
【2025】Shopifyの追加スクリプト設定方法とおすすめアプリ10選!
目次
- はじめに
- 追加スクリプトとは
- Shopify で追加スクリプトを導入するメリット
- Shopify で追加スクリプトを導入するデメリット
- Shopify で追加スクリプトを導入する方法
- Shopify 追加スクリプトアプリの選び方
- FC Functions Creator & Scripts
- SupaEasy: AI Functions creator
- TinySEO 速度画像オプティマイザー
- Webrex: SEO スキーマ JSON‑LD
- XO Insert Code
- BOOSTER SEO & IMAGE OPTIMIZER
- SE Wishlist Engine
- Kite Discount, Free Gift, BOGO
- Pandectes GDPR/APPI コンプライアンス
- Script Inserter
- Shopify 追加スクリプトアプリの比較
- 参考記事
はじめに
Shopify でストアを運営していると、「Google Analytics のトラッキングコードを入れたい」「Facebook Pixel を設置したい」「カスタム CSS や JavaScript でデザインを調整したい」といった場面に遭遇することがあります。こうしたカスタマイズを実現するために必要なのが「追加スクリプト」の設定です。
しかし、テーマファイルを直接編集するのは技術的なハードルが高く、間違った編集をするとストア全体に影響を及ぼすリスクもあります。本記事では、Shopify で追加スクリプトを設定する方法と、その作業を安全かつ効率的に行えるおすすめアプリ 10 選をご紹介します。「Shopify 追加スクリプト」で情報を探している方に向けて、導入のメリット・デメリットからアプリの選び方まで詳しく解説していきます。
追加スクリプトとは
「追加スクリプト」とは、Shopify ストアに独自のコード(JavaScript、CSS、HTML など)を挿入して、標準機能では実現できないカスタマイズや外部サービスとの連携を行う仕組みのことです。具体的には、以下のような用途で使用されます。
- トラッキング・計測ツールの導入: Google Analytics、Google Tag Manager、Facebook Pixel などのコードを挿入して、ユーザー行動を計測
- カスタムデザインの適用: 独自の CSS や JavaScript を追加して、テーマでは実現できないデザインや動きを実装
- 外部サービスとの連携: チャットボット、ポップアップ、レビューウィジェットなどのサードパーティサービスを埋め込み
- SEO 対策: 構造化データ(JSON-LD)やメタタグの追加
- GDPR/Cookie 同意バナー: 法的に必要な同意取得スクリプトの設置
Shopify では、管理画面の「設定」→「チェックアウト」にある「追加スクリプト」欄や、テーマのコードエディターでスクリプトを追加できます。また、Shopify Plus プランでは「Script Editor」という専用機能が提供されていましたが、2025 年以降は「Shopify Functions」への移行が進んでいます。
Shopify で追加スクリプトを導入するメリット
1. 高度なカスタマイズが可能になる
標準のテーマ設定だけでは実現できないデザインや機能を追加できます。例えば、特定のページにだけ表示されるバナーや、スクロールに連動するアニメーション、条件付きの表示切り替えなど、細かな要件にも対応可能です。
2. マーケティングツールとの連携強化
Google Analytics 4 や Facebook Pixel、TikTok Pixel など、各種広告・分析プラットフォームのトラッキングコードを設置することで、ユーザー行動の把握やリターゲティング広告の配信が可能になります。コンバージョン計測の精度が上がれば、広告費用対効果の改善にもつながります。
3. SEO 対策の強化
構造化データ(JSON-LD)を追加することで、検索結果にリッチスニペット(星評価、価格、在庫状況など)を表示させやすくなります。これにより、クリック率の向上が期待できます。
4. 法的コンプライアンスへの対応
GDPR や CCPA、日本の APPI(個人情報保護法)などに対応するための Cookie 同意バナーやプライバシーポリシー関連のスクリプトを設置できます。特に EU 圏への販売を行うストアでは必須の対応です。
5. 外部サービスの柔軟な導入
チャットサポートツール、ポップアップ、ウィッシュリスト機能など、Shopify アプリストアにない独自のサービスも、スクリプト埋め込みで導入できる場合があります。
Shopify で追加スクリプトを導入するデメリット
1. 技術的な知識が必要
スクリプトの追加には HTML、CSS、JavaScript の基礎知識が求められます。特にテーマファイルを直接編集する場合、間違ったコードを挿入するとストア全体が表示されなくなるリスクもあります。
2. ページ速度への影響
追加するスクリプトが増えるほど、ページの読み込み速度に悪影響を及ぼす可能性があります。特に外部サービスの JavaScript は、読み込みに時間がかかることがあり、ユーザー体験や SEO に悪影響を与えることも。
