
Shopify送料の自動計算アプリを5基準で比較|送料設定の決定版13選
目次
- Shopifyの送料を自動計算するアプリは、何を基準に選ぶべきか
- まず押さえる「標準の送料設定」と「自動計算」の境界線
- なぜ送料の自動計算がカート離脱に直結するのか
- 5基準で見るアプリ比較表
- シンプル送料無料バー|あといくらで送料無料表示
- シンプルVIP送料割引|お手軽VIP会員送料無料
- ShipX - Shipping Rates & Rules
- Shipping Rates Rules & Zones
- ETP Sort Hide Shipping Rates
- Shipping & Delivery - ShipZip
- Easyship - All in One Shipping
- ShipEZ - Shipping Rates & Rules
- Shipping calculator: ShipMagic
- DS Shipping Rates Zip Distance
- Shipping Rate Power Toy
- Advanced Shipping Rules
- Shipping Rates & Rule - Shipfy
- Shipping Rates Calculator Plus
- Free Shipping Discounts - SC
- 目的別のおすすめと、導入前のチェックポイント
Shopifyの送料を自動計算するアプリは、何を基準に選ぶべきか
Shopifyで送料を自動計算したいと考えるとき、多くのストアオーナーがつまずくのは「アプリの数が多すぎて、どれが自店舗に合うのか判断できない」という点です。送料計算アプリは英語UIのものが大半で、機能も価格も似たような説明文が並ぶため、横並びでは違いが見えません。
そこでこの記事では、最初に評価の物差しを5つ立てます。Shopify 送料 自動計算で本当に重要なのは、次の5基準です。
- 価格: 月額無料〜数百ドルまで開きが大きい。自店舗の規模に対して過剰投資にならないか
- 条件分岐の細かさ: 都道府県・郵便番号・離島・重量・タグ・容積など、どこまで細かく送料を分けられるか
- 日本対応: UI日本語化や、日本の配送慣習(離島追加料金・代引きなど)に合わせやすいか
- 配送業者連携: USPS・FedEx・UPSなどのリアルタイムレート取得(CCS連携)に対応するか
- 導入の手軽さ: テストモードの有無、設定画面の分かりやすさ、サポート体制
以降では、この5基準を軸に各アプリを採点し、「Shopify 送料設定のどこで詰まっている店舗に、どのアプリが効くか」を具体的に紐づけていきます。一般的な「メリット・デメリット」の羅列ではなく、選定の物差しを先に持っておくことで、アプリ選びの迷いが一気に減るはずです。
まず押さえる「標準の送料設定」と「自動計算」の境界線
アプリを比較する前に、Shopify標準の送料設定でどこまでできて、どこからアプリが必要になるのかを線引きしておきます。ここが曖昧なまま比較すると、本来は標準機能で足りる店舗が不要なアプリを契約してしまいます。
Shopifyの管理画面では「設定」→「配送と配達」から、重量別・金額別・地域別(都道府県レベル)の送料を手動レートとして設定できます。ここまでは無料です。一方で、郵便番号単位の送料、離島地域の追加送料、クール便・小型便など配送種別ごとの送料、代引き・置き配の手数料といった細かい分岐は、標準機能では組みにくいのが実情です。「都道府県までは標準、郵便番号・離島・クール便はアプリ」と覚えておくと判断が速くなります。
もう一段ややこしいのが、Shopifyの「リアルタイム自動送料」です。これは正式にはThird-party Carrier-Calculated Shipping(CCS)と呼ばれ、注文の重量・寸法・配送先をもとにUPS・FedEx・USPS・Canada Post・Australia Postから即時にレートを取得する仕組みです(出典: Shopify Help Center)。CCSはShopifyアドバンスとShopify Plusでは標準利用可、Shopify Grow(旧Basic相当)では追加の月額課金または年払いへの切り替えで有効化できます。注意したいのは、2023年1月にShopifyはStarter/BasicプランへのCCS提供を終了した経緯があることです。素のプランで自動計算を期待していた事業者が、その代替としてアプリに移行する——これが現在アプリ需要が高い構造的な背景です。
さらに日本のEC事業者にとって最大の誤解ポイントは、日本の宅配各社(ヤマト・佐川・日本郵便など)はCCSの直接対象外だという点です。つまり日本では、CCSを使うより「アプリで送料の自動分岐を実装する」流れが現実的になります。CCS非対応プランで運用する場合は、アプリがレートを返せないときに発動するバックアップレート(代替送料)を必ず設定しておくのが実務上の鉄則です。これを忘れると、条件に合致しない注文で送料が表示されず、チェックアウトが止まってしまいます。
なぜ送料の自動計算がカート離脱に直結するのか
