
【2025年】Shopifyで配送を保留にするアプリ12選を紹介!
目次
- 配送保留とは
- 配送保留を導入するメリット
- 配送保留を導入するデメリット
- 配送保留機能の導入方法
- 配送保留アプリの選び方
- アプリ1:シンプル配送保留|お手軽商品ごとの配送保留
- アプリ2:HideShip: Hide Shipping Methods
- アプリ3:ShipRight Hide Shipping Method
- アプリ4:OCT Hide Shipping Methods
- アプリ5:BeSure Checkout Rules
- アプリ6:Simesy Hide Shipping Methods
- アプリ7:Hextom: Free Shipping Bar
- アプリ8:S: Estimated Delivery Date ETA
- アプリ9:Blockify Checkout Rules & COD
- アプリ10:DS Sort Hide Payment Shipping
- アプリ11:Vista Checkout Rules
- アプリ12:CJdropshipping: Much Faster
- 配送保留アプリの比較
配送保留とは
「配送保留」とは、特定の商品や条件に合致する注文について、通常の出荷フローを一時的に止めたり先送りしたりする機能・仕組みのことを指します。通常、注文が入るとできるだけ早く出荷するのが基本ですが、以下のようなケースでは配送保留が有効です。
- 在庫の入荷待ち: 予約販売や受注生産の商品など、一定期間在庫がない状態で受注し続けたい場合
- カスタマイズ品や受注生産品: 制作に時間がかかる商品を扱うときに、一括で出荷タイミングを調整したい場合
- 注文内容の確認が必要: 住所不備やサイズ違いなど、追加の顧客確認が必要な注文をとりあえず保留にしておきたい場合
配送保留機能を使えば、こうした特別な事情のある注文だけを自動的にステータス管理できるため、運営者の手動作業を減らしながら顧客満足度を維持できます。
配送保留を導入するメリット
在庫リスクや誤出荷リスクを軽減
先行予約商品などは在庫が確保できるまで出荷したくありませんが、通常のフローではそのまま出荷準備に入ってしまうことも。配送保留があれば在庫が確定するまで出荷を待てるため、誤出荷や顧客トラブルを防ぎやすくなります。
スタッフの作業効率向上
一部の商品だけ別管理したい場合に、毎回注文を見て手動でステータスを変えるのは大きな手間です。配送保留機能を導入すれば、商品タグや特定条件に基づいて自動で保留ステータスに切り替えてくれるため、オペレーションが格段にスムーズになります。
顧客満足度の向上
「○月○日以降に出荷予定です」と事前に伝えておけば、顧客としても配送時期をイメージしやすく、クレームや問い合わせが減少しやすくなります。配送保留を上手に運用することで顧客とのコミュニケーションが円滑になり、満足度アップが期待できます。
配送保留を導入するデメリット
導入・設定に手間がかかる場合がある
配送保留アプリを導入するだけなら比較的簡単ですが、自店独自の条件やステータス管理を落とし込むには設定をしっかり行う必要があります。商品ごとや顧客タグごとに細かくルールを作る場合、最初の構築には多少の労力がかかるでしょう。
顧客からの問い合わせ対応が必要になることも
「いつ出荷されるのか?」という問い合わせが増える可能性もあります。事前に商品ページや通知メールなどで「この商品は〇日以降に出荷されます」と周知するなど、コミュニケーション設計を工夫することが大切です。
運用ミスによる配送遅延リスク
保留したままステータスの解除を忘れ、出荷予定日を過ぎてしまうと顧客不満につながります。システムに頼りきりにならず、定期的に保留中リストをチェックして出荷指示を出すルーティンを作る必要があります。
配送保留機能の導入方法
Shopifyで配送保留を実現するには、アプリの導入が最も効率的です。テーマコードを直接編集する方法もありますが、保留ステータスと連動した仕組みづくりは専門的な知識が必要となり、メンテナンスも大変です。一方、アプリを使えばノーコードまたはローコードで導入できるため、設定画面から保留条件や解消タイミングを柔軟にコントロールできます。
最終的には、「Shopify 配送 保留」に対応したアプリを活用するのが確実かつ手軽です。以下に紹介する12個のアプリを比較しながら、自店に合ったものを検討してみてください。
配送保留アプリの選び方
-
保留条件の設定方法
商品タグ、コレクション、在庫ステータス、顧客タグなど、どのような条件で保留ステータスを自動化できるかをチェックしましょう。 -
管理画面の操作性
店舗オペレーションを担当するスタッフが使いやすいUIになっているか、タグ設定やルール作成が容易かなども重要です。 -