3. テーマ更新時の互換性問題
テーマをアップデートした際に、追加したスクリプトが動作しなくなることがあります。特にテーマファイルに直接記述した場合、更新で上書きされてしまうリスクがあります。
4. セキュリティリスク
信頼性の低い外部スクリプトを追加すると、セキュリティ上の脆弱性を招く可能性があります。また、スクリプト同士の競合によって予期しない動作が発生することもあります。
5. 管理の煩雑さ
複数のスクリプトをテーマの異なる場所に追加していると、どこに何を入れたか把握しづらくなります。担当者が変わった際の引き継ぎも困難になりがちです。
Shopify で追加スクリプトを導入する方法
Shopify で追加スクリプトを設定する方法は、主に以下の 3 つがあります。
1. 管理画面の「追加スクリプト」欄を使う
「設定」→「チェックアウト」内にある「注文処理」セクションの「追加スクリプト」欄に、コンバージョン追跡用のスクリプトなどを追加できます。ただし、これはチェックアウト完了ページ(サンクスページ)にのみ適用されるため、全ページへの適用には使えません。
2. テーマのコードエディターで編集する
「オンラインストア」→「テーマ」→「コードを編集」から、theme.liquid ファイルの<head>タグ内や</body>タグ直前にスクリプトを追加できます。この方法なら全ページに適用できますが、技術的な知識が必要で、テーマ更新時に上書きされるリスクがあります。
3. アプリを使用する
スクリプト挿入専用のアプリを使えば、コード編集の知識がなくても安全にスクリプトを追加できます。ページごとの出し分けや、テーマとは独立した管理が可能なため、テーマ更新の影響を受けにくいのがメリットです。
結論として、技術的な知識に自信がない場合や、複数のスクリプトを効率的に管理したい場合は、専用アプリの導入が最も安全かつ確実な方法です。以下では、追加スクリプトの設定や関連機能を提供するおすすめアプリをご紹介します。
Shopify 追加スクリプトアプリの選び方
1. ノーコードで操作できるか
コードを書かずにスクリプトの追加・管理ができるアプリを選ぶと、技術的なハードルが下がります。GUI ベースで設定できるものが理想的です。
2. ページ単位での出し分けが可能か
特定のページや商品、コレクションにのみスクリプトを適用したい場合、ページ単位での制御機能があると便利です。
3. Shopify Functions への対応
Shopify Plus で使われていた Script Editor は廃止予定となっており、Shopify Functions への移行が推奨されています。将来を見据えて、Functions に対応したアプリを選ぶと安心です。
4. パフォーマンスへの影響
アプリ自体が軽量で、ページ速度に悪影響を与えないものを選びましょう。レビューや評価でパフォーマンスに関する言及をチェックするのがおすすめです。
5. サポート体制と言語対応
問題が発生した際に迅速に対応してもらえるサポート体制があるか確認しましょう。日本語対応しているアプリであれば、コミュニケーションもスムーズです。
FC Functions Creator & Scripts

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | FC Functions Creator & Scripts |
| 価格 | 無料 |
| ハイライト | Built for Shopify / 管理画面で直接操作 |
| 評価 | 5.0(20 件) |
| 開発者 | E-TRADE PARTNER |
| 言語 | 英語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | ディスカウント、ワークフローの自動化 |
| 主な機能 | カスタムディスカウント・支払い・配送・検証機能の作成 / Shopify Scripts からの移行 / ノーコード対応 / 全 Shopify プラン対応 |
筆者コメント
FC Functions Creator & Scripts は、Shopify Functions を活用した高度なカスタマイズを「ノーコード」で実現できる非常に強力なアプリです。特に注目すべきは、Shopify Plus でしか使えなかった Script Editor の機能を、通常プランでも利用できるようにしている点です。これにより、階層型ディスカウント、BOGO(Buy One Get One)、バンドル割引、数量割引など、複雑なプロモーション設定がコーディングなしで可能になります。
また、支払い方法や配送オプションのカスタマイズ、チェックアウト時のバリデーション機能なども提供されており、まさにストア運営の「かゆいところに手が届く」アプリと言えるでしょう。既存の Shopify Scripts からの移行機能も用意されているため、Shopify Plus からダウングレードを検討しているストアや、Script Editor の廃止に備えて移行先を探しているストアにとって最適な選択肢です。