「送料設定くらい後回しでいい」と考えると、思わぬ機会損失を招きます。カート離脱の理由を調べたBaymard Instituteの調査では、離脱理由の第1位は「送料・税などの追加コストが高すぎる」で48%を占め、これが6年連続で1位でした。送料そのものより、「チェックアウトに進んで初めて高い送料を知らされる」体験が離脱を生んでいるのです。
裏付けとして、商品ページやカートで送料を事前表示する店舗は、チェックアウト時に初めて送料を出す店舗より離脱率が約17%低いというデータもあります。送料自動計算アプリの本質的な価値は、計算の精緻さそのものより「カートの段階で正確な送料を見せられること」にあると、筆者は実務で繰り返し感じています。だからこそ、後述するカート内リアルタイム表示型のアプリは費用対効果が読みやすいのです。
5基準で見るアプリ比較表
個別解説の前に、今回取り上げる13本を5基準で俯瞰します。詳細は各アプリの見出しで補足しますが、まずは全体像をつかんでください。価格帯と機能は対応しており、おおむね「安価=地域・重量分岐中心/高価=キャリア実レート連携」という構図です(出典: 各アプリの2026時点の公開情報)。
| アプリ名 | 価格の起点 | 条件分岐 | 配送業者連携 | 向いている店舗 |
|---|---|---|---|---|
| シンプル送料無料バー | 月額$4.89 | 送料無料ライン表示 | - | 客単価を上げたい全店舗 |
| シンプルVIP送料割引 | 月額$7.99 | 注文回数・金額 | - | リピーター施策重視 |
| ShipX | 無料〜$9.99 | 25以上の項目 | あり | 多機能の定番を探す店舗 |
| Shipping Rates Rules & Zones | 無料〜$9.99 | 郵便番号・地域 | - | 離島・遠隔地の個別設定 |
| ETP Sort Hide Shipping Rates | 無料〜$4.99 | 表示制御 | - | 送料表示の整理 |
| ShipZip | 無料〜$9.99 | 郵便番号・日時 | - | 配達日時指定が重要な業種 |
| Easyship | 無料〜$29 | 寸法・配送先 | 550以上 | 越境EC・国際配送 |
| ShipEZ | 無料〜$7.99 | サイズ・タイプ | あり | 規模を問わない汎用 |
| ShipMagic | 無料〜$14 | 25以上の項目 | あり | 多言語・複雑要件 |
| DS Shipping Rates Zip Distance | 無料〜$5.99 | 郵便番号・距離 | あり | 距離ベースの料金 |
| Shipping Rate Power Toy | 無料 | 並び替え | - | コストをかけずに整理 |
| Advanced Shipping Rules | 月額$9〜 | 郵便番号・SKU・タグ | あり | POD連携・複雑分岐 |
| Shipfy | 無料〜$3.99 | タグ・B2B・日時 | - | チェックアウト最適化 |
| Shipping Rates Calculator Plus | 月額$4.99 | ジオロケーション | あり | カート内リアルタイム表示 |
参考までに、業界の実価格レンジ(2026時点)として、日本製の配送料カスタム.ampは約$12/月・14日間無料体験、CustomShipは$9〜$299/月、ShipperHQはCCS連携型で$75〜$600/月といった水準が知られています。今回の13本は、この相場の中でも導入しやすい価格帯に寄せて選びました。
以下、各アプリを5基準に当てはめて評価していきます。日本製アプリは送料の「インセンティブ設計」側を担うため先頭に置き、その後に送料そのものを自動計算するアプリを並べます。
シンプル送料無料バー|あといくらで送料無料表示
アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | シンプル送料無料バー|あといくらで送料無料表示 |
| 価格 | 月額$4.89(7日間の無料体験あり) |
| 言語 | 英語、日本語、チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル)、フィンランド語、スウェーデン語、トルコ語、タイ語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語 |
| カテゴリー | バナー |
| 主な機能 | 送料無料バーの表示 / 送料無料までの金額をリアルタイム表示 / ノーコードでデザインカスタマイズ / 1クリックでテーマに追加 |
5基準での評価
送料を「自動計算する」アプリではありませんが、前述したカート離脱データを踏まえると、送料施策の入口として最初に試したい一本です。送料の金額そのものより「あといくらで送料無料」という情報をカートに出せるかどうかが客単価を左右するため、自動計算アプリとセットで効果を発揮します。