料金プラン
月額費用だけでなく、無料トライアル期間や開発ストア向けの無償利用可否などを確認し、自店の規模に合うかどうかを見極めましょう。 -
サポート体制
日本語サポートがあるか、質問した場合のレスポンスの早さはどうかなど、スムーズに運用するためのサポート面も大切です。 -
他のアプリとの併用
すでに複数の注文管理アプリを導入している場合、競合や不具合が起きないか事前に確かめておくと安心です。
アプリ1:シンプル配送保留|お手軽商品ごとの配送保留
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | シンプル配送保留|お手軽商品ごとの配送保留 |
価格設定 | 月額$9.99(7日間の無料体験あり) |
評価 | 0.0 (0件のレビュー) |
開発者 | 株式会社UnReact |
主な特徴 | 特定商品を含む注文の保留を自動化 / 管理画面から一括で保留設定 / 予約販売や出荷時期調整に最適 |
対応言語 | 日本語 |
カテゴリー | 注文編集 |
筆者コメント
「シンプル配送保留」は、名前の通りシンプルな設定で商品ごとに配送保留を導入できるのが魅力です。予約商品や受注生産品を扱うと、通常商品とは別の出荷タイミングで管理したい場面が必ず生まれますが、そのたびに手動で注文を後回しにするのは手間がかかり、ヒューマンエラーも起きやすいですよね。このアプリなら、あらかじめ設定した商品を自動的に保留ステータスへ切り替えてくれるため、スタッフ全員が同じルールで注文管理を進められます。また、管理画面で保留にしたい商品をまとめて確認・変更できるので、運用負荷を最小限に抑えつつ、顧客へ明確な配送時期を案内しやすくなるでしょう。特に「予約販売を強化したい」「在庫リスクを減らしたい」といったショップには非常に便利だと思います。まだリリース直後のためレビューはありませんが、開発者が日本企業なので問い合わせもしやすく、UIも日本語対応なのが安心ポイントです。今後の機能拡張にも期待できるアプリなので、保留管理をシンプルに始めたい方はまず検討してみる価値があるのではないでしょうか。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
Basic Plan | $9.99/月 | 7日間無料体験あり。 予約販売・在庫なし商品の保留管理機能をフル活用。 開発ストアなら無期限で無料。 |
以下のShopify公式のアプリストアからインストールできます。
アプリ2:HideShip: Hide Shipping Methods
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | HideShip:Hide Shipping Methods |
価格設定 | 無料プランあり、7日間無料体験 |
評価 | 4.8 (62件のレビュー) |
開発者 | Nextools |
主な特徴 | Shopify Functionsを活用して配送方法を非表示・並べ替え・名称変更 / 各種条件(商品、カート金額、顧客タグなど)に応じた動的設定 |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | 配送ソリューション - その他 |
筆者コメント
「HideShip」は、主に配送料金や配送オプションの表示・非表示をコントロールできるアプリですが、視点を変えれば“特定条件で配送を保留に近い状態へ”導く設定も応用的に可能です。たとえば、在庫が整っていない商品や発送に時間がかかる商品だけ“特別な配送方法”を強制的に選ばせないようにすることで、結果的に出荷タイミングを別管理しやすくなります。もともとは余計な送料オプションを見せないためのアプリですが、「特定条件で配送オプションを非表示にする→店舗側で手動介入して配送方法を決定する」という形で保留的な運用を実現できるのは面白い使い方だと思います。注意点として、あくまで「配送方法の隠蔽・並べ替え」が主目的のアプリなので、本格的に“配送保留ステータス”を付与したい場合とは少しアプローチが異なりますが、送料調整やオプション制御を細かく設定できるのは魅力的です。無料プランがあるので、まずは気軽に導入して試せる点もメリット。英語UIですが、操作自体はそこまで難しくない印象なので、配送管理をさらに柔軟化したいショップは検討してみても良いでしょう。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
FREE DEV STORE | 無料 | 開発ストア・Shopify Plusのサンドボックス環境向け |
PREMIUM PLAN | $3.99/月 | 複数条件(カート合計、国、ディスカウント、商品・重量など)での非表示 プレミアムサポート |