完全無料で使えるというのも大きな魅力で、まずは試してみて損はないアプリだと感じます。Built for Shopify バッジを取得している点からも、Shopify との高い互換性と品質が保証されています。ディスカウントや決済・配送のカスタマイズを検討しているなら、まずこのアプリから始めてみることをおすすめします。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 無料 | 全機能利用可能 / カスタムディスカウント・支払い・配送・検証機能 / Shopify Scripts 移行対応 |
SupaEasy: AI Functions creator

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | SupaEasy: AI Functions creator |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$49 から |
| ハイライト | 管理画面で直接操作 / Shopify Editions 2025 ShopTank 優勝 |
| 評価 | 5.0(185 件) |
| 開発者 | Nextools |
| 言語 | 英語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | ディスカウント、ワークフローの自動化 |
| 主な機能 | AI による Function 自動生成 / Scripts 移行ツール / ディスカウント・配送・支払い・検証機能 / プリセットテンプレート |
筆者コメント
SupaEasy は、Shopify Editions 2025 の ShopTank コンペティションで優勝した実力派アプリです。最大の特徴は、AI を活用した Function 生成機能。「〇〇円以上購入で 10%オフにしたい」「特定の顧客タグを持つ人だけに割引を適用したい」といった要望を自然言語で入力するだけで、AI が適切な Function を自動生成してくれます。
従来、Shopify Functions の作成には開発者の介入が必要でしたが、このアプリを使えばマーケター自身でも高度なカスタマイズが可能になります。また、既存の Shopify Scripts からの移行ツールも備えており、コードを数クリックで新しい Functions 形式に変換できる点も見逃せません。
プリセットテンプレートも豊富に用意されているため、AI を使わずとも一般的なディスカウントパターンはすぐに実装できます。無料プランでは開発ストア向けの機能が提供されており、本番運用には有料プランへの移行が必要ですが、その価値は十分にあると感じます。Shopify Plus に依存せずに高度なスクリプト機能を使いたいストアに最適なソリューションです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| FREE DEV STORE | 無料 / 開発ストア向け / 無制限のディスカウント・配送・支払いカスタマイズ |
| PREMIUM PLAN | 月額$49(年払い$470 で 20%オフ) / チェックアウト・検証カスタマイズ / テンプレート / 7 日間無料体験 |
| ADVANCED PLAN | 月額$99(年払い$950 で 20%オフ) / AI クレジット別売 / Scripts 移行 / AI Function 生成 / 7 日間無料体験 |
| ULTIMATE PLAN | 月額$399(年払い$3,830 で 20%オフ) / カスタムアプリデプロイ / オンデマンド開発 / コンサルティング |
TinySEO 速度画像オプティマイザー

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | TinySEO 速度画像オプティマイザー |
| 価格 | 無料インストール / 月額$14 から |
| ハイライト | Built for Shopify / 日本に拠点 / 管理画面で直接操作 / 最新テーマに対応 |
| 評価 | 5.0(1,911 件) |
| 開発者 | TinyIMG |
| 言語 | 日本語対応 |
| カテゴリー | SEO、画像エディタ |
| 主な機能 | 画像最適化・ALT テキスト自動設定 / JSON-LD 構造化データ / 遅延読み込み / JS・CSS 圧縮 / 404 リダイレクト管理 |
筆者コメント
TinySEO は、SEO とページ速度の最適化を総合的にサポートする人気アプリです。追加スクリプトという観点では、JSON-LD(構造化データ)の自動挿入やスクリプトコントロール機能が特に関連しています。構造化データを手動で追加しようとすると、Liquid ファイルの編集が必要で技術的なハードルが高いですが、このアプリならワンクリックで設定できます。
また、JavaScript や CSS の圧縮・遅延読み込み機能は、追加スクリプトによるページ速度低下を相殺するのに役立ちます。多くのトラッキングスクリプトを追加しているストアでは、これらの最適化機能が特に効果を発揮するでしょう。
日本語に完全対応しており、日本に拠点を持つ開発元という点も安心材料です。約 2,000 件のレビューで 5.0 という驚異的な評価を維持しているのは、その品質の高さを物語っています。画像最適化から SEO 対策、ページ速度改善まで幅広くカバーしたいストアには、まさに「オールインワン」のソリューションとしておすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| ご利用毎のお支払い | 無料インストール / 月 50 件の画像最適化 / 追加 3¢/画像 / ALT テキスト最適化 |
