
【2025年】Shopifyで営業日カレンダーを表示できるアプリ11選を紹介!
営業日カレンダーとは
「営業日カレンダー」とは、店舗やオンラインショップが定休日・不定期休業日・祝祭日などをひと目で確認できるよう、カレンダー形式で表示する仕組みです。消費者には「いつ休みなのか」「いつ営業しているのか」を正確に伝え、スタッフや運営者側も効率的にスケジュール管理しやすくなります。とくにShopifyを活用したECサイトでは、商品の発送や問い合わせ対応のスケジュールを明確に示すことが信頼感の醸成につながるため、「Shopify 営業日カレンダー 表示」ができるようになるのは大きなメリットです。休業期間中の発送停止や応答遅延を事前に周知できれば、お客様の不安やクレームを減らし、リピート購入へつなげることも期待できます。
今回は、以下の記事を参考にしています。
- Shopifyで営業日カレンダーを実装する方法を考察
- Shopify で営業日カレンダーを実現できるアプリ8選
- 【2025年】Shopify ストアに営業日カレンダーを表示できる?おすすめアプリも紹介!
- Shopifyで休業日を設定して営業日カレンダーを表示する方法5つを紹介!
- Shopifyで休業日を設定して営業日カレンダー表示できるアプリについて徹底解説
営業日カレンダーを導入するメリット
1. 顧客体験の向上
営業日と休業日が明確になり、ユーザーが「いつ注文すれば最短で商品が届くか」「いつ店舗が対応してくれるか」を理解しやすくなります。特にギフト需要や季節イベント時など、ユーザーが「この日までに欲しい」という希望がある場合、事前に営業日カレンダーを確認できるのは大変便利です。
2. スタッフや運営者の管理がスムーズ
定休日や突発的な休みをカレンダーに登録しておけば、内部的にも「いつまでに発送準備を整えるべきか」「どの日に休みをとるか」といった計画を立てやすくなります。売上予測や在庫管理も含めて、運営の効率化が期待できるでしょう。
3. 信頼度の向上
オンラインショップでは実店舗ほど営業時間がわかりやすくありませんが、営業日カレンダーを掲載することで「きちんと運用されているお店」という印象を与えられます。発送対応やお問い合わせ対応のタイミングが明確になることで、顧客の不安解消につながります。
営業日カレンダーを導入するデメリット
1. 更新の手間
カレンダーをこまめに更新しないと、逆に「情報が古い」「休みだと思ったらやっていた」「営業日なのに誰も対応してくれない」というような混乱を招く可能性があります。定休日だけでなく、祝日やイレギュラーな休暇などを継続的にメンテナンスする必要がある点は注意です。
2. カレンダー表示のレイアウトが複雑になる場合がある
導入するアプリやテーマによっては、カレンダーをきれいに表示するための設定が多少複雑になることがあります。デザイン面で自社ブランドの世界観を保ちつつ、カレンダーを違和感なく配置するにはある程度の調整が必要です。
3. 必ずしもすべての顧客が確認してくれるわけではない
しっかりカレンダーを表示していても、サイト全体のデザインや導線によってはユーザーが見落としてしまうケースもあります。「問い合わせ先へのアクセスが簡単か」「目立つ位置にカレンダーへのリンクを配置しているか」など、運用面での工夫も必要となります。
営業日カレンダー機能の導入方法
Shopifyで営業日カレンダーを導入するには、カレンダー機能を提供するアプリを利用するのが最も簡単で確実です。テーマのコードを直接編集する方法もありますが、専門的な知識と労力がかかるため、既存のアプリを活用するほうがスムーズでしょう。以下のステップがおすすめです。
- Shopify App Storeで「カレンダー」「営業日」「営業日カレンダー」などのキーワードを検索
- 興味のあるアプリをインストールし、テーマエディターから表示位置やデザインを調整
- 管理画面やアプリ内で定休日や祝日を設定
- 実際のストアでカレンダーが正しく表示されるかをテスト
最初は無料体験期間があるアプリを選んで試してみると安心です。最終的には、Shopifyのアプリを導入してしまうのが手軽かつ確実な方法と言えます。アプリによっては、カレンダー表示だけでなく、イベント管理や予約受付などの追加機能が含まれている場合もあるので、ストアの運営スタイルに合わせて選びましょう。
営業日カレンダーアプリの選び方
-
必要な機能を見極める
単に「営業日が表示できればいい」のか、「イベント告知や予約管理をしたい」のかによって、選ぶべきアプリが変わります。まずはストアで何を実現したいかを明確にしましょう。 -
デザインのカスタマイズ性
カレンダーの色・形・サイズなどをどの程度自由に変更できるかは、ブランドイメージを統一するうえで重要です。デモ画面やアプリのギャラリーを参考にしましょう。 -
操作性(管理画面のわかりやすさ)