ADVANCED PLAN | $5.99/月 | 配送方法の非表示だけでなく並べ替え・名前変更も可能 複数条件同時適用 |
ULTIMATE PLAN | $7.99/月 | 新規配送レートの作成も含む最上位プラン 複数レートの同時管理・プレミアムサポート |
アプリ3:ShipRight Hide Shipping Method
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | ShipRight Hide Shipping Method |
価格設定 | 無料プランあり、3日間無料体験 |
評価 | 5.0 (22件のレビュー) |
開発者 | KlinKode |
主な特徴 | 顧客タグや商品コレクション、割引、郵便番号など多様な条件で配送方法を非表示 / B2B顧客向け特別レート設定など |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | 配送料 |
筆者コメント
「ShipRight Hide Shipping Method」も、名前の通り配送方法を隠す・表示制限するアプリですが、“保留”という視点で見れば、特定の商品や顧客タグに応じて通常の配送を一時的に外す使い方が考えられます。例えば受注生産品を含む注文が入った場合には自動で「通常配送」を消し、店舗側が別途確認したうえで配送手段を手動追加する運用などが可能です。これによって、実質的に出荷をストップさせる形になり、誤発送リスクを減らせます。特筆すべきは、対応条件の幅広さ。商品コレクションはもちろんのこと、注文合計金額、郵便番号、顧客タグ、クーポン割引の使用有無など多角的にルールを設定できるので、きめ細やかな運用を追求したいショップに向いています。英語UIではあるものの、細かいチュートリアルやレビュー評価も高く、カスタマーサポートもしっかりしている様子。B2B向けやVIP顧客向けなど、複数の配送オプションを切り替えたい店舗でも使い勝手が良さそうです。無料プランで開発ストアなら費用がかからず試せるため、まずは使い勝手を確認してみてはいかがでしょうか。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
Free Development | 無料 | 開発ストア向け / カート合計や数量、ロケーション等の条件設定が可能 |
All in One Monthly | $4.99/月 | 無制限注文対応 / 高度な複数条件 / フル機能解放 / 3日間無料体験 |
アプリ4:OCT Hide Shipping Methods
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | OCT Hide Shipping Methods |
価格設定 | 無料プランあり、7日間無料体験 |
評価 | 4.8 (16件のレビュー) |
開発者 | Octolize LTD |
主な特徴 | 条件とアクションを組み合わせた柔軟な配送オプション制御(表示・非表示・並び替え・名称変更) カート金額や重量、住所、商品、国別など多彩な条件 |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | カートのカスタマイズ / 配送料 |
筆者コメント
「OCT Hide Shipping Methods」は、配送方法を“いつ、どんな場合にどうするか”を明確なルール(When-Then形式)で管理できる点が最大の特徴です。カート合計金額が一定額以上のときだけ配送方法Aを表示、それ以外はBを表示しない…というような高度な条件分岐をノーコードで実現できます。これをうまく使えば、実質的に特定商品の注文に対しては配送を見せず、一時保留状態と同様の運用が可能です。特に「国際配送は保留したいが、国内はすぐ配送したい」といったケースに役立ちます。管理画面はシンプルながら機能が充実しており、複数のAND/OR条件を組み合わせることができるのも強み。注意点としては“保留ステータス”を付与するのではなく、“配送方法の表示制御”に軸足を置いているため、あくまで注文をストップさせる一手段として使う形です。しかしながら、予約商品や配送時期調整が多いショップには大いに役立つはずです。無料プランで開発ストアではPRO機能まで試せるので、まずはそこから導入を検討してみるとよいでしょう。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
DEV STORE TEST | 無料 | 開発・パートナーストア向けにPROプラン相当機能をテスト可能 |
PRO | $3.99/月 | 複数条件組み合わせ、配送方法の非表示・並び替え・名称変更 7日間の無料体験 |