価格は月額$4.89と低く、年払いで17%お得になります。条件分岐は送料無料ラインの表示に絞られているぶん、設定はシンプルです。日本語UIに対応し、合計20言語をカバーするので、国内・越境のどちらの店舗でも導入しやすいのが強みです。配送業者連携はありませんが、ここはあくまでインセンティブ設計を担うアプリと割り切るのが正解です。導入の手軽さは抜群で、ノーコードでバーの色やテキストを設定し、1クリックでテーマに追加できます。
筆者の実感として、送料計算アプリで精緻なレートを組んでも、それが顧客の購買動機に変換されなければ売上は伸びません。このアプリはその「動機づけ」を担う役割で、送料戦略の土台として最初に入れておくと効果が読みやすいアプリです。
以下のShopify公式のアプリストアからインストールできます。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Basic Plan | 月額$4.89(または年額$48.99で17%お得) / 7日間の無料体験 / 送料無料バーの全機能利用可能 |
シンプルVIP送料割引|お手軽VIP会員送料無料
アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | シンプルVIP送料割引|お手軽VIP会員送料無料 |
| 価格 | 月額$7.99(7日間の無料体験あり) |
| 言語 | 日本語、英語、チェコ語、デンマーク語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル)、フィンランド語、スウェーデン語、トルコ語、タイ語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語 |
| カテゴリー | ディスカウント |
| 主な機能 | 注文回数・注文金額の合計に応じた送料割引 / VIP条件の設定 / 割引率・定額から選択可能 |
5基準での評価
こちらも送料の自動計算そのものではなく、リピーター向けの送料割引を自動適用するアプリです。「合計購入金額が一定以上の顧客」や「一定回数以上購入した顧客」をVIPとして扱い、その層にだけ送料割引を効かせられます。条件分岐は注文回数・注文金額という顧客軸が中心で、送料計算アプリの地域・重量軸とは補完関係にあります。
価格は月額$7.99の固定で、ユーザー数や決済数に応じた従量課金がないのが評価できる点です。VIP顧客が増えてもコストが膨らまないため、リピーター施策を本格化させたい店舗でも費用が読みやすくなっています。日本語UIに対応し、割引は割引率(パーセントオフ)と定額(円引き)から選べるので、自店舗の送料体系に合わせやすい設計です。配送業者連携はありませんが、用途を考えれば不要でしょう。導入面では、開発ストアでは無期限・完全無料で全機能を試せるため、本番投入前の検証がしやすい点も実務的です。
リピーターの送料優遇は、新規獲得コストの高い業態ほど効きます。送料計算アプリで土台のレートを組み、その上にこのVIP割引を重ねる構成が、筆者としては運用しやすいと感じています。
以下のShopify公式のアプリストアからインストールできます。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Basic Plan | 月額$7.99(または年額$79.99で17%お得) / 7日間の無料体験 / 開発ストアは無期限無料 |
ShipX - Shipping Rates & Rules

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | ShipX - Shipping Rates & Rules |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$9.99から) |
| 言語 | 英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル) |
| カテゴリー | 配達と店舗受取、配送料 |
| 主な機能 | 高度な送料ルール設定 / 郵便番号・距離ベースの料金 / AIベースのパッケージング / レートブレンディング / 配送業者連携(USPS、FedEx、Canada Post、UPS、Australia Post、DHL) |
5基準での評価
条件分岐の細かさで頭一つ抜けているのがこのアプリです。カート合計金額、重量、数量、商品タイプ、顧客情報など25以上のパラメータで送料ルールを組めるため、「標準機能では分岐できなかった」という店舗の受け皿になります。多機能の定番として選ばれてきたアプリです。
配送業者連携はUSPS・FedEx・Canada Post・UPS・Australia Post・DHLと幅広く、CCS型のリアルタイムレートを取りたい店舗にも対応します。注目は「AIベースのパッケージング」で、商品サイズに応じて梱包を自動選択し送料を最適化します。価格は無料プランから始められ、有料は月額$9.99から段階的に機能が増えます。日本語UIには非対応ですが、グローバル標準の計算ロジックを求めるなら有力です。導入面は無料プランのテストモードで全機能を検証できるため、リスクは低めです。
よくある疑問:無料プランだけで運用できる?