| 月次のご請求 | 月額$14 / 月 1,500 件の画像最適化 / JSON-LD / 遅延読み込み |
| 特別オファー | 月額$23 / 月 5,000 件の画像最適化 / IndexNow / 404 検出 / AI SEO / CSS・JS 圧縮 |
| 毎年 | 年額$96 / 年 10,000 件の画像最適化 / サイト監査 / 全機能利用可能 |
Webrex: SEO スキーマ JSON‑LD

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Webrex: SEO スキーマ JSON‑LD |
| 価格 | 無料 |
| ハイライト | Built for Shopify / 管理画面で直接操作 / 最新テーマに対応 |
| 評価 | 5.0(437 件) |
| 開発者 | Webrex Studio |
| 言語 | 日本語対応 |
| カテゴリー | SEO |
| 主な機能 | 商品・レビュー・FAQ・動画・レシピの JSON-LD 生成 / 重複マークアップ削除 / 30 以上のレビューアプリ連携 |
筆者コメント
Webrex: SEO スキーマ JSON‑LD は、構造化データ(JSON-LD)の管理に特化した無料アプリです。構造化データは、Google や Bing などの検索エンジンがページ内容を正しく理解するために重要な要素であり、リッチスニペット表示による検索結果でのクリック率向上につながります。
通常、JSON-LD をストアに追加するにはテーマファイルを編集してスクリプトを挿入する必要がありますが、このアプリを使えばノーコードで商品、レビュー、FAQ、動画、レシピなど 10 種類以上の JSON-LD タイプを生成・管理できます。さらに、テーマに元々含まれている重複した JSON-LD や古いマークアップを自動的に検出・削除してくれる機能は非常に便利です。
Judge.me、Loox、Yotpo、Stamped.io など 30 以上のレビューアプリとの連携にも対応しており、レビュー評価を検索結果に表示させたいストアには特に有効です。完全無料でこれだけの機能が使えるのは驚きで、SEO 対策を強化したい全ての Shopify ストアにおすすめできるアプリです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 無料 | 全機能利用可能 / 10 以上の JSON-LD タイプ / 30 以上のレビューアプリ連携 / 重複削除 / FAQ・動画セクション統合 |
XO Insert Code

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | XO Insert Code |
| 価格 | 無料 |
| ハイライト | Built for Shopify / 管理画面で直接操作 / 最新テーマに対応 |
| 評価 | 5.0(94 件) |
| 開発者 | Xotiny |
| 言語 | 英語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | 商品コンテンツ、ストアフロント |
| 主な機能 | <head>タグ・</body>タグ前へのコード挿入 / ページ・商品・コレクション単位での適用 / Google Analytics・Facebook Pixel 対応 |
筆者コメント
XO Insert Code は、まさに「追加スクリプト」を管理するために設計されたシンプルかつ強力なアプリです。テーマファイルを編集することなく、管理画面から直接コードを挿入できるため、技術的な知識がなくても安全にスクリプトを追加できます。
特に優れているのは、ページ単位での出し分け機能です。「トップページにだけポップアップスクリプトを入れたい」「特定の商品ページにのみ追加の CSS を適用したい」といった細かいニーズに対応できます。Google Analytics、Google Tag Manager、Facebook Pixel、検証用メタタグなど、よく使われるスクリプトの追加に最適です。
JavaScript、CSS、HTML、Liquid など、あらゆるタイプのコードに対応しており、カスタマイズの自由度は非常に高いです。完全無料で使えるため、初めてスクリプト管理アプリを試す方にもおすすめです。テーマを直接触ることへの不安を解消しつつ、必要なスクリプトを安全に管理したい方には最適なソリューションと言えるでしょう。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 無料 | 全機能利用可能 / head・body へのコード挿入 / ページ別適用 / 無制限のスクリプト |
BOOSTER SEO & IMAGE OPTIMIZER

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | BOOSTER SEO & IMAGE OPTIMIZER |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$39 から |