アプリ5:BeSure Checkout Rules
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | BeSure Checkout Rules |
価格設定 | 無料プランあり、5日間無料体験 |
評価 | 5.0 (154件のレビュー) |
開発者 | StoreSpark |
主な特徴 | 配送方法・決済方法を条件付きで表示/非表示・並べ替え・名前変更 / デフォルトの配送・支払い選択 / チェックアウトバリデーション |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | カートのカスタマイズ / チェックアウト - その他 |
筆者コメント
「BeSure Checkout Rules」は、配送保留というよりは「チェックアウト全体のルール」を細かく制御するアプリです。具体的には、カート合計、商品タグ、顧客タグ、住所などの条件によって配送や支払いオプションを表示・非表示にしたり、並べ替えたりできます。これを活用すれば、予約商品を含む注文に対しては“通常配送”を隠して店舗側の確認待ちにする、といった保留的な使い方が可能です。また、同時に支払い方法も制御できるため、たとえば受注生産品だけは先払いのみ許可しておき、配送確定まで代金を保留させる運用も組めます。チェックアウト段階で無理な注文をブロックしたり、PO Box宛の注文を排除したりといった場面にも使えるのは嬉しいポイントです。UIは英語ですが、操作画面の構成はシンプルで、ルールの作成もわかりやすく設計されています。無料プランだと「ルールが2つまで」など制限はあるものの、小規模ストアであれば十分試せるはず。一定の複雑さを要する配送・支払い管理を一括で解決したい店舗にとって頼れるアプリではないでしょうか。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
Free | 無料 | ルール2つまでテスト可能。 開発ストアでは無料 |
Starter | $4.99/月 | ルール数2つまで。5日間無料体験。 |
Advanced | $12.99/月 | ルール数拡張(最大5つ)配送・決済・バリデーション・ディスカウントルールなど |
Premium | $29.99/月 | すべての機能が解放され、最大25ルール対応 |
アプリ6:Simesy Hide Shipping Methods
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Simesy Hide Shipping Methods |
価格設定 | 無料 |
評価 | 5.0 (4件のレビュー) |
開発者 | Simesy |
主な特徴 | チェックアウトルールで配送方法・支払い方法を非表示、並び替え、名称変更 / 同時に複数条件を設定可 / アドレスバリデーションなど |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | カートのカスタマイズ / チェックアウト - その他 |
筆者コメント
「Simesy Hide Shipping Methods」は、無料でスタートできるのが大きな魅力です。配送方法や支払い方法を隠す、並べ替える、名称を変更するなど、チェックアウト段階での柔軟なコントロール機能が備わっています。配送保留としては、「特定商品の注文が含まれる場合、店舗側が別途確認するまで通常配送を非表示にする」といった運用が想定できます。例えば、SKUや商品タグ、カート合計金額、顧客タグ、住所などを条件に組み込み、複数の条件が同時に合致したときだけ配送オプションを制限するなど、高度な設定も可能です。アドレスバリデーション機能を使えば、配達不可エリアへの誤発送を防ぐこともできるため、カスタマーサポート面でもメリットがあります。英語UIにはなりますが、シンプルでわかりやすい設計との評価が多く、導入ハードルも高くありません。とりあえず費用をかけずに“特定条件で配送を保留する”フローを試してみたい方には最適かもしれません。運用してみて物足りない部分があれば、有料オプションや他アプリとの連携を検討する流れも取りやすいでしょう。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
無料 | $0 | 全機能を無料利用可能。 複数条件ルール、支払い/配送方法の表示制御、アドレス検証など |
アプリ7:Hextom: Free Shipping Bar
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Hextom: Free Shipping Bar |