無料プランはテストモードで全機能を確認できますが、本番のチェックアウトに送料を反映するには有料プランが必要です。まず無料で自店舗のルールを組み切ってから、月額$9.99のStarterで本番反映に進むのが無駄のない流れです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free | 無料 / テストモードで全機能利用可能 |
| Starter | 月額$9.99 / 郵便番号・距離ベースの料金、ゾーン別設定など / 14日間の無料体験 |
| Smart | 月額$24.99 / 商品ベースの料金、レートブレンディング無制限など / 14日間の無料体験 |
| Premium | 月額$34.99 / 配送業者ベースの料金、AIパッケージングなど / 14日間の無料体験 |
Shipping Rates Rules & Zones

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Shipping Rates Rules & Zones |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$9.99) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配達と店舗受取、配送料 |
| 主な機能 | 郵便番号・都市・地域ベースのカスタムゾーン作成 / 重量・価格・数量・タグ・時間帯による送料設定 / 送料メソッドの表示・非表示制御 |
5基準での評価
5基準のうち「条件分岐(地域)」で強みを発揮するのがこのアプリです。郵便番号・都市・地域単位でカスタム配送ゾーンを作れるため、前述した離島・遠隔地・山間部への追加送料を組みたい日本の店舗と相性が良いと言えます。「Built for Shopify」認定を受けている点も信頼材料です。
設定はWHEN-THENロジックで、「この条件のとき、この送料を適用する」という形で複雑な体系も視覚的に組めます。複数条件のAND組み合わせや、送料メソッドの条件付き非表示にも対応します。価格は無料プランから始められ、有料はPROの月額$9.99(年額で17%お得)の一本構成でシンプルです。日本語UIには非対応ですが、ゾーン設定という用途では操作項目が限られるため、英語でも詰まりにくい部類です。導入は開発ストアで無料検証できるので、まず離島・遠隔地のルールを試作してから本番化するのが筆者のおすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| DEV STORE TEST | 無料 / 開発ストア向け、全機能利用可能 |
| PRO | 月額$9.99(または年額$99.99で17%お得) / 7日間の無料体験 / 全機能利用可能 |
ETP Sort Hide Shipping Rates

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | ETP Sort Hide Shipping Rates |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$4.99から) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配達と店舗受取、配送料 |
| 主な機能 | 送料オプションの非表示 / 送料の並び替え / 送料名のリネーム |
5基準での評価
このアプリは送料の「計算」ではなく「見せ方」に特化しています。チェックアウト時に並ぶ送料オプションを非表示・並び替え・リネームできるため、計算アプリで生成した送料を顧客に分かりやすく提示する仕上げ役として使います。「Built for Shopify」認定済みです。
条件分岐は表示制御が中心で、「特定商品がカートにあるとき一部の配送方法を隠す」「プレミアム配送を最上段に出してアップセルを狙う」といった運用ができます。送料名を自店舗のブランドに合わせて変更できるのも、顧客体験の改善に効きます。価格は月額$4.99からで、年払いにすると92%お得になるプランがあるのが目を引きます。配送業者連携はなく、日本語UIには非対応ですが、操作はシンプルです。計算アプリと併用してこそ価値が出るタイプなので、単体での導入より組み合わせ前提で検討するのが現実的です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| DEVELOPMENT STORE | 無料 / 開発ストア向け、全機能利用可能 |
| Basic | 月額$4.99(または年額$4.99で92%お得) / 7日間の無料体験 |
| Grow/Advanced | 月額$6.99 / Grow/Advancedプラン向け / 7日間の無料体験 |
| Plus | 月額$9.99 / Shopify Plus向け / 7日間の無料体験 |
Shipping & Delivery - ShipZip

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Shipping & Delivery - ShipZip |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$9.99から) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配達と店舗受取、配送料 |