| ハイライト | Built for Shopify / 管理画面で直接操作 |
| 評価 | 4.9(4,235 件) |
| 開発者 | Booster SEO |
| 言語 | 英語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | 画像エディタ、SEO |
| 主な機能 | 画像圧縮・最適化 / AutoPilot SEO 修正 / メタタグ最適化 / 壊れたリンク検出・リダイレクト / Google リッチスニペット |
筆者コメント
BOOSTER SEO & IMAGE OPTIMIZER は、4,000 件以上のレビューで 4.9 という高評価を維持している老舗 SEO アプリです。10 年以上の実績を持ち、Shopify とのネイティブな統合を強みとしています。
追加スクリプトの観点では、Google リッチスニペット(構造化データ)の自動生成や、Google サイトマップの自動送信機能が関連します。これらは通常、手動でスクリプトを追加したり、Google Search Console との連携設定が必要ですが、このアプリなら自動化されます。
特筆すべきは「AutoPilot」機能で、SEO の問題を自動的に検出・修正してくれます。壊れたリンクの検出とリダイレクト設定も自動化されており、手動での管理が大幅に削減されます。また、ChatGPT との連携も対応しており、AI 時代の検索に向けた最適化も視野に入れています。
24 時間対応のライブチャットサポート(人間対応)があるのも安心ポイント。無料プランでも基本的な SEO スコア確認や ALT テキスト最適化が使えるので、まずは試してみることをおすすめします。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| FREE | 無料 / SEO スコア・ALT テキスト最適化 / 壊れたリンク検出 / 週次レポート / 24 時間サポート |
| Pro | 月額$39(年払い$349 で 25%オフ) / メタタグ最適化 / AutoPilot / リッチスニペット / 14 日間無料体験 |
| Premium | 月額$69(年払い$619 で 25%オフ) / 画像圧縮 / URL 最適化 / Google Search Console 連携 / 14 日間無料体験 |
SE Wishlist Engine

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | SE Wishlist Engine |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$7.99 から |
| ハイライト | 最新テーマに対応 |
| 評価 | 4.9(250 件) |
| 開発者 | Script Engine |
| 言語 | 英語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | ウィッシュリスト、在庫アラート |
| 主な機能 | ウィッシュリスト機能 / 価格下落・再入荷アラート / ゲストウィッシュリスト / 自動メール送信 / Klaviyo 連携 |
筆者コメント
SE Wishlist Engine は、ウィッシュリスト機能を中心としたカスタマーエンゲージメントツールです。一見すると追加スクリプトとは関係なさそうですが、実はウィッシュリストボタンやポップアップは、従来であればテーマにスクリプトを追加して実装する必要がありました。このアプリを使えば、そうした技術的な作業なしにウィッシュリスト機能を導入できます。
特に便利なのは、価格下落アラートや再入荷通知の自動メール送信機能です。ウィッシュリストに追加された商品の価格が下がったり、売り切れ商品が再入荷したりした際に自動でお客様にメールを送信し、購入を促進します。これにより、カート放棄率の低下や売上向上が期待できます。
ゲストユーザーでもウィッシュリストを利用できる機能は、会員登録のハードルを下げる点で効果的です。また、どの商品がウィッシュリストに多く追加されているかを分析するレポート機能もあり、商品戦略の参考になります。Klaviyo との連携も可能なので、メールマーケティングと組み合わせた活用もおすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free Plan | 無料 / 100 アイテムまで / ボタン・アイコンカスタマイズ / ウィッシュリストページ・ポップアップ |
| Basic Plan | 月額$7.99(年払い$79.99 で 17%オフ) / 無制限ウィッシュリスト / ブランディング非表示 / 5 日間無料体験 |
| Advanced Plan | 月額$14.99(年払い$149.99 で 17%オフ) / 価格下落・再入荷アラート / Klaviyo 連携 / 5 日間無料体験 |
| Premium Plan | 月額$21.99(年払い$219.99 で 17%オフ) / 多言語・多通貨対応 / 多言語メールテンプレート / 5 日間無料体験 |