価格設定 | 無料プランあり、7日間無料体験 |
評価 | 4.9 (3,252件のレビュー) |
開発者 | Hextom |
主な特徴 | 無料配送の閾値を段階的に案内するバー表示 / ターゲティング(国、ページ、顧客など) / スケジューリング機能 / 完全カスタマイズ可能 |
対応言語 | 日本語含む多言語 |
カテゴリー | バナー / ディスカウント |
筆者コメント
「Hextom: Free Shipping Bar」は、どちらかというと「送料無料キャンペーン」の促進用バーを表示するアプリで、配送保留とは一見無関係に見えます。しかし、特定注文の配送を後回しにする戦略の一環として、このバーを使い分けるのもひとつの手です。例えば、一定金額以上の注文で“通常より遅いが無料配送”を選べるようにし、それ以外は通常配送を優先的に表示するなど、遅延配送(実質的な保留)をキャンペーンと絡めて運用可能です。顧客視点では「あと〇円で送料無料になるから、多少待ってもお得だしそちらを選ぼう」という心理が働くかもしれません。ただし、注文が増えると保留分も増えるため、管理面ではしっかりステータスを追跡する仕組みが必要です。UIは日本語に対応しており、操作も直感的なので、まずは無料プランで気軽にバーを試し、顧客反応を見てみるとよいでしょう。純粋に送料無料ラインを告知する用途で導入しておいて、いずれ保留を組み合わせた上級運用に発展させる可能性もあります。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
基本 | 無料 | バナー1つ表示、カスタマイズ自由度高 / デバイス・ページターゲティング |
プレミアム | $9.99/月 | 無制限のバナー、地理/国別ターゲティング、自動通貨変換、スケジューリング、パフォーマンス追跡など |
アプリ8:S: Estimated Delivery Date ETA
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | S: Estimated Delivery Date ETA |
価格設定 | 無料プランあり、3日間無料体験 |
評価 | 4.9 (321件のレビュー) |
開発者 | Synctrack |
主な特徴 | 配送予定日や出荷予定日を商品・カート・チェックアウトなどに表示 / 地理情報に基づく自動計算 / カウントダウンタイマー / 予約販売にも対応 |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | 配達と店舗受取 / 配送料 |
筆者コメント
「S: Estimated Delivery Date ETA」は、配送日時を明確に提示することで顧客満足度を高めるアプリです。配送保留という観点では、出荷が遅れる商品だけ「出荷予定日」を長めに設定し、ほかの商品との明確な区別を付ける使い方ができます。つまり、遅延や保留を“予定日表示”という形でカバーし、顧客には納得感を与えつつ、ショップ側は余裕をもって出荷作業を行えるわけです。実際、顧客への案内がしっかりしていれば「すぐに出荷されない」というマイナスイメージは緩和されますし、キャンセルリスクも下がります。商品タグやSKU、在庫状況などに合わせて柔軟にETA(推定配送日時)を設定できるので、予約商品や受注生産品の運用とも相性が良いでしょう。英語アプリですが、UIの見た目や管理画面も分かりやすいと評判で、3日間の無料トライアル中にカスタマイズを試すのがおすすめです。多数のレビューでもサポート体制の評価が高く、不明点があればチャットで相談できるのも安心ポイントです。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
FREE | 無料 | ETAビュー無制限、1つのルール設定、基本的な表示 / カート・商品ページに表示 |
STANDARD | $6.99/月 | 3つのルール、複数言語対応、バリエーションごとのETA設定、カートやチェックアウトでの静的表示 |
PRO | $12.99/月 | 無制限のルール、ジオロケーション、詳細な分析、優先サポート |
PLUS | $29.99/月 | Shopify Plus向けのチェックアウト拡張機能など |
アプリ9:Blockify Checkout Rules & COD
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Blockify Checkout Rules & COD |
価格設定 | 無料プランあり、3日間無料体験 |
評価 | 4.9 (119件のレビュー) |
開発者 | Blockify |