定休日や不定休日の登録が簡単か、Googleカレンダーなどと同期できるかなど、運営者が使いやすい機能が揃っているアプリを選ぶと、長期的な管理がラクになります。 -
料金プラン
無料プランでどこまで使えるのか、月額料金に見合った機能があるのかをチェックします。無料体験期間があるアプリなら実際に触れてから導入を検討できます。 -
レビューやサポート体制
アプリの評価やレビューを確認し、問題が起こったときに開発者とスムーズに連絡がとれるかを見ておくと安心です。日本語サポートの有無も重要なポイントです。
アプリ1:シンプル営業日カレンダー|お手軽休業日設定
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | シンプル営業日カレンダー|お手軽休業日設定 |
価格設定 | 月額 $6.99(無料体験あり) |
評価 | 0.0 (0 レビュー) |
開発者 | 株式会社UnReact |
対応言語 | 日本語 |
主な特徴 | 定休日・不定休日の直感的な登録、単月or二ヶ月表示の切替、カスタマイズ性の高いデザインなど |
カテゴリー | コンテンツ - その他 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Basic Plan | $6.99/月 | 7日間の無料体験あり。開発ストアの場合は無期限で無料利用可能。定休日・不定休日管理、カレンダーのデザインカスタマイズなどの基本機能をすべて利用可能 |
筆者の感想
シンプルで直観的に操作できる営業日カレンダーを導入したいのであれば、これほどわかりやすいアプリはなかなか見当たらないと思います。管理画面は余計な機能を省いたスッキリとした設計で、必要最低限の項目だけを迷わず設定できるのが魅力的です。特に定休日や不定休日が頻繁に変わるお店では、更新のしやすさが重要ですが、このアプリなら「ここをクリックして休みを指定する」というシンプルな流れで完結します。さらに、カレンダーをストア上で表示させるデザインの自由度も高いため、ブランドイメージに合わせたカラーリングやレイアウトを実現しやすいでしょう。単月表示か二ヶ月表示かを切り替えるだけでも、店舗運営の都合や顧客の使い勝手に合わせて柔軟に対応できます。初めての方でも操作を習得しやすいので、導入コストや管理の手間を最小限に抑えたいと考えているショップには特におすすめです。無料体験期間があるので、ぜひ実際に試してみて操作性を体感してみると良いでしょう。
アプリ2:The Shop Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | The Shop Calendar |
価格設定 | 月額$9.99から(無料体験あり) |
評価 | 4.8 (142) |
開発者 | The Shop Apps |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | イベントやプロモーションをカレンダー形式で表示、モバイル対応、一括インストールなど |
カテゴリー | イベント予約 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Monthly | $9.99/月 | 無制限イベント登録、無制限トラフィック、Googleカレンダー等との連携、無料体験7日間 |
Annual | $99/年 | 上記機能を年間で割安利用可能 |
筆者の感想
The Shop Calendarは、いわゆる「イベントカレンダー」としての側面が強い印象です。営業日カレンダーとして使うことも可能ですが、本来は「店内イベント」「セール情報」「新商品の発売日」などを一覧で告知することを想定しているため、情報発信の幅を広げたい店舗に向いています。例えば季節ごとのキャンペーンやコラボ企画など、複数の日程をまとめて管理しながら、カレンダーで一目瞭然に告知できるのはとても便利です。デザインもモバイルフレンドリーが意識されていて、スマホユーザーが多いショップでもユーザビリティを損ねません。GoogleカレンダーやAppleカレンダーと連携して「外部の予定表に同期したい」というニーズがある事業者にもぴったりです。営業日や休業日に加えて、ストアイベントや店頭セミナーなどを積極的に発信していきたい方には非常に有効なアプリだと思います。一方で、シンプルに休業日だけを表示したいという場合には機能がやや豊富すぎる印象もあるので、目的と運営スタイルを見極めつつ導入を検討すると良いでしょう。
アプリ3:Calee: Events Calendar Widget
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Calee: Events Calendar Widget |
価格設定 | 無料プランあり(無料体験あり) |
評価 | 4.8 (17) |