| 主な機能 | 高度な送料ルール / 郵便番号・距離ベースの料金 / 配達日時指定 / 店舗受取・ローカルデリバリー / 曜日・時間帯による送料変動 |
5基準での評価
条件分岐に「時間軸」が加わるのがこのアプリの個性です。送料計算に加え、配達日時指定・店舗受取・ローカルデリバリーまでカバーします。
特に、ベーカリーやフラワーショップなど配達日時の指定が売上を左右する業種に最適化されています。注文日時で送料を変えたり、週末配送に追加料金を設定したり、タイムスロットごとに注文数を制限してキャパシティ超過を防いだりできます。郵便番号・距離ベースの料金にも対応するため、地域分岐と日時管理を一本でまとめたい店舗に向きます。価格は無料プランから始められ、有料は月額$9.99から、用途別にプランが分かれています。日本語UIには非対応で配送業者の実レート連携を主目的とはしませんが、生鮮・贈答系の店舗にとっては「日時指定+送料」を統合できる点が大きな利点です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Development Store | 無料 / 開発ストア向け、全機能利用可能 |
| SHIPPING | 月額$9.99 / 送料計算機能 / 30日間の無料体験 |
| DELIVERY DATE | 月額$14.99 / 配達日時指定機能 / 30日間の無料体験 |
| SHIPPING WITH DATE | 月額$19.99 / 全機能 / 30日間の無料体験 |
Easyship - All in One Shipping

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Easyship - All in One Shipping |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$29から) |
| 言語 | 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語 |
| カテゴリー | 配送料、配送 |
| 主な機能 | 550以上の配送サービス連携 / 最大91%オフの送料割引 / チェックアウト時のリアルタイム料金表示 / 関税・税金計算 / 返品管理 |
5基準での評価
配送業者連携の基準で最も振り切っているのがEasyshipです。UPS・FedEx・DHL・USPSなど550以上の配送サービスと連携し、最大91%オフの割引料金で配送できます。送料計算からラベル印刷、追跡、返品管理まで一元化する総合プラットフォームです。
チェックアウト時にリアルタイムの送料と関税・税金を表示でき、DDP(関税込み)とDDU(関税別)の両方に対応します。越境ECで顧客に透明性のある総額を示したい店舗には、この機能が決め手になります。価格は無料プランで月50件まで出荷でき、有料は月額$29から。出荷件数に応じてプランが上がる従量設計です。日本語UIには非対応で、機能が国際配送向けに寄っているため、国内配送が主体の小規模店舗にはオーバースペックになりがちです。越境・国際配送をすでに展開している、または始める店舗に絞っておすすめします。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free | 無料 / 月50件まで / 最大91%オフの送料割引 |
| Plus | 月額$29 / 月500件まで / チェックアウト時のライブレート表示 / 14日間の無料体験 |
| Premier | 月額$69 / 月2,500件まで / 関税・税金のライブ表示 / 14日間の無料体験 |
| Scale | 月額$99 / 月5,000〜10,000件 / マルチロケーション対応 / 14日間の無料体験 |
ShipEZ - Shipping Rates & Rules

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | ShipEZ - Shipping Rates & Rules |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$7.99から) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配送料 |
| 主な機能 | カスタム送料ルール / 商品サイズ・タイプ別料金 / AIパッケージング / グローバル配送対応 / 郵便番号ベースの計算 |
5基準での評価
5基準のバランスが良く、店舗規模を選ばない汎用性が持ち味です。商品のサイズ・タイプ・寸法に基づいて送料を計算し、AIパッケージングで梱包も最適化します。
条件分岐は寸法・サイズ軸に強く、Canada Post・UPS・USPS・DHL Express・FedEx・Australia Postなど主要な配送業者連携にも対応します。価格は無料プランで始められ、有料は月額$7.99から、年払いで17%お得です。小規模から大規模まで同じ枠組みでルールを拡張できるため、「将来規模が変わっても乗り換えたくない」という店舗に向きます。日本語UIには非対応ですが、有料プランは14日間の無料体験があるので、ShipXと迷ったら両方を試用して操作感で選ぶのが現実的です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free | 無料 / テストモードで全機能利用可能 |