主な特徴 | チェックアウトルールで配送・支払いを制御 / COD手数料追加 / PO Boxブロック / 不要注文や詐欺対策に |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | 注文制限 / チェックアウト - その他 |
筆者コメント
「Blockify Checkout Rules & COD」は、着払い(COD)オプションに手数料を追加したり、特定の国や住所をブロックしたりするなど、“不要な注文を排除しつつ、必要なオプションのみ表示する”というコンセプトに特化したアプリです。配送保留として見ると、予約商品や遅延出荷が必要な商品に限っては“通常の配送方法を非表示”にしておき、店舗が確認してから別途対応する仕組みも作れます。特にPO Boxをブロックする機能は、配送にトラブルが多いエリアや住所形態を抱えるショップでは助かるはず。詐欺対策や最低・最大注文数量の制限をしたい店舗にも役立つので、一石二鳥と言えるかもしれません。英語UIですが、アプリの評価数も多く、平均スコアが高いことから安定した運用が期待できます。無料プランではルールが1つだけと制限がありますが、まずは簡単な条件で試してみる価値はあるでしょう。配送や支払い周りの高度な管理を総合的に強化したい場合、Blockifyは有力な選択肢になりそうです。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
FREE | 無料 | 1つのルールのみ有効。開発ストアは無料 |
BASIC | $9.99/月 | 最大3つのルール、Shipping Discounts1つ、他基本機能 |
PREMIUM | $19.99/月 | 無制限ルール設定、支払い・配送制御、COD手数料無制限 |
SHOPIFY PLUS | $59.99/月 | Plus向けのチェックアウト拡張機能、UIカスタマイズ、VIPサポート |
アプリ10:DS Sort Hide Payment Shipping
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | DS Sort Hide Payment Shipping |
価格設定 | 無料 |
評価 | 5.0 (5件のレビュー) |
開発者 | Devesha Solution |
主な特徴 | 配送方法・支払い方法の非表示、並び替え、名称変更、割引適用などをまとめて管理 / COD手数料設定やB2B価格設定にも対応 |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | チェックアウト - その他 / カートのカスタマイズ |
筆者コメント
「DS Sort Hide Payment Shipping」は、配送方法と支払い方法をまとめて柔軟にコントロールできる点が魅力です。商品のタグやSKU、カート総額、顧客の位置情報など、さまざまな条件を組み合わせて「このケースでは配送方法Aは非表示」「別のケースではCOD手数料を追加」など自由度が高く、応用次第で“配送保留”に近い仕組みを構築できます。特に、B2B顧客や特定タグの顧客向けに配送や支払いオプションを変えたい場合に重宝するでしょう。アドレスバリデーション機能もあり、結果として不正注文や誤配送も軽減できるのは大きなメリット。無料で導入が始められるため、小規模から大規模まで幅広いストアに対応しやすい点も魅力と言えます。英語UIではあるものの、コントロールパネルはシンプルな設計で操作が分かりやすいとの評判です。「余計なオプションを表示させない」「必要に応じて一時的に出荷を見合わせる」など、チェックアウトの最適化全般に興味があるなら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
無料 | $0 | 全機能使用可能。支払い方法・配送方法の非表示や並び替え、割引、COD手数料追加、B2B対応などを含む |
アプリ11:Vista Checkout Rules
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Vista Checkout Rules |
価格設定 | 無料プランあり、7日間無料体験 |
評価 | 5.0 (2件のレビュー) |
開発者 | Growthpolis |
主な特徴 | 条件(国、都市、商品タグ、顧客タグ、言語、クーポンなど)に応じて配送・支払い方法を非表示・並べ替え・名前変更 |
対応言語 | 英語 |
カテゴリー | 決済オプション - その他 / カートのカスタマイズ |
筆者コメント