開発者 | Adevole |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | イベント表示、リスト表示・カレンダー表示、Googleカレンダーインポート、チケット販売リンク設定など |
カテゴリー | イベント予約 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Free Plan | 無料 | イベントの表示、Googleカレンダー取り込み、イベントサインアップ、イベントチケットリンクなど |
Paid Plan | $6.95/月(無料体験あり) | 全機能アクセス、無制限イベント、優先サポート、繰り返しイベントの設定など |
筆者の感想
Calee: Events Calendar Widgetは、イベント告知をメインとしたカレンダーアプリですが、定期的な休業日や営業日を登録する使い方も可能です。特にGoogleカレンダーからのインポート機能は、すでに外部でスケジュール管理をしている場合に非常に便利。営業日カレンダーを一から作り直すのではなく、既存のカレンダー情報を同期するだけで済むので、運営側の手間がぐっと減ります。さらにイベントページに直接「チケット購入リンク」を埋め込むことができるため、有料セミナーや特別販売会などを行うストアにはぴったりでしょう。無料プランでも基本機能はひととおり試せるため、小規模店舗やテスト段階での導入にもハードルが低いのが嬉しいポイント。一方で日本語表示には対応していないため、ストアフロント側のカレンダーラベルやボタンなどを日本語に最適化したいときにはカスタマイズが必要になるかもしれません。多機能なイベントカレンダーを求めているなら、まず検討に値するアプリだと感じます。
アプリ4:Brand It! Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Brand It! Calendar |
価格設定 | 無料プランあり |
評価 | 5.0 (6) |
開発者 | JadePuma Apps |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | GoogleやAppleカレンダーとの自動同期、ブランドカラーへのカスタマイズ、月間/週/日/アジェンダ表示など |
カテゴリー | コンテンツ - その他 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Always-FREE | 無料 | カレンダー1つまで、7色コントロール、月間ビュー、メールサポート |
All-Access Plan | $5/月または$50/年 | 9つまでのカレンダー管理、26色コントロール、週/日/アジェンダビュー追加、優先サポートなど |
筆者の感想
Brand It! Calendarは、名前の通り「ブランドに合わせた色やフォントでカレンダーを作り込める」ことに特化している印象です。通常、カレンダーをサイトに表示する際は外部サービスの仕様に左右されてしまい、自社のデザイン性と合わなくなりがち。しかし、このアプリなら26色のコントロールやレイアウト設定を細かくカスタマイズできる有料プランが用意されており、統一感のあるサイト演出が可能です。無料プランでも月間ビューのみであればシンプルに導入できるため、まずはブランドカラーの連携がどこまで実現できるか試してみるのもいいでしょう。特に、GoogleカレンダーやAppleカレンダーとの同期機能を活用すれば、休業日やキャンペーン日程を外部カレンダーでまとめて管理しながらShopify上でも自動更新されるため、更新漏れを防ぎやすいです。英語UIではありますが、デザイン面を重視する事業者にとっては大きなアドバンテージがあるアプリだと感じました。
アプリ5:InlightLabs ‑ Events Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | InlightLabs ‑ Events Calendar |
価格設定 | 無料プランあり |
評価 | 4.5 (50) |
開発者 | inlight labs |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | カスタマイズ可能なイベント管理、GoogleカレンダーやOutlook、Eventbriteなどの外部連携、訪問者によるイベント投稿、繰り返しイベント、モバイルフレンドリー表示など |
カテゴリー | イベント予約 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Free | 無料 | 最大1カレンダー、10イベントまで、手動での外部同期 |
Professional | $10/月または$96/年 | 最大3カレンダー、イベント無制限、2外部カレンダー同期、ブランディング非表示など |