| Starter | 月額$7.99 / 基本的な送料ルール / 14日間の無料体験 |
| Growth | 月額$17.99 / レートブレンディング、ロケーションベースの料金など / 14日間の無料体験 |
| Pro | 月額$27.99 / 寸法ベースの送料、AIパッケージングなど / 14日間の無料体験 |
Shipping calculator: ShipMagic

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Shipping calculator: ShipMagic |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$14から) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配送料 |
| 主な機能 | 25以上のパラメータで送料ルール設定 / リアルタイム配送業者料金 / 商品ごとの送料 / レートブレンディング / 多言語対応 |
5基準での評価
条件分岐の細かさと多言語対応を両立しているのがShipMagicです。商品タグ・カート合計・郵便番号など25以上のパラメータで送料ルールを組め、パーセンテージベースや商品ごとの個別送料にも対応します。
独自性が光るのは送料の多言語翻訳機能で、顧客の言語設定に応じて送料オプション名を自動翻訳します。グローバル展開する店舗には実用的です。さらにPro+プランでは、通常設定では組めない複雑なビジネスロジックを専任開発者がカスタムコーディングしてくれます。価格は無料のSandboxから始められ、有料は月額$14から。リアルタイム配送業者料金にも対応します。日本語UIそのものには非対応ですが、送料表示の翻訳機能があるぶん、多言語ストアでの見せ方は他より一歩進んでいます。「どうしても標準ルールでは無理」という要件を抱える店舗の最終手段として覚えておきたい一本です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Sandbox / Test | 無料 / テストモードのみ |
| Starter | 月額$14 / 送料の非表示・リネーム・並び替え / 14日間の無料体験 |
| Pro | 月額$29 / 送料ルール、リアルタイム料金など / 14日間の無料体験 |
| Pro+ | 月額$59 / カスタムコーディング対応 / 14日間の無料体験 |
DS Shipping Rates Zip Distance

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | DS Shipping Rates Zip Distance |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$5.99) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配送、配送料 |
| 主な機能 | 25以上の条件で送料設定 / 郵便番号・距離ベースの料金 / 配送業者連携(FedEx、USPS、Canada Post、Aus Post、Shiprocket) / POボックスアドレスのブロック / レートブレンディング |
5基準での評価
「郵便番号・距離ベース」に絞った場合、価格対効果で目立つのがこのアプリです。郵便番号・商品タグ・ベンダー・重量・数量・小計・カート合計・距離など25以上の条件で、細かい送料ルールを月額$5.99という低価格で組めます。「Built for Shopify」認定済みです。
POボックスアドレスへの配送ブロックや、特定郵便番号への配送制限といった「送らない設定」も備えており、配送トラブルの予防に役立ちます。FedEx・USPS・Canada Post・Australia Post・Shiprocketとの連携にも対応します。価格は無料プランから始められ、有料も月額$5.99(年払いで17%お得)と手頃です。日本語UIには非対応ですが、距離・郵便番号の分岐をとにかく安く実装したい店舗には有力候補です。開発ストアで無料検証できるので、まず自店舗の郵便番号ルールを試作するところから始めるのがおすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Testing Plan | 無料 / 開発ストア向け、全機能利用可能 |
| Starter | 月額$5.99(または年額$59.99で17%お得) / 3日間の無料体験 / 全機能利用可能 |
Shipping Rate Power Toy

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Shipping Rate Power Toy |
| 価格 | 無料 |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配送料 |
| 主な機能 | 送料オプションの並び替え / 名前順・価格順・カスタム順での並び替え / POボックスアドレスへの送料非表示 |
5基準での評価
価格基準では文句なしの満点、完全無料で使えるアプリです。送料オプションを名前順・価格順・カスタム順で並び替えることに特化しています。