Kite Discount, Free Gift, BOGO

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Kite Discount, Free Gift, BOGO |
| 価格 | 無料インストール / 月額$19 から |
| ハイライト | Built for Shopify / 管理画面で直接操作 / 最新テーマに対応 |
| 評価 | 4.9(524 件) |
| 開発者 | Skai Lama |
| 言語 | 英語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | ディスカウント、プロモーション |
| 主な機能 | 購入特典・無料ギフト / BOGO・Buy X Get Y / 数量・階層型割引 / 送料無料バー / プログレスバー / Shopify Scripts 移行 |
筆者コメント
Kite Discount, Free Gift, BOGO は、Shopify Discount Functions を活用した包括的なプロモーションアプリです。従来、複雑な割引ロジックを実装するには Shopify Plus の Script Editor が必要でしたが、このアプリを使えば通常プランでも高度なディスカウント機能を実現できます。
「購入特典(GWP: Gift with Purchase)」機能では、カート合計や数量に応じて自動的に無料ギフトを追加できます。「Buy 2 Get 1 Free」のような BOGO 設定や、購入数に応じた階層型割引も簡単に設定可能です。プログレスバーを使って「あと〇〇円で送料無料」「あと〇個で 20%オフ」といったモチベーションを高める表示も可能で、客単価向上に効果的です。
Shopify Script Editor からの移行機能も備えているため、Shopify Plus の Script Editor を使っていたストアが通常プランに移行する際の選択肢としても有効です。Basic & Grow プラン向けと、Advanced & Plus プラン向けで料金が分かれているのも親切な設計です。プロモーション施策を強化したいストアには非常に有用なアプリです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free forever | 無料インストール / 開発・アフィリエイトストア向け / Basic & Grow プランは 1 キャンペーンのみ |
| Basic & Grow | 月額$19(年払い$171 で 25%オフ) / GWP・BOGO・階層型割引 / プログレスバー / 7 日間無料体験 |
| Advanced & Plus | 月額$49(年払い$441 で 25%オフ) / Shopify Advanced・Plus 向け / 全機能利用可能 / 7 日間無料体験 |
Pandectes GDPR/APPI コンプライアンス

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Pandectes GDPR/APPI コンプライアンス |
| 価格 | 無料プランあり / 月額$9 から |
| ハイライト | Built for Shopify / 管理画面で直接操作 / 最新テーマに対応 |
| 評価 | 5.0(2,466 件) |
| 開発者 | Pandectes |
| 言語 | 日本語対応 |
| カテゴリー | バナー、Cookie 同意 |
| 主な機能 | Cookie 同意バナー / Google 同意モード対応 / 自動ブロッカー / スクリプト・Cookie スキャン / GDPR・CCPA・APPI 対応 |
筆者コメント
Pandectes GDPR/APPI コンプライアンスは、プライバシー法規制への対応に特化したアプリです。追加スクリプトを使う際に最も注意すべき点の一つが、Cookie 同意の取得です。EU 圏の GDPR、カリフォルニア州の CCPA、日本の APPI など、各国・地域のプライバシー法規制に対応するためには、ユーザーの同意を得る前にトラッキングスクリプトを実行してはいけません。
このアプリは、同意バナーの表示だけでなく、ユーザーが同意するまでスクリプトの実行を自動的にブロックする「自動ブロッカー」機能を備えています。Google 同意モード(Consent Mode)にも対応しており、Google Analytics や Google Ads との連携も適切に処理されます。
ストア内のスクリプトや Cookie を自動スキャンしてリスト化する機能も便利で、どのようなトラッキングが行われているかを可視化できます。日本語に対応しており、APPI への対応も明記されている点は、日本のストアオーナーにとって安心材料です。2,400 件以上のレビューで 5.0 という評価は、その信頼性を裏付けています。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| 基本 | 無料 / Cookie 同意バナー / モバイル対応 / 同意追跡 / EU 言語プリセット |
| プラス | 月額$9(年払い$90 で 17%オフ) / Google 同意モード / 自動 Cookie 宣言 / 7 日間無料体験 |