Business | $25/月または$240/年 | 最大8カレンダー、イベント無制限、5外部カレンダー同期、ゲスト投稿管理、タイムゾーン設定など |
筆者の感想
InlightLabs ‑ Events Calendarは、非常に幅広い外部サービスとの連携ができる点が特長です。既にGoogleカレンダーやOutlook、Eventbriteなどで各種イベントや予定を管理している場合、それらをShopify上のカレンダーにまとめて表示したい、というニーズをスマートに満たしてくれます。営業日とイベント情報を同時に扱うなら、例えば社内で使っているOutlookカレンダーを同期し、ユーザー側には営業日カレンダーとして見せる、という使い方も可能でしょう。また、有料プランではイベント数が無制限になるので、年間を通して多くのキャンペーンやセミナーを開催するビジネスにも向いています。訪問者が自主的にイベントを投稿できる機能もあるため、コミュニティやユーザー参加型のショップ運営を目指す際には大きな強みになります。ただし、日本語環境への対応が弱い点や機能の豊富さゆえの設定の複雑さはあるかもしれません。多機能なカレンダーを本格活用したい方に向くアプリだと感じました。
アプリ6:Mahina Event Calendar App
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Mahina Event Calendar App |
価格設定 | 無料プランあり(無料体験あり) |
評価 | 4.8 (46) |
開発者 | Mahina |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | 視覚的にわかりやすいイベントカレンダー、チケット販売設定、RSVP機能、複数テーマ・レイアウト提供など |
カテゴリー | イベント予約 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Basic | 無料 | 最大5イベント、2つの無料テーマ、リスト/グリッドビュー、オンライン/オフラインイベント対応 |
Standard | $9.99/月(無料体験あり) | イベント数無制限、テーマ追加、テーマカスタマイズ、繰り返しイベント、Googleカレンダー連携など |
Premium | $19.99/月(無料体験あり) | RSVP機能、カスタムメール応答、RSVPリスト管理など |
筆者の感想
Mahina Event Calendar Appは、見た目にこだわりたい店舗に向いていると言えます。カラフルでポップなカレンダーを作りやすく、アプリ名のとおりフレンドリーなUIが特徴的です。たとえばセミナーやワークショップ、ライブなどのイベント販売においては、チケットを商品として紐付けられる機能があるので、「日付とチケット購入をワンストップで管理」できるのが大きな利点でしょう。また、PremiumプランではRSVP(招待への出欠確認)機能が利用でき、ゲストに対するメール返信が自動化されるなど、より本格的なイベント管理が可能になります。営業日カレンダーとしての使い方に加え、単発イベントやキャンペーンを頻繁に行う店舗にとってはメリットが大きいと感じました。一方、英語のみのインターフェイスなので日本語表示に対応させたい場合は多少のカスタマイズを伴うことがあります。ビジュアル重視のショップやイベント販売を強化したい事業者は、無料版で試した上で上位プランを検討するのが良さそうです。
アプリ7:MyBranz Campaign Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | MyBranz Campaign Calendar |
価格設定 | 無料 |
評価 | 5.0 (5) |
開発者 | MyBranz, Inc. |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | マーケティングキャンペーン向けのカレンダー表示、ストアロケーションごとの表示、休日表示 |
カテゴリー | マーケティング - その他 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Free | 無料 | カレンダー表示、キャンペーン管理、ストアロケーションごとのスケジュール管理など |
筆者の感想