プレミアム配送を最上段に出してアップセルを狙ったり、最安の送料を目立たせて安心感を高めたりといった運用ができます。POボックスアドレスへの特定送料オプションの非表示にも対応します。条件分岐は並び替え中心、配送業者連携はなく、日本語UIには非対応ですが、無料で使える実用性は侮れません。送料の計算は別アプリに任せ、その表示順だけをコストゼロで整えたい——そんなニーズにぴたりと合います。まず無料で送料表示の整理を試し、効果が見えたら有料の計算アプリへ投資を広げる、という順番を取りやすい一本です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Free | 完全無料 / 送料オプションの並び替え、POボックスへの送料非表示など |
Advanced Shipping Rules

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Advanced Shipping Rules |
| 価格 | 月額$9から(無料体験あり) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配達と店舗受取、配送料 |
| 主な機能 | 高度な条件分岐ロジック / 送料の表示・非表示制御 / 商品グループ設定 / リアルタイム配送業者料金 / Printful、Printify連携 |
5基準での評価
老舗の安定感が魅力で、複雑な条件分岐とPOD連携で評価されています。郵便番号・SKU・タグなど多様な変数を組み合わせ、込み入った送料ルールを構築できます。
このアプリ固有の強みは、PrintfulやPrintifyといったプリントオンデマンドサービスとの連携です。オリジナルグッズ販売では製造元からの送料を自動計算でき、原価管理が楽になります。リアルタイム配送業者料金にも対応します。価格は月額$9からで、商品グループ数やブレンドレート数に応じて段階的に拡張します。テストモードは無期限で無料なので、本番に影響を与えずじっくり設定を詰められます。日本語UIには非対応ですが、業界での実績は厚く、業界価格レンジでも$9〜$99/月(7日間無料)と中堅どころに位置します。POD事業者にとっては最初に検討したい一本です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Lite | 月額$9 / 商品グループ2個まで、ブレンドレート1個 / 7日間の無料体験 |
| Standard | 月額$29 / 商品グループ5個まで、ブレンドレート2個 / 7日間の無料体験 |
| Pro | 月額$59 / 商品グループ20個まで、顧客タグによる切り替えなど / 7日間の無料体験 |
| Unlimited | 月額$99 / 無制限 / 7日間の無料体験 |
Shipping Rates & Rule - Shipfy

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Shipping Rates & Rule - Shipfy |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$3.99から) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | カートのカスタマイズ、チェックアウト - その他 |
| 主な機能 | 送料の並び替え・リネーム・非表示 / 顧客タグによる特別送料 / B2B顧客向け送料 / POボックスアドレスのブロック / 曜日・時間・日付によるスケジュール |
5基準での評価
価格の起点が月額$3.99と今回の中でも最安水準で、チェックアウト最適化に強みを持ちます。送料の並び替え・リネーム・条件付き非表示に加え、顧客タグやB2B顧客向けの特別送料設定にも対応します。「Built for Shopify」認定済みです。
条件分岐にスケジュール軸を持つのが特徴で、曜日・時間帯・特定日付で送料を変動させたり、週末配送や当日配送に追加料金を設定したりできます。POボックスアドレスへの配送ブロックも可能です。配送業者の実レート連携を主目的とはしませんが、B2Bと一般顧客で送料を分けたい店舗には便利です。日本語UIには非対応ですが、開発ストアでは無料で全機能を検証できます。送料計算そのものよりチェックアウトの送料体験を整えたい店舗に向いた一本です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Development Store | 無料 / 開発ストア向け、全機能利用可能 |
| Basic | 月額$3.99 / ルール2個まで / 7日間の無料体験 |
| Advanced | 月額$5.99 / ルール5個まで、複数条件対応 / 7日間の無料体験 |
| Premium | 月額$9.99 / カート属性、メタフィールド条件対応 / 7日間の無料体験 |
Shipping Rates Calculator Plus

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Shipping Rates Calculator Plus |
| 価格 | 月額$4.99(30日間の無料体験あり) |
| 言語 | 英語、スペイン語、フランス語、オランダ語、ドイツ語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル) |
| カテゴリー | 配送料、カートのカスタマイズ |
