強い人気の地域を対象に商売している方にとっては、Releasit COD Form & Upsells が非常に刺さるのではないでしょうか。通常の Shopify チェックアウトフローだと住所や支払い情報を細かく入力する必要がありますが、このアプリならワンクリックで申し込みが完了するようなシンプルフォームを用意できるため、カゴ落ちを大幅に削減できそうです。
加えて、アップセルや数量オファーを組み合わせて顧客単価を上げたり、OTP(SMS など)で電話番号を認証して偽の注文を防いだりもできるなど、詐欺対策やマーケティング機能もしっかり備わっています。Facebook、TikTok、Google などの広告ピクセル追跡にも対応しており、コンバージョン計測の精度を高められるのも魅力的。海外向け D2C やソーシャルメディア経由での販売が多い店舗なら、一度試してみる価値が高いアプリだといえるでしょう。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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永久無料プラン | 月 60 注文まで / カスタムチェックアウトフォーム / 偽注文防止 / クーポン活用 / インサイト・分析 / Google シート連携など |
プレミアムプラン | $9.99/月〜 注文数の上限拡大、追加カスタマイズや高度な不正防止機能、24/7 チャットサポート |
VL: Checkout Address Validator
アプリ概要(表)
項目 | 内容 |
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アプリ名 | VL: Checkout Address Validator |
価格 | 無料インストール(追加料金あり) |
ハイライト | チェックアウト画面やサンクスページで住所を検証し、不達トラブルを防ぐ |
評価 | 4.0 (9 レビュー) |
開発者 | Valider |
言語 | 英語 |
カテゴリー | 配送、チェックアウト - その他 |
連携 | Shopify Flow、Google Maps、USPS など |
主な機能 | 軍事基地住所や PO Box、郵便番号の不一致などを自動検出し顧客に修正促す |
筆者コメント
宅配便の不達や返品が多発しているショップでは「顧客が誤って住所を入力している」ケースが意外に多いものです。VL: Checkout Address Validator は、チェックアウト時やサンクスページで住所を検証し、不審なパターンや有効でない郵便番号を即座に顧客に通知して修正を促すことで、配送トラブルを大きく減らせる可能性があります。米軍基地宛や PO Box などに対応できない配送方法もあるため、それを事前にブロックできるのは非常に有効でしょう。
ただし、完全にアプリ任せにしてしまうと、特殊な住所(新しくできた区画など)を誤判定するリスクもあるため、一部の顧客から「なぜエラーになるのか?」という問い合わせが発生するかもしれません。その場合はエラーをカスタマイズメッセージで丁寧に説明したり、顧客が最終的に住所を強制入力できる仕組みを設けたりする必要があります。総合的には、出荷作業が増えている店舗や返品コストがバカにならない店舗にとって、導入メリットは大きいアプリだと感じます。
料金プラン(表)
プラン名 | 内容 |
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無料 | インストール無料。1 回の検証につき$0.04 などの従量課金。PO Box や Zipcode ミスマッチの簡易検出 |
カスタム | 大量注文向けに月額固定プランなどを交渉可能 |
チェックアウトカスタマイズアプリの比較
ここまで 20 種類の「Shopify チェックアウト カスタマイズ」に関するアプリをご紹介しました。どれもユニークな特徴があり、目的別に使い分ければチェックアウト時の利便性向上や売上アップに大きく寄与するはずです。ただ「とにかくサンクスページを有効活用したい」という方には、最初に挙げた**「シンプルサンクスページ編集|お手軽チェックアウト拡張」**を強くおすすめします。
なぜなら、サンクスページはすでに購買行動をとってくれた熱心な顧客にアプローチできる最適な場所だからです。こちらのアプリでは初心者でも簡単に画像バナーを設置でき、次回購入を促すクーポンや新製品告知をスムーズに案内できます。日本語対応という点も導入ハードルが低く、最初に「チェックアウトカスタマイズを始める」うえで扱いやすいでしょう。その後、決済方法の非表示やアップセル、ギフトキャンペーンなど、他のアプリを組み合わせていけば、より強力なカスタマイズが実現できます。
ぜひ、自社ストアの運営状況や顧客の行動特性を踏まえたうえで、今回のアプリ一覧を参考にしながら「最適なチェックアウトカスタマイズ」を探し、導入してみてください。チェックアウトの最終ステップこそが売上アップと顧客満足度向上の大きなカギとなるはずです。上手にカスタマイズを行い、「スムーズな購入体験」「魅力的なオファー」「安心感の演出」を兼ね備えた理想のチェックアウトを作り上げましょう。