「Vista Checkout Rules」は、シンプルかつ強力な“条件→アクション”型ルールを作れるアプリです。商品タグや言語、クーポン使用の有無など、想定以上に多彩な条件が用意されており、しかも組み合わせが自由なので、複雑な要件にも対応しやすいでしょう。配送保留の視点だと、例えば「予約商品タグが付いた注文の場合は配送方法をすべて隠して手動対応にする」という設定が可能です。これにより誤って顧客が通常配送を選ぶ事態を防ぎ、スタッフが確認後に改めて配送を設定すれば実質的に“保留”が行えます。無料プランではルール1つだけという縛りがありますが、ちょっとしたテストには十分。最初は簡単な保留運用を試し、必要になれば有料プランで複数ルールを組み合わせる流れが自然でしょう。英語UIではあるものの、設定画面は見通しが良く、問い合わせ対応も評価が高いようです。今後拡張していきたい店舗で、“配送管理と決済管理を一体化したルール作り”を考えているなら注目のアプリです。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
Free | 無料 | 1つのルールのみ追加可能。基本的な非表示・並べ替え・名前変更オプション |
Basic | $3.99/月 | 3ルールまで。複数条件組み合わせなど機能拡張。7日間の無料体験 |
Pro | $6.95/月 | 5ルールまで。すべての非表示・名称変更・並び替えを解放。7日間の無料体験 |
アプリ12:CJdropshipping: Much Faster
アプリ情報
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | CJdropshipping: Much Faster |
価格設定 | 無料インストール(追加費用がかかる場合あり) |
評価 | 4.9 (2,665件のレビュー) |
開発者 | CJDropshipping |
主な特徴 | ドロップシッピング商品調達・自動リスティング / 多拠点倉庫から2-3日で配送 / 発注前に在庫確認や結合分割など柔軟対応 |
対応言語 | 日本語含む多言語 |
カテゴリー | ドロップシッピング / オンデマンド印刷 (POD) |
筆者コメント
「CJdropshipping: Much Faster」は、ドロップシッピングに特化したサービスであり、配送保留というよりは「海外倉庫や国内倉庫を活用して迅速かつ柔軟に出荷する」仕組みを提供するアプリです。一見、保留とは逆の“スピード配送”が強みのように思えますが、実際には商品ごとに在庫状況やカスタマイズ要件を確認してから出荷できるため、適切に保留期間を設けることも可能です。例えば、仕入れが完了してからまとめて出荷するなど、ドロップシッピングのシステム上で保留を挟むことで、誤出荷や在庫トラブルを減らせるわけです。また、CJの担当エージェントが24時間サポートしてくれるため、「まだ在庫が入らないから出荷を待って欲しい」といった相談にもすぐ対応可能。日本語を含む多言語に対応しているので、グローバルな商品展開をしている店舗には特にメリットが大きいでしょう。完全無料というわけではなく、実際の仕入れや出荷で費用が発生するケースはありますが、ドロップシッピングをスピーディかつ正確に行いたい店舗は検討してみる価値があります。
料金プラン
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
Free | 無料インストール | 基本的なドロップシッピング機能 / 追加サービス利用時に別途費用発生 |
配送保留アプリの比較
ここまで12のアプリを見てきましたが、実際に「Shopify 配送 保留」を実現する場合、最も本格的な“保留ステータス”を提供してくれるのは**アプリ1の「シンプル配送保留|お手軽商品ごとの配送保留」**です。
理由としては、特定商品を含む注文だけを自動的に保留ステータスへ切り替えるという専用の仕組みが整っており、予約販売や在庫確保が必要な商品を扱う店舗なら導入するだけで分かりやすい管理フローを構築できるからです。
ほかのアプリは配送方法やチェックアウト段階の設定制御が中心で、間接的に保留に近い状態を作るものが多い印象でした。もし「配送オプションの表示切り替えをメインでやりたい」というニーズが強いなら、それらのアプリを検討するのも良いですが、純粋に「注文を一括で保留にしたい」という目的がはっきりしているなら、シンプル配送保留がベストでしょう。
配送保留機能を使いこなすことで、在庫リスクの軽減や顧客満足度の向上、スタッフの作業効率化など多くのメリットが得られます。ぜひ今回ご紹介した12選のアプリを比較・検討してみて、自店の運営にぴったりの配送保留システムを導入してみてください。
「Shopify 配送 保留」をキーワードに、より高度なオペレーションや予約販売を実現するうえで役立つアプリがきっと見つかるはずです。売上拡大とスムーズな出荷管理の両立を目指し、ぜひ最適な配送保留アプリを活用してみましょう。