| 主な機能 | カート内でのリアルタイム送料表示 / ジオロケーション対応 / 配送業者連携(USPS、FedEx、UPS、Canada Post) / 送料無料バー / マルチカレンシー対応 |
5基準での評価
冒頭で触れた「カート段階での送料事前表示」を、ほぼそのまま目的にしたアプリです。チェックアウトに進む前のショッピングカートでリアルタイム送料を表示できるため、離脱率を約17%下げるという前述のデータを実装しやすい設計になっています。
ジオロケーション機能で顧客の位置情報から自動的に送料を計算し、郵便番号入力でさらに正確なレートを提示できます。USPS・FedEx・UPS・Canada Postと連携し、配送業者連携の基準も満たします。10言語に対応しマルチカレンシーも備えるため、グローバル展開する店舗にも適します。送料無料バー機能も内蔵し、客単価向上にも寄与します。価格は月額$4.99(年払いで17%お得)と手頃で、30日間の無料体験が付きます。日本語UIには非対応ですが、「カート離脱を数字で減らしたい」という目的が明確な店舗に最初に勧めたい一本です。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| Professional | 月額$4.99(または年額$49.90で17%お得) / 30日間の無料体験 / 全機能利用可能 |
Free Shipping Discounts - SC

アプリ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Free Shipping Discounts - SC |
| 価格 | 無料プランあり(有料プランは月額$4.99) |
| 言語 | 英語 |
| カテゴリー | 配送料、ディスカウント |
| 主な機能 | カスタマイズ可能な送料割引 / 名前または配送タイプによる割引適用 / 固定価格・パーセンテージオフ・金額オフ / スケジュール割引 |
5基準での評価
送料割引を戦略的に出したい店舗向けのアプリで、「Built for Shopify」認定済みです。固定価格(送料を一定額に設定)、パーセンテージオフ(送料を一定割合で割引)、金額オフ(送料から一定額を引く)の3方式から選べます。
時間ベースのスケジュール割引にも対応するため、期間限定の送料無料キャンペーンを手早く実施できます。条件分岐は配送名・配送タイプ・スケジュール軸が中心で、計算アプリで組んだ送料の上に「割引」を重ねる役割です。価格は無料プランから始められ、有料も月額$4.99(年払いで20%お得)と手頃。配送業者連携はなく日本語UIには非対応ですが、開発ストアで無料検証できます。冒頭のカート離脱データを踏まえると、送料を「割り引いて見せる」施策は離脱抑制に直結します。送料を販促の武器として使いたい店舗におすすめです。
料金プラン
| プラン名 | 内容 |
|---|---|
| DEVELOPMENT STORE | 無料 / 開発ストア向け、全機能利用可能 |
| Standard | 月額$4.99(または年額$47.88で20%お得) / 7日間の無料体験 / 全機能利用可能 |
目的別のおすすめと、導入前のチェックポイント
ここまで13本を5基準で見てきました。最後に、自店舗の状況からアプリを逆引きできるよう整理します。
- 標準の送料設定では郵便番号・離島で詰まっている: Shipping Rates Rules & Zones、DS Shipping Rates Zip Distance、ShipX
- 越境EC・国際配送が主体: Easyship、Shipping Rates Calculator Plus、ShipMagic
- 配達日時指定が売上を左右する(生鮮・贈答): ShipZip、Shipfy
- POD・オリジナルグッズ販売: Advanced Shipping Rules
- 送料の表示順や見せ方だけ整えたい(低コスト): Shipping Rate Power Toy、ETP Sort Hide Shipping Rates
- 客単価とリピーターを伸ばす送料インセンティブ: シンプル送料無料バー、シンプルVIP送料割引
その中でも、送料施策の入口として最初に試したい一本はシンプル送料無料バー|あといくらで送料無料表示です。理由は明確で、カート離脱の最大要因が「送料の高さ」である以上、送料の自動計算と並行して「あといくらで送料無料になるか」を顧客に見せることが、投資対効果のもっとも読みやすい施策だからです。月額$4.89・20言語対応・ノーコード導入と導入ハードルも低く、他の送料計算アプリと組み合わせることで送料プロモーションの効果を底上げできます。
導入前には、次の3点を確認しておくと失敗を避けられます。
- 自店舗の送料は「都道府県まで」で足りるのか、「郵便番号・離島・クール便」まで必要なのかを先に切り分ける
- CCSのリアルタイムレートを使う場合は、自社のShopifyプランがCCSに対応しているか(Grow相当は追加課金が必要な場合あり)を確認する
- アプリがレートを返せないケースに備え、バックアップレート(代替送料)を必ず設定しておく
送料設定は、一度組めば終わりではなく、配送業者の料金改定や扱う商材の変化に合わせて見直していく運用が前提です。まず自店舗の送料体系を棚卸しし、5基準のどこを重視するかを決めてから、無料プランやテストモードで検証してみてください。適切な送料の自動計算は、カート離脱の抑制と客単価向上の両面で確かな効果を生みます。