MyBranz Campaign Calendarは、その名の通り「キャンペーン管理」に力点を置いたカレンダーアプリです。営業日や定休日の表示というよりは、「いつどんなマーケティング施策を打つか」をチーム全体で共有することを主目的としている印象です。例えばセール開始日やSNSキャンペーンの投稿スケジュールなどを一元管理できるため、店舗運営におけるマーケ戦略を可視化しやすくなるでしょう。複数のストアロケーション(リアル店舗や各国のECサイトなど)を抱える事業者であれば、拠点ごとに異なるキャンペーン日程を整理しやすい点が便利です。ただし、カレンダーそのもののデザインカスタマイズやユーザー向けの詳細表示にはあまり重点を置いていないようなので、純粋な営業日カレンダーとして活用したい場合は、他のアプリと組み合わせるか工夫が必要になるかもしれません。無料で使える点は魅力的なので、マーケティング面のスケジュール調整が課題になっている企業には一度試してみる価値があるでしょう。
アプリ8:Twist: Simple Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Twist: Simple Calendar |
価格設定 | 月額$4(無料体験あり) |
評価 | 5.0 (1) |
開発者 | TWISTED TREE (PTY) LTD |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | Googleカレンダーとの連携、シンプルなデザイン、モバイル対応、複数テーマ、カスタマイズ可能 |
カテゴリー | イベント予約 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Basic subscription | $4/月 | Googleカレンダー連携、モバイルフレンドリー、テーマエディタでの表示設定、複数言語サポートなど |
筆者の感想
Twist: Simple Calendarの一番の魅力は、「とにかくシンプルに営業日(あるいはイベント日)を表示したい」という要望を低コストで叶えてくれる点です。Googleカレンダーとの連携手順も簡単で、公開したいカレンダーのIDを入力すれば、Shopify上に同じ内容が反映される仕組み。これによって日々の更新をGoogleカレンダー側で完結できるため、Shopifyの管理画面に都度ログインして営業日を調整しなくても済むのは大変便利です。デザインのカスタマイズも最低限のオプションが揃っており、テーマエディタから直感的に外観を変更できます。派手な装飾や多機能なアプリを求めていない場合、そしてなるべくランニングコストを抑えたい場合には最適の選択肢でしょう。英語のみのサポートではありますが、操作画面が単純なので、英語が苦手な方でも比較的スムーズに使いこなせると思います。月額$4という手頃さで14日間の無料体験がついているため、まずは試してみる価値が十分あるアプリです。
アプリ9:Easy Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Easy Calendar |
価格設定 | 無料プランあり(無料体験あり) |
評価 | 3.9 (4) |
開発者 | ThanhBT App |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | 配達日時の選択、thank youページへのカレンダー表示、配達ブロック日設定など |
カテゴリー | 配達と店舗受取 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Basic | 無料 | 5件までの注文にタグ付け可能、無制限の配達カレンダー表示 |
Starter | $4.95/月(無料体験あり) | 50件まで注文タグ付け可能 |
Professional | $9.95/月(無料体験あり) | 無制限の注文タグ付け |
筆者の感想
Easy Calendarは「いつ商品を受け取りたいか」「いつ配達して欲しいか」をユーザーが指定できる形でカレンダーを導入するアプリです。営業日カレンダーというよりは配送日時の管理に強みを持っており、お店が対応可能な配達日や時間帯を設定しておくことで、顧客が購入時に選択できるという仕組み。これにより、顧客体験が向上し、受け取り日時のトラブルや問い合わせを減らせるでしょう。thank youページにもカレンダーを表示できるため、ユーザーが自分で選んだ配達日を再確認できるのもポイントです。一方、「休業日をただ表示したいだけ」というケースには機能がオーバーかもしれません。しかし、配達日指定サービスが重要なビジネス(生鮮食品やケーキなど、日時指定が多い商品)にとっては非常に便利だと感じます。無料プランでも配達カレンダーそのものは無制限に表示できるので、まずは使ってみて注文数が増えた際に上位プランへ切り替える形でもよいでしょう。
アプリ10:Omega Event Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Omega Event Calendar |
価格設定 | 月額$7.99(無料体験あり) |
評価 | 3.8 (19) |