| プレミアム | 月額$25(年払い$250 で 17%オフ) / 自動ブロッカー / 高度なブロックルール / 7 日間無料体験 |
| 企業 | 月額$45(年払い$450 で 17%オフ) / ボット・クローラーブロック / カスタム機能 / 7 日間無料体験 |
Script Inserter

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Script Inserter |
| 価格 | 月額$9.99 |
| ハイライト | 管理画面で直接操作 / 最新テーマに対応 |
| 評価 | 0.0(0 件) |
| 開発者 | YouOrderit |
| 言語 | 英語(日本語未翻訳) |
| カテゴリー | 運営業務、ストアフロント |
| 主な機能 | 無制限のスクリプト挿入 / 全テーマ対応 / カスタムスタイル追加 |
筆者コメント
Script Inserter は、その名の通りスクリプト挿入に特化したシンプルなアプリです。テーマファイルを触ることなく、管理画面から直接スクリプトをストアに追加できます。テーマのアップデートで追加したコードが消えてしまう心配がなく、複数のスクリプトを一元管理できるのがメリットです。
このアプリの強みは、そのシンプルさにあります。余計な機能がなく、「スクリプトを追加したい」というニーズにストレートに応えてくれます。無制限にスクリプトを追加でき、どのテーマでも動作するため、テーマ変更時も安心です。
カスタムスタイル(CSS)の追加にも対応しているため、デザインの微調整にも使えます。まだレビューがないのは新しいアプリだからですが、7 日間の無料体験があるので、実際に試してみて使い勝手を確認できます。月額$9.99 という価格設定は、他の無料アプリと比較すると割高に感じるかもしれませんが、シンプルさと確実性を重視する方には選択肢となり得るでしょう。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Premium | 月額$9.99(年払い$99.99 で 17%オフ) / 無制限スクリプト挿入 / 全テーマ対応 / 7 日間無料体験 |
Shopify 追加スクリプトアプリの比較
今回ご紹介した 10 個のアプリは、それぞれ異なる切り口で追加スクリプトに関連する機能を提供しています。純粋にコードを挿入するためのアプリ、Shopify Functions を活用した高度なカスタマイズを行うアプリ、SEO やプライバシー対応のためのスクリプトを自動生成するアプリなど、目的に応じて選択肢が変わります。
その中でも、FC Functions Creator & Scriptsを最もおすすめします。理由は以下の通りです。
まず、完全無料で利用できるにもかかわらず、非常に高度な機能を提供している点が際立っています。ディスカウント、支払い方法、配送オプション、チェックアウトバリデーションなど、通常は Shopify Plus でしか利用できなかった機能を、通常プランでも実現できます。
次に、Shopify Scripts からの移行機能が備わっている点です。2025 年以降、Shopify Scripts は廃止に向かっており、Shopify Functions への移行が必須となります。このアプリは数クリックで既存スクリプトを移行できるため、今後の変化にも対応しやすいです。
また、Built for Shopify バッジを取得しており、Shopify との高い互換性と品質が保証されています。評価も 5.0 と非常に高く、実際のユーザーからの信頼も厚いです。
ノーコードで操作できる点も、技術的な知識がないストアオーナーにとっては大きな魅力です。複雑なカスタマイズも GUI ベースで設定できるため、開発者に依頼することなく自分で運用できます。
以上、Shopify で追加スクリプトを設定する方法とおすすめアプリ 10 選をご紹介しました。追加スクリプトは、ストアのカスタマイズやマーケティング強化に欠かせない要素ですが、テーマファイルを直接編集するのはリスクが伴います。今回紹介したアプリを活用すれば、安全かつ効率的にスクリプトを管理できますので、ぜひ自店舗のニーズに合ったアプリを選んで導入してみてください。
参考記事
今回は、以下の記事を参考にしています。
































































































































































































































































































































































































