開発者 | Omega |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | イベントカレンダー表示、チケット販売ボタン、複数レイアウト、地図表示など |
カテゴリー | ストアフロント - その他 / イベント予約 |
料金プラン表
プラン名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
Basic | $7.99/月(14日間無料体験) | 無制限イベント追加、フィルター機能、チケットボタン、リスト/グリッド/ウィジェット表示、地図表示 |
筆者の感想
Omega Event Calendarは一見「イベント管理」向けのアプリですが、実は休業日や営業日を含め、日程告知全般に使える柔軟さがあるのが特徴です。リスト表示やグリッド表示、ウィジェット埋め込みなど、レイアウトのバリエーションが豊富で、店側のデザインや利用シーンに合わせて切り替えできます。たとえば、店舗で行うセールイベントや新商品ローンチのスケジュールをカレンダーに並べつつ、チケット販売ボタンを配置することで、オンライン上での事前予約や申し込みを促すことも可能です。地図表示機能もあるため、オフラインのポップアップショップや実店舗への集客を考えているショップには大きな利点があると感じました。月額$7.99で無制限にイベントを追加できる点は、頻繁にイベントを行うブランドには適しています。ただし、純粋に休業日だけを管理するなら他のよりシンプルなアプリでも充分かもしれません。イベント性をプラスしたユニークなEC体験を目指すなら、ぜひ検討したいアプリですね。
アプリ11:Saio: Daily Deals Calendar
アプリの概要表
項目 | 内容 |
---|---|
アプリ名 | Saio: Daily Deals Calendar |
価格設定 | 一度限りの請求額:$29.99 |
評価 | 3.1 (32) |
開発者 | PreviewX |
対応言語 | 英語(日本語未翻訳) |
主な特徴 | 年間を通したセールやディール、割引コード、新作リリース日などをカレンダー形式で表示 |
カテゴリー | イベント予約 / ディスカウント |
料金プラン表
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
One-time charge | $29.99(買い切り) | 1月〜12月のデイリーディールカレンダー、降雪アニメーション、割引キャンペーン管理など |
筆者の感想
Saio: Daily Deals Calendarは「日替わりセール」「今日だけディスカウント」などを打ち出したいECサイトに特化した印象のアプリです。季節イベントや商品ごとのセールをカレンダー上でアピールすることで、ユーザーに「今日は何が安いんだろう?」というワクワク感を与え、リピーターを増やす狙いにぴったりでしょう。ただし営業日カレンダーとしての機能よりは、あくまで「セール日カレンダー」に重きを置いているため、定休日や不定休を可視化したいだけの用途には向いていないかもしれません。面白いのは、12月用のクリスマスデイリーカレンダーをはじめ、各月ごとに設定されたキャンペーンテンプレートがあり、さらに雪が降る演出を追加するなど、季節感を強くアピールできる点です。単発費用$29.99で買い切りなのは、月額課金を避けたい店舗には魅力的。一方で複雑な管理機能やデザインの自由度はあまり高くないため、シンプルな日替わりセール運用をしたい場合に最適なアプリだと言えるでしょう。
営業日カレンダーアプリの比較(アプリ1をおすすめ)
以上、Shopifyで営業日カレンダーを表示できるアプリ11選をご紹介しました。どのアプリも「Shopify 営業日カレンダー 表示」を実現するうえで一長一短がありますが、営業日や休業日の明示をメインにしたいなら、**アプリ1の「シンプル営業日カレンダー|お手軽休業日設定」**が個人的には最も導入しやすく、かつ更新の手間も少なくてすむ印象です。
- シンプルに休業日と営業日だけを表示したいなら→アプリ1
- イベント機能やチケット販売も兼ねたいなら→アプリ2〜アプリ10(イベント予約系)
- 日替わりセールなどのキャンペーンを強く打ち出したいなら→アプリ11
上記のように、それぞれのアプリの強みが異なるため、ショップの運営方針やイベント頻度、デザイン要件などを明確にしてから導入を検討すると良いでしょう。まずは無料体験プランを活用して、実際のストアでどのようにカレンダーが表示されるかをテストしてみてください。正しく「営業日カレンダー」が機能すれば、顧客の不安が減り、ショップ運営の効率も向上して、ひいては売上アップにつながるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
参考記事
今回は、以下の記事を参考にしています。